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新人クリエイターの「お金を払ってもらえない問題」に、私はこう立ち向かった

新人クリエイターの「お金を払ってもらえない問題」に、私はこう立ち向かった

【はじめに この記事を書こうと思った経緯】ありがたいことに、今はプロフィールに「脚本家」と書くことにためらいがなくなりましたが、デビューして間もない頃は「駆け出しの脚本家です」のような、言い訳がましい書き方しかできませんでした。
というのも、当時私がしていた仕事の多くは、脚本家ではなく、「プロットライター」としてのものだったからです。

プロットライターという言葉、多くの方にはなじみがないと思いま

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作者が語る、セカチュー現象。

作者が語る、セカチュー現象。

まえがき

経緯を書くと長くなるけど、そのまんま書きますね。

2005年当時、俺は福岡でフリーライターをやっていた。といってもそれまでの会社勤め(営業)をやめて、実績ゼロのまま突然そう名乗り始めただけなので、まあ実際は全然仕事がなかった。1年のうち、仕事してたのって実質3ヶ月くらいじゃないかな。四捨五入で無職。そういう状態が2年ほど続いていたわけです。

最初は「少しずつ実績を積んでいけばそのう

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異なり記念日

異なり記念日

いま、樹(いつき)さんとまなみは、仕事で一週間ほど家を空けている。屋久島で、ぼくの妹と自身で営むアジアンショップ「sipini」の仮出店をしているようだ。ぼくはとくに撮影の予定もなく、家にこもりながら、こまごました仕事を片づける日々が続いている。

だれもいない平屋は、がらんとしていて、広い。

すっぱだかになって、踊って、わなないて、でんぐりがえりをしても、反応はない。こんなに広かったっけなあ。

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新R25編集長が実践している「超こだわりのインタビュー記事作成術」

新R25編集長が実践している「超こだわりのインタビュー記事作成術」

「新R25」というWebメディアの編集長をしている渡辺と申します。

以前、イケダハヤトさん、はあちゅうさん、幻冬舎の箕輪さんと共同マガジンを運営していたことがありますが、個人としてはこの記事がnoteデビューとなります。

僕は編集者というキャリアを歩んでからまだ4年足らずではありますが、これまで異常な熱量とこだわりをもってインタビュー記事をつくってきたつもりです。

その結果光栄なことに、最近

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