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自炊とADHD治療の関係

こんにちは。

今日は自炊とADHDについて書きます。

しばらく自炊について語るのでご了承ください。


自炊の本来の意味は「食事を自分で作る事」です

それ以外には、紙の本や書類を自分でスキャンして取り込むことも「自炊」と呼びます。

2番目の意味はミニマリストの方が書類をスキャンして、スマホやタブレットで読む動画を見て知りました。

私は本は紙で読みたい派ですが、最近はKindleを入れたスマホで移動中や枕元で読むことも増えました。


電子書籍の良い所はかさばらない事ですが、欠点は視力が下がること。特にスマホを長時間見た後に視線を外すと周りがかすんで見えます。

新しい本棚を導入したら、なるべく本は紙で読みたいです。


さて、本題の自炊の話に移ります。つまり自分で食べる分(または家族)の料理を自分で作る方ですね。

なぜ自炊をおすすめするかというと、1番はお金の節約になるからです。お金の余裕は心の余裕につながります。


まず、私が自炊を始めたのはここ数年。初めて1人でキッチンに立つようになったのは初1人暮らしをした頃です。

その頃は仕事も忙しく毎日疲れていたので、自炊と言っても米を炊く・生肉を買って焼く・冷凍食品をレンジで解凍して食べる程度です。

もはや自炊縄文原人。ですが、それまでは実家で親の料理を3食食べるか毎日外食・買い食い生活でした。


実際自分で米だけ炊いておかずはスーパーで買う程度の自炊でも、やってみると相当お金の節約になりました。

ピークにストレスが溜まって暴飲暴食していた頃は、毎日外食orスーパーで弁当や総菜買って食費だけで月7~8万円使っていました。

その他外出するたびに酒・お菓子・菓子パンなどを大量に買い込み、週末は居酒屋で嫌な事を忘れるまで飲んだりしました。


そこから米・パスタ・うどん等の主食は自前で用意(パスタは乾麺・うどんは冷凍5個入りのやつ)し、総菜だけスーパーで調達する生活に変えました。

すると、毎月の食費は4~5万円台まで下がりました。外出・買い物の回数も減ったことで無駄なものを買わなくなり、その分睡眠時間や自由時間に使えるようになりました。


この頃はまだ毎日帰宅するとヘトヘトだったので、おかずまで自分で作ろうという発想はゼロでした。

その代わり、周辺のスーパーを回って半額のお惣菜シールが貼られる時間を調べたり、特売日に買い物に行くようになりました。


24時間営業のスーパーはかなり遅くまで粘っても10%~20%引きのシールしか貼られないのでほとんど行きません。

21時で閉まる店は大体19:00~半額シールが貼られていきます。プロはその時間になるとどこからともなく集まってソワソワし始めます。


総菜を毎回半額で買うと、月の食費はさらに5000円~/月ほど節約できます。毎日500円の総菜を半額の250円で30日買ったら1月7500円浮きます

デメリットは、人気の総菜はほとんど売れ残らないので、唐揚げや餃子、トンカツなどはほとんど食べられないこと。


鶏の甘酢あんかけ?や乾いたお寿司や巻物、パッとしない弁当あたりが主食になります。(笑)

