THE KISS

夜行バスに乗って朝一のウィーンに着く。LUXとは大違いな劣悪バスで全然眠れていない。着いただけ良しとする。ガイドブックもなくGoogleがうまく繋がらない。ここは一体どこなんだ。

やっとこさネットをつなぎ、トラムに乗ってみたら乗り換えに失敗し、朝から場末のカフェで気持ちを立て直す。人生でこんなにうまく事が運ばないことも珍しい体験。もっと気分の上がるカフェにすればよかったけれど、今となってはあの田

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誰でも実践できる!簡単な友達の作り方!

お前ら人間ども、僕はウヨホです。

いきなりだが、人類と「トモダチ」の間に存在する障壁はただひとつ。価値観の違い。それに口内炎。

友達の少ない人間は誰一人として例外なく口内炎に悩まされている。「別に口内炎ないのに友だち少ないんですけど」と思ったそこの君、いま一度指の先からお尻の穴までじっくりと調べてほしい。必ずどこかに口内炎が存在するはずだ。私は一度右足の土踏まずに口内炎ができた。

さて、口

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【映画】現代日本映画のメインストリーム

近年、多くの日本映画が海外の国際映画祭に出品され、高い評価を受けています。青山真治、黒沢清、万田邦敏は、国内外から高い評価を受ける、現代日本映画を語るのに欠かせない監督陣です。

このnoteでは、青山真治監督『Helpless』、黒沢清監督『CURE』、万田邦敏監督『接吻』を比較分析し、現代日本映画の共通点について論じていきたいと思います。

1. 映画監督

 ① 経歴

まずは青山真治、黒沢

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週刊ヲノサトル vol.40 (2019.7.1-7.7)

/情報量と適当さ
/ディスカウントストアのパルクール
/大学という屋台村
/クレイジー・リッチ、教養としての麻雀
/ワインの価格と味
/新聞記者
/プノンペンの8時間
/スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
/Tシャツの返り血
/TANABATA-SAMA(ダウンロード音源)

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ありがとうございます! 更新のモチベーションが上がりますっ
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【映画】万田邦敏『接吻』における肉と言葉の無力

『接吻』は、万田邦敏監督による 2008 年公開の日本映画です。本作品は、二種類の「絶望」が起点となって始まります。

『接吻』

1. 肉と言葉の無力

一つは、「肉に対する言葉の無力」です。これは、言葉で肉は変えられないことを意味します。

例えば、マルクス、エンゲルスの資本論が例としてあげられます。彼らはその著書の中で共産主義を唱えましたが、現実にはほとんどの国家が資本主義を採用している、と

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クリムト「接吻」

クリムト展が絶賛開催中なので、いたるところでクリムトの「接吻」の絵を見かける。

この絵には思い出がある。学生時代お付き合いしていた女性がこの絵が好きで、クリスマスに額装したポスターをプレゼントしたことがあったのだ。

ただ結構でかいポスターだったので、デートの最中ずっと持ち歩く羽目になって大変だった。若気の至りだなあ。

そういう話をしたいんじゃなかった。

当時はこの絵を「ロマンティックな、情

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長く甘い口づけを交わす

接吻 -kiss-【ORIGINAL LOVE】

今回は原曲である【ORIGINAL LOVE】さんの【接吻】。
この曲は聴いたことはあったのですが
この間、蔦屋でアレンジを聴いた時に気になったので
原曲について調べて聴いてみたところとても素敵だったので記録します。

(この曲を男性が歌ってたら素敵。。。女性が歌っても上品で絶対素敵。。。)

chiko Twitter(@manager_ccc

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「ヌード展」横浜美術館

横浜美術館のヌード展いってきた

ロダンの接吻

ここは撮影OK

ダイナミックで皮膚の表現が素晴らしかった

角度によっても印象が変わる

白くて神々しくて綺麗なんだけど

この二人は不倫で

男性が女性に手を回していないのは

躊躇いの気持ちがあるからなんだそう

男性の葛藤と優しさを感じる

抱き締めないのも愛かもしれない

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THE NEVER LAND

若く暗い時代。
「ネバーランド」と聞くと
私の脳裏には何故か【ラブホテル】が浮かんだ。

【ファッションホテル】ではない。
【レジャーホテル】でもない。

他の呼び名は知らないが、
そういう新しいものではなくて、【ラブホテル】

そう。
赤く重いカーテン。
丸い回転するベッド。
ところどころシミのあるワインレッドのカーペット。
やけに乾燥して鼻と喉に痛い空気。

ほら。始まった想像の中で私は
バス

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