思弁的実在論

加速主義とは

久々に現代思想を購入しました。特集は加速主義−資本主義の疾走、未来への<脱出>とのことで、最近日本でも書籍化されている暗黒啓蒙や、加速主義、急進的な右派っぽい思想が取り上げられております。テクノロジーと資本主義の組み合わさった先に見るものがこんなにも違うのか、という驚きがあります。

現代思想 2019年6月号 特集=加速主義 -資本主義の疾走、未来への〈脱出〉-
ムック – 2019/5/27

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関係がうまれる瞬間の手ざわりを拾いあつめること(松家仁之『光の犬』/第6回河合隼雄物語賞)

「神が『光あれ』と言ったのはなぜかしら」

「……どうしたの急に?」

「地は形がなく、ガランとしていた―というのも、宇宙の誕生の話みたいに聞こえる。いきなりそこから始まるのはなぜなの」(一八六頁)

 この小説で問われるのは、因果性への懐疑よりも根本的な、あらゆる物の相互関係である。自然と文化、モノと人間が分かたれる前の情景であり、カントの「コペルニクス的転回」よりも前に遡る試みが、高解像度の手

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モノたちの宇宙/スティーヴン・シャヴィロ

僕らの生きる世界はさまざまなモノが複合的に重なりあって構成されている。

それは家やスマホや衣服や食物やペットや水や空気のような物理的なモノだけではない。家族や企業や部活や学会や議会などのさまざまなコミュニティや組織のようなものもあれば、法律や学問分野や、数字や言葉や通貨などの物理的な形をもたない概念やしくみもモノといえる。美術作品や音楽作品、料理の種類、あるいは、さまざまな素材や部品などの人工的

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自分の外で考える(あるいは東山魁夷展)

"カントにはいささか申し訳ないが、ぼくらは自分自身の思考の外で思考しなければならない"
-スティーブン・シャヴィロ『モノたちの宇宙 思弁的実在論とは』より

社会のためになることをする。
Social Goodな考えがデフォルトになるにつれ、表面化してきた問題の1つとして、「何をGoodと考えるか」には人それぞれ大きな違いがあり、その違いがそれぞれ良いことをなそうとする者同士の間でGoodとは程遠

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有限性の後で/カンタン・メイヤスー

しばらく前から続いてる新しい哲学書を読み進める私的プロジェクト。
新たに読み終えたのは、思弁的実在論(Speculative realism)の地平を開いたカンタン・メイヤスーの『有限性の後で』だ。

2006年に書かれたメイヤスーの処女作である本書では、カント以降の哲学が、「相関主義[correlationisme]」に支配されているとされ、それとは異なるあり方として思弁的実在論が提唱されている

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将来何になりたいの?

「将来何になりたいの?」「将来何になるの?」

大学生活も3年目を迎え、私がよく聞かれる質問だ。この質問をされると、いつも言葉が詰まって曖昧なことしか言えない。

例えば、僕は「自らのアイデアや企画で飯が食えるようになりたい。」とは思っている。しかし、それはなりたいものではないし、あまりにも抽象的すぎる。

作家になりたい、ジャーナリストになりたい、クリエイターになりたい。というのもどこか違う。そ

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いつも駄文を読んでいただき本当にありがとうございます。。
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映画、万引き家族、是枝裕和監督を観て(中ザワヒデキの前時代的思考に物申す。)

中ザワヒデキの人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)から、
強制排除されまして、
凄い気分が悪いなぁと思っていたので、
気分転換に昨日は大阪・難波に遊びに行ってきましたwww

その前になぜ僕が中ザワヒデキの、
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)から、
排除されたの?
ってみなさん疑問に思うでしょうが、
私自身もよくわかりません。
ただあるコメントが原因の様ですが、
それが僕を排除する理由になり得

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中ザワヒデキの中ザワヒデキによる中ザワヒデキのための人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)私を強制排除した中ザワヒデキ

皆様どうも〜!!!
現在夜中なのですが、
急遽文章を書くことになりました。

それはなぜか?
中ザワヒデキという作家が作っている、
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)、
そのFacebookにおいて、
中ザワヒデキが気に食わない、
その様な理由だけで、
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)、
そのFacebookグループから強制排除されました。

その後メッセージで抗議した内容と、
返信がこちら

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情報一元論としての芸術、美術、美学。(世界は情報である)

先日、
2018年6月24日(日曜日)に、
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)、
第19回が行われた様で、

その後の議論などを眺めていて、
私も現在議論されている、
心身二元論、心脳二元論。
心身一元論、心脳一元論。

これに対して
私なりの立場を表明しておこうと思い、
今回この文章を書かせていただきます。

今までの私の言説などを、
読んでこられた方は、
なんとなく私の考えを理解している?

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誰にも理解できない事、自分にしかできない事って、実は一番難しいって話(当たり前を疑う力)

私も芸歴が20年を超えまして、
まだまだアート界では若手?
そんなこたぁ〜ないwww
まぁ色々と経験してきて、
一番思うことが、
誰にも理解できない事、
自分にしかできない事、
それらを行う事が、
実は非常に難しいという現実です。

例えばアートだったら、
一般の人なら、
奇抜で奇天烈な事をしていれば、
なんとなくアーティストだって、
イメージを持つわけです。

私はそんなステレオタイプな、
アー

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