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52日目 ジェンツーペンギン
世界で3番目に大きいペンギン。
3番目と言うのは、1番目と2番目がめちゃ有名だから。コウテイペンギン、オウサマペンギンに次いでということ。
でも一番泳ぐのが速いペンギンであるし、みなさんが想像するペンギンらしい黄色い足を持つ唯一のペンギンでもある。
(ペンギンの足=黄色のテンプレはどこから…?)
「ジェンツー」とは、ヒンドゥーという言葉がまだないインドでムスリム(イスラム教徒)と区別して使われ
51日目 サバンナセンザンコウ
フリー画像を入手する方法をいまごろ。
鱗に覆われた不思議な哺乳類。今でも中国やアジアでは、この鱗は秘薬として、肉は食料として狩猟対象となっています。
大きく東南アジアとアフリカに分布するグループがいますが、そういった理由からか東南アジアに分布するグループは特に絶滅の危機に瀕しています。
ファンタジーの世界から出てきたような、鱗に覆われた哺乳類です。アルマジロ好きのわたしとしてはなかなか、共通的
50日目 ビワコオオナマズ
日本三大怪魚です。
アカメ、イトウ、ビワコオオナマズです。
アカメやイトウもそりゃでかい魚なんですが、オオナマズってぇと、"怪"魚感が一番ありますよね。
最大120センチ、20キロという怪魚にふさわしい出で立ち。
琵琶湖生態系の頂点に君臨する怪魚で、外来種ブラックバスの成体を食べることができる唯一の存在だそうです。
ビワコオオナマズさんは、
なまず組(ナマズ科)
お友達は、
パービャウさん
49日目 ニホンスッポン
昔、どんな動物も専門家がいて、その動物のことは何でも知っていると思っていたことがあります。(この時に思い出すのは何故かキングコブラ。)
大学で論文に触れてわかったのは、この世の様々なことについてなんにもわかってないことばかりということ。
ニホンスッポンは昔は大陸由来のPelodiscus sinensisと同一種だと思われていました。2023年に、大陸由来のsinensisとは別種と分類され、
48日目 ワライカワセミ
ワライカワセミに話すなよ。
で、妙に日本人に馴染みがある?かもしれない。
カワセミと比べるとかなり体が大きく、カワセミ科でも最大とのこと。ウィキペディアには、カラスとハトの中間の大きさと書いてあって妙に納得したサイズ感。こういうの大事。
白っぽい体に茶色い羽をしていて地味ですが、やはり名前にもある鳴き声ですかね。一回聞いた気がするのですが、笑ってるなぁというより、ギョッとした記憶があります。
47日目 トラフカラッパ
あ、前回"トラフ"ザメだった。意識していなかった。
名前だけではわかりにくいですが、蟹です。暖かい海の浅瀬に暮らすカニで、名前は学名Calappaから。意味はインドネシア?の言葉で椰子の実だそうです。体が丸みを帯びており、そこから取られたそうです。
まるっとした体ももちろんいいんですが個人的にはハサミが体とぴったりしまえる感じが推しポイントですね。変形ロボットとかに通じるような。
トラフカラッ
46日目 トラフザメ
マレーシアで買ってきたぬいぐるみ、実在しない形模様なんだけど、強いて言うならトラフザメ、ということで娘に教えたらすごい気に入ってた当時。
トラフザメの姿形は、形は小さめのジンベエザメといったところ、同じテンジクザメ目です。トラフというよりはチーターのような斑点のある皮膚、おとなしめな性格で、サメとは言うものの人を襲うことはなく、多くの水族館で飼育されている他、浅いサンゴ礁で暮らしており、ダイビン
45日目 ケープハイラックス
あけましておめでとうございます。
ハイラックスとはなんぞやと言われたら、近い仲間はゾウ。でも学名は、pro(以前の=祖先)cavia(テンジクネズミ(モルモットの仲間))で、テンジクネズミの祖先という意味。和名というか、別名イワダヌキ…。
どんなケモノかと思ってしまいそうですが、パッと見、確かにモルモット。小型の哺乳類です。
イワダヌキの名前や、別名ロックハイラックスのように、岩場に住んでい
44日目 ジャノメコオリウオ
寒いのか、寒くないのか、とりあえず年末年始は少し寒さは和らぎそうかな?