総菜や弁当はレンジで温めれば普通においしいですし、お寿司も半額なら乾いてても全然気にしません。ただ、その日の内に食べきるようにはしてました。


その他、意外とバカにならないのが飲料費、つまり飲み物です。最初はジュース・酒・エナジードリンクなど何でもありで買いまくってました。

エナジードリンクは大体1本200円弱するのですが、1日2~3本飲んでたのでそれだけで400~600円です。


これを1ヵ月続けると12000~18000円になります。年間だと14万~21万円に。これではお金は一生貯まりません

私はそれまで飲んでいたジュースたちと決別して、ダイソーで1Lの冷水筒を買ってきて麦茶を作るようになりました。

麦茶は54パック入りで300円もしません。1パックで2Lの麦茶を1回分作れます。水道水はタダみたいなものです。

これを作って冷蔵庫に入れます。慣れるとおいしいですし、カルキ(水道水の塩素くさい臭いの元)も時間とともに抜けてきます。


さらに水筒をドンキホーテで買ってきて、職場にも持っていくようになりました。これで月1万円以上節約できます。

ダイソーでも水筒は売ってます。が、試しに買ったらフタしても中身が漏れてしまったので、ちゃんとしたやつを買いました。


今はおしゃれで性能もいい水筒が2000円しないで手に入ります。私も1700円の水筒を3年使い倒しました。

水筒は使った日にきれいに洗って干さないとすぐカビが生えるので注意。


1人暮らし時代の自炊エピソードはこんな感じです。

結婚してからは料理が急に楽しくなり、ご飯を炊くのはもちろん、おかずや弁当、汁物まで全部自分で作るようになりました。


現在我が家の食費は自炊分だけだと月3万円切ってると思います。1人あたり月15000円。5年前の私が見たら卒倒しているでしょう。

浮いた食費の分は外食費に回したり、日用品や消耗品、ごほうびのデザート代なんかに使っています。


これで自炊による節約のメリットはご理解いただけたでしょうか。自炊する気がなくても、半額総菜は本当にお得なので狙ってみて下さい。

前置きが長くなりましたが、ここから自炊とADHDの関係についてです。


一言で言うと、自炊はADHDの改善に役立ったからおすすめしてみるよ、ということです。

別に論文とか科学的根拠は何もないのですが、ADHD当事者である私の経験知です。


具体的に何に役立ったかというと、マルチタスクのやり方・ワーキングメモリーの強化・自己肯定感の底上げ・生活スキルの向上あたり。

私はゲームが大好きなので、料理もゲーム感覚で楽しみながらやっています。


自炊のデメリットは手間と時間がかかることですが、毎日作っていると料理のレベルが上がっていきます。

何回も作っている料理は、レシピを見なくても大体の材料と分量、工程が分かるようになります敵の弱点、何の攻撃を何回当てれば倒せるか覚える感覚です。


その内複数の料理を同時に、かつレシピを見ないで作れるようになってきます。レアアイテム狙いでレイドボスを周回するイメージ。

グリルで魚を焼きながらみそ汁を火にかけ、冷凍ご飯を電子レンジに入れて解凍。その間に野菜炒めを作る、みたいなオペレーションができます。


これがネトゲなら味方に指示出し、敵の行動を先読みして強化魔法かけとく的な。

またはボスが子分A,Bを引き連れてやってきたとしましょう。攻撃パターンを見て回復を使う子分B、全体攻撃を使う子分Aの順に処理する、というのと同じです。


私は出来たて熱々の食事が好きなので、なるべくどの料理も冷めないようなタイミングで提供できるよう、日々勉強しています。

毎日自炊してると、魚が焼けるのが9分、パスタの茹で時間9分、ご飯の解凍2分30秒、みたいに料理ができるまでの時間も覚えられるようになります。


忘れそうな分はタイマーをかけておきます。敵が3ターン目に強力な攻撃をしてくるのが分かってたら2ターン目に防御、4ターン目に回復するのと一緒。

オンラインゲームなら/wait 60、<wait.60> /ac 回復 みたいに仕込んでおけばいいのです。グリルやレンジなどの自動調理器具はこれ。



食材の買い出しも毎回妻と2人で行くようにしています。これでどの食材が高騰したか、逆に何の野菜や魚が旬で安いかといった情報も仕入れることが出来ます。

モンハンで友達と狩りに行く時、事前に相手の弱点と攻撃属性チェックしますよね?相手に合わせて属性武器を用意、捕獲用の罠、弾、回復薬を買いだめします。


これらのように自炊するようになったおかげで、料理に関してそれなりに要領よくこなせるようになりました。

料理ができればお菓子作りもできますし、学んだ内容は勉強や仕事にも流用できます。1番良かったのは自己肯定感が上がったことかもしれません。


「やればできる」という成功体験を積むことで、新しい事にも積極的にチャレンジできるようになります

たかが自炊、されど自炊ということで、皆さんもぜひやってみてください。


それでは。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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