木霊

妖怪インタビュー~第10回こだま編~

こんにちは。妖怪愛好家の水野ヤクトです。

本日は第10回目ということで我が家にお住いの木霊(こだま)さんにインタビューさせていただきます。

この木霊さんですが、みなさまのイメージでは、スタジオジブリ様制作の「もののけ姫」の作中に出てくる木霊さんのイメージが強いのではないでしょうか?

そのイメージ通りといってはなんですが、我が家の木霊さんたちも息子といっしょに愛媛県の南部に旅行に行って、深い深

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色々あったけど楽しかったぜ。おれの冒険はここまでだぜ!!メガンテ!!
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木霊

私は木霊

深い深い山の奥

誰かを待ち続ける

そして

いつか

ここへ来た時のように

人間に戻り

山を下る

それが私の夢

ここに私をおいて

遠ざかるあいつの後ろ姿を

今でもはっきりと憶えている

あいつの呼ぶ声に誘われ

山を分け入ったのは

愚かな私

百年が過ぎ去り

そしてまた百年

いくら待っても

声は聞こえない

淋しさに耐え切れず

声を涸らし呼び続けた日々

自由

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第二回真夏のホラー作品特集
箸休め企画第二弾。ツイッターでリクエストを取り選ばれたものをラジオにしました。

色々外の雑音が入ってます。ご了承ください。

※なお、ラジオ内で黒沢監督の「奴らは今夜もやってきた」のDVDは出ていないと言ってますが、出ていました。訂正しておきます。

尚、ブログでのレビューは↓
<ネタバレ注意>映画「トイレの花子さん」(1995年)※リメイク版ではありません。
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木のぱわー!

引越し準備中の読書の捗ること。ダンボール箱の前で、つんどくのまま眠っていた文庫本をぱらぱらと捲れば、色々見つけてしまうよね。いま、幸田文さんの『雀の手帖』を読み始めてしまった。

木には声のある木とない木とある。声といっても木がひとりで声を出すのではない。風が来て木に声を出させる、と言ったらいいだろうか。誰でもいちばん知っているのは松の木の声。松は針のような細い葉がむらがっているのだが、この針

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木霊言霊

”秋の夜の言葉九重木霊せり”

”言の波は満潮の刻に至り入り心の巌覆ひ濡らしむ”

昨夜は言葉に、それらが伝える想いの波に夢中になって潜んでは浮かんでいた。誰とも知らない人の言葉なのに深く胸に沁み入る波。普段心を動かさないようにしていると、心が動いた時、その揺れは九重の木霊となって響きやまない。

【第243回】『木霊』(黒沢清/1998)

90年代後期の黒沢の作品は、短編においても明らかに水準が高い。私がその中でも特に推したいのはこの『木霊』である。今作は『廃校綺談』同様に、関西テレビの田中猛彦プロデューサーの紹介により、『学校の怪談G』の一編として制作された。第1話は前田晢、第3話は清水崇が監督を務め、黒沢は第2話の制作を担当した。

冒頭、トイレの磨りガラスをゆっくりと進んで行くシルエットが恐い。そこからゆっくりとカメラが後退し

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