イトウユウカ

照明/制作運営/役者/被写体/デザイン 劇団びにぃる所属

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マガジン

最近の記事

あたまのひきだし【~3/24】

「次どうなるの?」 組んだ相手とだから出来ること、やりたいことを提案してあげる。 ○○が来た・起きた!だとシーンや物事に対して"一緒に"関わることが難しいなあと思ったり。 主人公としての居方っていう話。 キャラクターにもよるんだけど、あまりにも作り上げてしまうとそれが壁となってどんなに相手からギフトを貰っても変化せずに終わってしまう可能性がある。 軸がブレる、というわけじゃなくてやわらかく。そこに居たいね。 // マイズナーをちょっと深めてみる週間。 一度触れ

    • あたまのひきだし【2/26~3/3】

      ・お客様目線だとR7やシバイエンジン →予約変更がしやすいから (キャンセル→再度予約する手順で予約変更できる) ・peatixに良い印象がある。 →私もとあるインプロショーの予約で毎月使わせていただいてます。 団体が新しくイベントを登録するとお知らせが来るように出来たり、他のpeatixで予約できるイベントが検索出来る=新規のお客様のチャンスが増える 自分の所属する劇団でも、冬に予定しているものでも チケットを予約する手間が一つのハードルとなって ご予約しよ

      • あたまのひきだし【2/19~2/25】

        「マイズナー」をよく耳にするようになったので 色々調べたりWS受けた方の感想見てたりして。 There is no judgement. 「どんな感情や反応も、ジャッジせず受け入れること」 いちばんストンと腑に落ちたのがこの言葉。 わりと私は「相手の反応や言葉に対して」どうこう思うよりも 自分が発する言葉や感情をぶつけていいのか一度ジャッジしてしまう 癖があるなあと思った。 インプロではよく相手にギフトを送ると言うけれど 私が今渡そうとしているものは果たして

        • 「秘密のインプロショー2月編」

          舞台上で愛されるってなんだろうなと思った回。 笑いや経験値で客席の意識をかっさらっていく人 独特の雰囲気を纏って、居るだけで面白い人 派手なことはしないけど言葉や動作のひとつひとつ重みがある人。 色んなタイプがあるけどその共通点が何なのかまだはっきりしない。 WSでお会いしたときや前回公演でも思ってたけど どまさん と ゆうきさん良きですね…! 完全に個人の好みなのであれですが。 自分に無いものをもっていて羨ましくもあるのは、てんまるさん。 土台でしっかり支

        あたまのひきだし【~3/24】

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        • 観劇記録
          3本
        • あたまのひきだし
          3本
        • よしなしごと
          4本
        • 出演記録
          1本

        記事

          あたまのひきだし【2/11~2/18】

          ImprOtaku さんのWSに参加しました。 マスク、キャラを付けることで 普段の自分じゃ起こり得ない行動や言葉が出てくる →仮面を付けることで制約が出来るから制限がかかると思ったけど そうじゃない。頭真っ白!にはあまりならない 創造性が開かれる とりあえず動いてみる 部位が動くことでそこから派生して 自分自身も紐付いた感情になっていく 一つの物や話題に固執しない 物語が停滞するときは身体が固まっていることが多い プラットフォーム→物語が進み始める前の準備・土台

          あたまのひきだし【2/11~2/18】

          あたまのひきだし(3/5~3/12)

          ・小劇場のチケット料金、以前は2500~2800円が相場だったけど最近は3500円が基本ラインになってきているような気がする。 →2.5舞台など華やかな衣装・機構・特攻を小規模な劇場でも取り入れるようになったり、そこに影響を受けたのか作曲から手掛けたり物販に力を入れるようになったり。配信スタイルがコロナによってある程度定着したからその機材や人件費とかもあるのかな? ・チケットが高くなることで「新規開拓」がしにくくなった →公演情報を発信するツールは増えているはずなのに、

          あたまのひきだし(3/5~3/12)

          最近のあれこれで思ったこと

          手軽なエンタメが溢れる時代 わざわざ時間と手間をかけて「その日」のために準備して デジタルが断絶された空間に身を置いて世界に没入しに来るという体験。それを当たり前と思ってはいけない。 100カメでS×F密着してた回見たときも、千と千尋の密着見たときも思ったけど「日本初演」「大型ミュージカル」なのに準備期間がとんでもなく短いのよね。 人気のあるキャストを起用すればそのスケジュールが合わないこともあるけど、何かあったときにリカバリーが効かないレベルには詰め詰めで製作してる

