桜散る桜散る、でもここにいる
だいすきな「14歳の栞」が、また映画館で観られるらしい。このご時世なので個人的には再会が叶うかなんとも言い難いけれど、代わりにこの体験はぜひ読んでくださっているあなたにしてほしい。ということで、書き綴ることにした。
一言でいえば「或る中学2年生の3学期を追ったドキュメンタリー」である。良くも悪くも、ほんとうにそれだけ。特別なことは起きないし、大どんでん返しや派手な伏線回収がある訳でもない。ただ、クラスメイト35人の頭の中や笑顔の裏側をひょいと覗かせてもらっているだけにすぎな