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平野啓一郎|旅・食・日常

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気楽な旅の記録、美味しいものの話題、日々のよしなしごと、等々。
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#マチネの終わりに

久しぶりにバッティングセンターへ (2016/01/18)

久しぶりにバッティングセンターへ (2016/01/18)

『マチネの終わりに』連載による昨年一年間の運動不足を解消すべく、
久しぶりにバッティングセンターとジムのハシゴ。

今季第1号のホームラン!

こっちは通算(笑)

ジムのプールでヘトヘトになって、
コースロープに寄り掛かって休憩してたところ、
監視のお姉さんに、

「スミマセンが、コースロープに体重をかけないでください。」と叱られた。。。

———
小説『マチネの終わりに』
はじめからお読みにな

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クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園へ【2】(2016/01/06)

クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園へ【2】(2016/01/06)



僕は、もっと気軽な場所だと思ってたので、
モードっぽい普段着で行って、
かなり浮いてました。。。

カナダ人の同行した観光客なんかは、かなり本格的なハイキング用の格好でした。

FaceBookにここで見た滝の動画をたくさんアップしているので、
よかったらどうぞ

夜は一人フレンチでフォアグラ。

クロアチアは物価が安いので、
パリなんかの三つ星ホテルくらいの料金で、
五つ星ホテルの贅沢な滞在

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移動とゲラ

移動とゲラ

昨日は福岡、今日は三重で講演なので、
新幹線で『マチネの終わりに』のゲラの見直し、してます。

去年、あまりに忙しかったせいで、
2つ、できるようになったことがあります。

1つは、6枚以内のエッセイの原稿なら、
歩いたり電車に乗ったりしている時間に、
頭の中でほぼ完成させられるようになったこと。

あとは、家に帰って急いでパソコンで書くだけです。
身辺雑記的な話だけでなく、けっこう難しい本の書評

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クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園へ (2016/01/05)

クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園へ (2016/01/05)

ザグレブは、2日掛けてじっくり見る予定だったのですが、
あっという間に見終わってしまい、
残りの1日は、エクスカーションとして、
車で三時間ほどの場所にあるプリトヴィッツェ湖群国立公園へ。

往路に立ち寄った景勝地。

いよいよ、国立公園へ。

下準備もなく行ったのですが、とにかくその巨大さに唖然。

四時間がかりで、山道をかなり足早にハイキングしても、
全貌は掴めない感じでした。

とにかく、滝

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クロアチア ザグレブへ (2016/01/04)

クロアチア ザグレブへ (2016/01/04)

さて、ここからはクロアチア篇です。

まずは首都のザグレブ。

聖母マリア被昇天大聖堂。

何度も建て替えられて、今は19世紀末のネオゴシック様式に落ち着いています。
かなりのもの。

磔刑の場面で、一緒に刑に処せられた二人も。
絵はよくあるけれど、彫刻は珍しい。

悪そうな鶏カップル、発見!

世界中の失恋の思い出の品を文章とともにあつめている「失恋博物館」。
かなりおもしろかった。

こちらは

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ベオグラードへ行ってきました! 【3】(2016/01/03)

ベオグラードへ行ってきました! 【3】(2016/01/03)

引き続き、ブックフェア。かなりの規模です。

日本文学。

ドストエフスキー。肖像画でわかった。

川縁の船上レストランで昼食。

こちらでよく飲まれている炭酸水。

僕のチラシ。「ハワイに捜しに来た男」のセルビア語訳も載ってます。

スープ。おいしかった!

バットマン。。。

コスプレ大会があったのですが、意外と、日本関連のキャラは少なかった。

夜は社会主義時代からあるという、古い洒落たレ

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ベオグラードへ行ってきました! 【2】(2015/12/30)

ベオグラードへ行ってきました! 【2】(2015/12/30)

こちらは、街中のアパートの数々。

建築に興味のある人は、かなりオススメです。

これは、本を開いたところをイメージしたアパートなんだとか。わかります? 