南極の魚といえば、コオリウオ。透明の血液を持つことでも有名ですね。ヘモグロビンを持たない(一部少し持っている種もあるみたいですが基本的に進化の残骸のようなものでほぼ使ってないようです。)唯一の脊椎動物です。南極の冷たい水は酸素に富んでいることからできる芸当だそうですが、ヘモグロビンがない方がラクチンかというと、そうでもないそ
43日目 アオダイショウ
じいちゃんちの隣に、立派な古い建物があって、亡き母が、「ここにはヌシとして、屋根裏に大きなアオダイショウが住んでる、って言われてたのよ」って言ってました。
昔は、ネズミを追って家に住み着くこともあったらしい。ネズミを食べてくれるので、益獣という位置づけにされることもあったとか。日本最大の身近なヘビです。とはいっても、最大2㍍ですが。それでも見たら驚くでしょうね、身近な爬虫類、カッコいいぞ!
ア
42日目 キレンジャク
師走ご多分に漏れず、ばたばた。
季節性の忙しさじゃないんだけどな。
憧れの鳥、とまではいかないかもしれないけど、こんなのが身近にいるんだなと思った、小学生時分。
漫画みたいな配色の鮮やかな羽。
名前もカッコいいやない。キレンジャーみたいだけど。ヒレンジャク(緋)もいるとかも、レンジャー感を助長してる。
日本には越冬のためにやって来ます。住んでるのは北半球寒帯地域で、針葉樹林で繁殖するとのこと。
41日目 イリエワニ
子供の図鑑でどこに住んでいて、海をも渡るワニだと知る。
インド東部から、東南アジア、オーストラリア北部に分布している。その図鑑ではオーストラリアのワニだと紹介されていたけど、オーストラリアにやってきたのは最近だと(言うて数百年オーダー?)言う説も。
英名ではsaltwater crocodileなので、そのまんま。汽水域に住み、海流に乗って移動することができ、日本でも八丈島などで見つかったことも
40日目 ツキノワグマ
悪目立ちしてしまっていますが。
報道のあり方とかは、まあしょうがないですね。
こんな大型哺乳類が日本に住んでいることを誇らしく思います。大型哺乳類が生息する自然があることを。
動物園にもいたりいなかったりですが、見ると体は思ったより小さく見えるかもしれません。モフモフで胸の三日月模様がなかなかどうしてカワイイやつです。
ツキノワグマさんは、
くま組(クマ科)
お友達は、
ジャイアントパンダさ
39日目 グレビーシマウマ
シマウマって、身近な動物園はみんなグレービーだった記憶があります。他にはハートマンヤマシマウマを上野で、他の動物園でグラントシマウマを見た気がする。
と書いたところで、正確にはグレビー(grevy)なのか、失敬。グレビーシマウマはシマウマの仲間の中で最大です。最大体高は300㌢にもなります。他のシマウマに比べて縞が細いのが特徴です。
シマウマさんは、
うま組(ウマ科)
お友達は、(すべてウマ属
38日目 インドサイ
現生しているサイはどれも好き。
インドサイはアジアに住むサイ。
サバンナが背景のクロサイ、シロサイもいいけど、密林、沼地が背景のインドサイ、スマトラサイ、ジャワサイはまた違う趣があって、ワクワクします。
学名のRhinoceros unicornisが、示すように、クロサイやシロサイと異なり角は一本です。
インドサイさんは、
サイ組(サイ科)
お友達は、
シロサイさん(シロサイ属:1種)
クロ
37日目 ゴールデンターキン
確か初めてみたのはズーラシアだったはず。金色で、茶色に汚れていました。ずんぐりむっくりしたヤギの仲間です。
ゴールデンターキンは、ターキンの亜種という位置づけになるようです。
中国、ブータンの標高1500〜3600㍍という高地に生息しています。初めて生息数が調査された1980年代頃には20000頭強生息していたものの、乱獲や生息地の開発などで数を減らし、2000年代初頭には5700頭程度まで落ち