日本のシンボルで燻製した唯一無二の紅茶ってなに?🫖✨
みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。
お茶には産地ごとの味わいをシンプルに楽しむピュアティーだけでなく、なにかの香りをつけて無限の可能性を生み出すフレーバードティーと呼ばれるものがあります。
飛行機や車がない時代の中国では、荷馬車をつかって遠い場所へお茶の販売をおこなっていた際、茶葉の劣化を防ぐ手段としてジャスミンの花を使って着香し、それが今日に至るまで人気のフレーバードティーであるジャスミンティー誕生のきっかけといわれたり。
※諸説ありまくります。
英国のグレイ伯爵が愛して止まなかった中国の紅茶を模して作らせたのが、柑橘果実であるベルガモットで着香した紅茶であるアールグレイ誕生のきっかけといわれたり。
※諸説ありまくります。
香りを吸収しやすいという茶葉の特性を最大限ポジティブに利用したのが、お茶界における大発明
『フレーバードティー』なわけです。
お花を使って香りをつけた繊細で気品のある紅茶。
フルーツの香りをつけた魅惑的で甘みのある紅茶。
あるいはその2つの香りを融合させた独創的な紅茶。
………だけじゃないんです!!!
今回紹介したいのは燻製紅茶!!!
そう。スモーキーな紅茶です!!!
スモークしたチーズはうまい。
スモークしたベーコンもうまい。
スモークしたサカナもうまい。
ほんならスモークした紅茶もうまいに決まってます(暴論)
一般的に有名な燻製紅茶といえば、松の木で燻製した中国紅茶であるラプサンスーチョンですが。
※ノンフレーバーの正山小種があるという事は一旦置いておいて一般的に有名なという話です。
今回紹介したい紅茶は、松の木ではなく『桜の木』を使い、さらに使用する紅茶は『和紅茶』というまさに和製燻製紅茶です。
静岡線牧之原にあるカネロク松本園さんの
【燻製紅茶 桜 Smoked Black Tea Cherry Blossoms】
この紅茶。
茶葉がカッコイイんです!
茶葉がカッコイイってどーゆーことやねんと思われそうなんですけど、実際目にすると本当にカッコイイ!
初めて茶葉を見た時から抱き続けている感想です。
しっかり引き締まっていて、黒光りしている。
まるで鋼のような茶葉だなと思います。
茶葉からはほんのり甘みも感じさせながらも優しい燻香が感じられます。
【抽出方法 600ccの場合】
・茶葉 7.5g
・お湯 600cc
・温度 95℃
・時間 5分
これで抽出してみました!
これは本当にユニークです。
決して煙たいわけではなく、少し上品さすら感じさせるフローラルな薫香。
和紅茶の持つじんわり優しい甘み。
その優しい甘みと薫香が絶妙なバランスでマッチしており、個人的にはとても好きです。
紅茶のジャムを塗って、チーズを乗せたリッツやクラッカーと合わせるのが好きなのですが、家にリッツがなかったので今回は黒糖饅頭で!😂
これはこれで合いますよ。おいしいです。
それだけじゃなく、燻製紅茶は食事との相性もいいんですよね。
お肉料理とのペアリングもおすすめです。
あと意外に思われるかも知れませんが、水出しもおいしいんです!!
実際にお茶のイベントでカネロク松本園さんが出店されていた際の試飲は水出しでした。
そんでもって水出しおいしすぎて買っちゃった経緯があります…!
お茶はその時の体調や気分によって変えて飲むとより楽しいです。
数あるお茶の選択肢のひとつとして、燻製紅茶をぜひ試してみてください✨
ここまでご覧いただきありがとうございました!
それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしくださいませ。いろはでした!
オススメ記事はコチラ↓↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?