          最近のあれこれで思ったこと

          あたまのひきだし【1/29~2/4】

          相互理解がないとお互いの関係性は成り立たない →自分を受け入れてほしいなら、まず相手を受け入れる  その土台を作る 稽古場でやるシアターゲーム 自分が参加する側になったときやはり必要性を強く感じた。 ・キャスト間の関係性構築 ・頭のスイッチを入れる ・身体を起こす 面と向かって顔を見たり 名前を呼んだりするものの方が良き。 自分ひとりで思考に陥るようなゲームはやらない。 役には役の正義があって、目的がある。 例えば悪役は「悪いことをしている」というよりは 目的を達

          あたまのひきだし【1/29~2/4】

          クラウン飲み会ショーvol2

          クラウンを知ったのがXのタイムラインだったので、最初の印象が「ピエロ鼻付けてる団体」というなんとも愉快なところから始まりました。 道化を演じるのか? マジックとかのパフォーマンスするのか? そうじゃなかった。 たくさんの愛しいクラウンたちがそこにいた。 完成しきったものを観に来たわけじゃなくて その日その場で生まれるものを体験しに行ったので 「すべっちゃった」とか「間違った」とか 「変なこと言っちゃった」とかは存在しないはず。 お客様と対話できなかったなぁ、とかはあ

          クラウン飲み会ショーvol2

          あたまのひきだし(1/22~1/28)

          リスクを取る クライマックスから始める まず動いてみる、そこから生まれることもある 自分自身をさらけ出すことへの消耗 エネルギーも体力も思考もぜんぶ でもこの疲労感は嫌いじゃない 自分を信じるには、まず相手を信じる 相手からもらったものを受け止めて信じる それができて初めて自分にもそのベクトルを向けられると アクサガ決勝で気づいた。遅いっ ひとつの感情や言葉を、言い換える 言葉のストックを増やす その時にぴったりな言葉を選ぶことで 伝えたいことをより

          あたまのひきだし(1/22~1/28)

          「秘密のインプロショー(1月編)」ImprOtaku

          ImprOtaku様の「秘密のインプロショー」観てきました。 プレイヤーも即興照明もやっている身なので 目の前のシーン見たい! 今の表情とかオファー良いな! あっ今の照明めちゃくちゃ良い!! 待って!? と、ひとり大混乱してました、目が足りない。 すごく印象的だったのがシーンを作る上で「キャンセル」されても皆笑って楽しそうにしてたこと。 でもそれって道化を演じてるわけじゃなくて 純粋にその空間や相手に対して提案したいと思ったから やってるんだよなあ、きっと。 お

          「秘密のインプロショー(1月編)」ImprOtaku

          演劇とわたしの話

          よく聞かれるんですよ 「いつから演劇やってるの?」って 「どうして照明なの?」 「役者なんで再開したの?」もまとめてここで。 そもそもの話をしましょう。 演劇に初めて触れたのは5歳のとき。 母に連れられた「ライオンキング」が始まりです。 かわいいですね、人生最大のモテ期でした。 それは置いといて。 そこでミュージカルに魅せられた幼きイトウは バレエを習い始めます。踊りたいと思ったのかもしれません。 だけどこの頃は本当に引っ込み思案で 照れ屋で赤面症で、人としゃべ

          演劇とわたしの話

          色の話。

          色のお話。 色の三原色  またの名を「減法混色」 CMY(シアン・マゼンタ・イエロー) 絵の具を想像すると分かりやすいかも。 パレットの上で作りたい色があるはずなのに ぐるぐる色んな色を足したら茶色っぽくなる経験が 誰もがあるんじゃないかな。 光の三原色  またの名を「加法混色」 RGB(レッド・グリーン・ブルー) 加法って名前の通り、足せば足すほど 基本的には明るくなる。白に近づく。 いろんな色を求めたら、ひとつに集めたら 絵の具とか印刷物はどんどん暗く

          ひとに触れること

          ひとに触れることのはなし。 最近「好き」って言葉じゃ安易すぎて でも私の語彙をかき集めても 上手く伝えきれないくらいの感情を経験して。 あ、芝居の中での話ね。 その瞬間に、手を繋いでいた相手役の 血がどくどく流れる振動とか じんわりと熱が伝わってくる感じとか もどかしいくらいの気持ちとか 言葉じゃ何も発していないはずなのに ぜんぶ筒抜けになったことがあります。 そのときに、ひとに触れることって 自分が抱いている様々な気持ちや そのときの感情そのまま全

          ひとに触れること

          アクサガ2024

          2024年の目標「探求、追求、創造」 3拍子掲げて迎えた新年一発目の現場でした。 それでは。 アクサガ2024 無事に全日程終了いたしました! ご来場いただいた方、お心を寄せてくださった方 誠にありがとうございました。 本当に自分にとって有意義な現場となりました。 わたしのことを知っている方からすると 「照明さんなのでは?」と不思議に思うかもしれません。 実は数年前までインプロショーの照明のお話をいくつか いただいてやっていた経験があります。 (INNERSPACE