現代工芸

現代工芸論 第20講 複製メディアと自然素材 ー「自然とどう向き合うか」

複製、アート、自然の関係の中で、新たな自然観の提示を試みます。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2

もっとみる

過去作品の紹介

最初の方は自分を知ってもらわないとなので、作品の紹介してから色んな話もしようかなと思います〜!

2015年の個展で、

この作品はざっくり言うと、色んな土地や人の関わりによって自分が出来ているという事を表現したものです。

全体の形のモチーフは山になっていて、落ちる影の形は、地図上で見る私の住んでる町の形になっています。

そして使用している糸は綿花なのですが、その綿花は自分が関わりのある土地で

もっとみる

壁面作品「記憶の先」シリーズの紹介

これが壁面作品の「記憶の先」シリーズの作品です。

銀細工のように輝いている漆と糸に、背景の黒は艶をあげる前の磨いたままマットな印象を持たせながら、その磨いたテクスチャーが見えて、二つの対比が美しい作品になっています。

緋の背景の方は少し変わり塗りを施した壁面になっています。

こちらが9月にホテルオークラ神戸でやったアートマルシェという展示の様子ですね!部屋に設置したらこんな風になるっていうイ

もっとみる

現代工芸論 第19講 複製メディアと自然素材 ー「複製メディアとは?」

現代アートの物質的な基盤は複製メディアであること、そして工芸との関係について解説します。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編

もっとみる

現代工芸論 第18講 「用の美」の新しい考え方ー「用の美の新たな提示」

ここでは特に日本文化の本質をなすものとしての「用の美」を語ります。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓

もっとみる

現代工芸論 第17講 「用の美」の新しい考え方ーこれまでの「用の美」

「用の美」という言葉は一般的にどのように受け止められているかを解説します。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版

もっとみる

現代工芸論 第16講 民藝思想はどう生かせるか「民衆と前衛(モダンアート)の関係を捉え直す」

民藝思想を現代にどう生かすかを考えるひとつの切り口として、「民衆」と「前衛(モダンアート)」の関係を捉え直してみます。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014

もっとみる

現代工芸論 第15講 民藝思想はどう生かせるか「民藝思想の発端・理念・退潮」

日本民藝館の紹介、民藝思想の発端の経緯、その理念、戦後は堕落したと言われる事柄について解説します。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(

もっとみる

現代工芸論 第14講 工芸の骨格は科学・工学「ガラスの創作を科学・工学の観点から捉える」

ガラス造形作家 狩野知宏氏をゲストに迎えて、その創作技法を科学・工学の観点から解説していただきます。
前半は研磨の技法、後半は新・物質観をテーマにして、インタビューしています。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年

もっとみる

現代工芸論 第13講 工芸の骨格は科学・工学「科学や工学の基本的な知識なしに工芸の制作はできない」

工芸の制作には科学や工学の基本的な知識が不可欠です。ただしここで言う「科学」とは、西洋の近代科学に限らず、日本の実践的科学としての「自然の合理」ということも含みます。

講師:笹山 央 (「かたち」主幹)
香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016

もっとみる