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#推薦図書
SFじゃなきゃ託せないこと #本棚をさらし合おう
「これからもずっと、何回も読んでいくだろうな」と思える本は、どれだろう。
わたしの場合、538冊を収録するKindleのバーチャル本棚を見渡してみても、そんな作品は多くない。そして、大事にしたい本は、国産SF小説に固まっていた。
「SF」と呼ばれるジャンルの境目はかなり曖昧ではあるけれど、現実と少し(またはかなり)違う世界設定を踏まえた近未来の物語を、かりにSFと呼ぼう。
なぜSFをわたしは
noteで出会った読書:『ベルリンは晴れているか』
深緑野分さんの直木賞候補作、『ベルリンは晴れているか』を読了した。とても面白くて、一週間ぐらい続けて一息に読んだ。
この本との出会いは、たぶんnote編集部のおすすめに入っていた、著者・深緑さんのこのnoteだ。これがなかったら、読まなかったかもしれない。
私は「現代の日本人が戦後のベルリンを」、真藤さんは「現代のヤマトが戦後のウチナーを」書いた。
自分が体験していないことに魅力と語るべき物語