ブックフェア。

(つづく)

———
小説『マチネの終わりに』
はじめからお読みになる方は
こちらからどうぞ
▶︎https://note.mu/hiranok/n/nfda5cd3368a1

ベオグラードへ行ってきました!(2015/12/29)

ベオグラードへ行ってきました!(2015/12/29)

こんにちは。

やや滞りがちで、スミマセン。



毎日新聞朝刊で連載していた『マチネの終わりに』をようやく脱稿し、
少し、11月に行ったセルビア~クロアチア旅行の写真をざっと見てもらおうと思います。

ベオグラードで催された
ブックフェアに招待されたんですが、
『マチネの終わりに』のヒロインの父親も
旧ユーゴスラヴィア人なので、
僕にとっては願ったり叶ったりでした。

ベオグラードは、建築が面

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『マチネの終わりに』連載中だったときの打ち合わせ風景(2015/11/20)

『マチネの終わりに』連載中だったときの打ち合わせ風景(2015/11/20)

毎日新聞やnote、cakesで連載中だった
長編小説『マチネの終わりに』

10月ごろの打ち合わせの様子です。

1、2週間に1回ほど編集者と
打ち合わせしていました。

物語をはじめからお読みになる方は
こちらからどうぞ

▶︎https://note.mu/hiranok/n/nfda5cd3368a1

『マチネの終わりに』第八章へ

『マチネの終わりに』第八章へ

こんにちは。

いつもご愛読、ありがとうございます。

『マチネの終わりに』の連載、当初の予定よりもやや延長されていますが、第八章に突入し、いよいよ大詰めに向かっています。ここまでずっと、読み続けて下さっている皆さんには、本当に励まされています。

この小説は、何かと気が滅入ることの多い昨今、せめて束の間、美しい物語の世界に浸る時間を作りたいと考えて構想したのですが、パリの凄惨な事件を受けて、ます

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「表現者ノマド~マチネの終わりに~」大空 祐飛 ×平野 啓一郎

「表現者ノマド~マチネの終わりに~」大空 祐飛 ×平野 啓一郎

大空 祐飛さんと平野 啓一郎が対談します。
下記がイベント詳細です。(スタッフ)

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朝日カルチャーセンター 表現者ノマドシリーズ第四弾決定!

「表現者ノマド~マチネの終わりに~」

 元宝塚歌劇団宙組トップスターの大空祐飛さんが、さまざまな分野で活躍中の表現者と語り合う「表現者ノマド」シリーズ。

 第四回のゲストは小説家の平野啓一郎さん。小説創作の裏側とは? 毎

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ハンガリー南部の第五の都市、ペーチに来ています (2015/9/26)

ハンガリー南部の第五の都市、ペーチに来ています (2015/9/26)

ペーチに来ています。

クロアチアとの国境に近い、ハンガリー南部の第五の都市。
古い美しい町ですが、学生が多く、活気があります。

ミシナ山のテレビ塔から町を見下ろすとこんな感じ。

その後、街中を散策。

国立劇場

19世紀末の建物で、決して大きくはないですが、美しいです。

トルコ風呂の遺跡。テルマエ・ロマエ的な。

…… 丁度、ペーチの日というお祭りの日で、なぜか、サンバ・カーニヴァルに遭

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『透明な迷宮』の舞台 ブタベストへ (2015/9/22)

『透明な迷宮』の舞台 ブタベストへ (2015/9/22)

翌日はブダペスト観光。鎖橋から王宮の丘まで。
短編小説「透明な迷宮」の舞台です。

ブダペストには、以前に一度、
冬に来たことがあるのですが、

その時の記憶と、
自分が書いた小説の世界とが、
目の前の風景と重なって、
ふしぎな体験でした。

岡田というあの小説の主人公が、
独りでふらふらその辺を歩いていそうな感じがしました。

王宮の丘に上るためのケーブルカー。

ケーブルカーの駅。洒落てます

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瀬戸内寂聴さんにインタヴュー。その後、祇園「ゆたか」へ (2015/7/30)

瀬戸内寂聴さんにインタヴュー。その後、祇園「ゆたか」へ (2015/7/30)

京都造形芸術大学で、
飯田橋文学会による「現代作家アーカイヴ」企画第三回目として、
瀬戸内寂聴さんにインタヴューしてきました。

『夏の終り』、『美は乱調にあり/諧調は偽りなり』、『源氏物語 現代語訳』と、代表作を三作選んでいただき、それらを柱としつつ、キャリアの全般にわたってお話を伺いました。

いずれ、飯田橋文学会のHPにも動画をアップしますので、どうぞ、お楽しみに!

そのあと、祇園の「ゆた

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