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成長マインドセット☆褒めればよいというものでもありません☆

こんにちは!いつも応援ありがとうございます。じゃすふぁ・鈴です。

本日は、子育てにおける成長マインドセットについて。

「マインドセット」という言葉、日本でも最近はよく耳にすると思います。

どちらかというと、ビジネスで多いでしょうか?

「月収100万円をめざしているのなら、すでにそのマインドセットで生きる」みたいな話を、よく聞きますよね。


マインドセットの定義

そもそも、マインドセットの定義をどう説明したらよいのだろう思い、調べてみると以下の通りでした☆

"マインドセットとは、経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などがこれに含まれる。
マインドセットという言い方は、人の意識や心理状態は一面的なとらえ方はできず、多面的に見てセットしたものがマインドの全体像を表しているということから来ている。"

※引用:グロービス経営大学院のMBA用語集より

ということだそうで、

多面的な思考様式や心理のことですね。


マインドセットの種類

それで、教育現場での話ですが、マインドセットには大きく2種類あると言われています。

①固定マインドセット:「人の能力は固定的なものであり、変わることがない」というマインドセット

②成長マインドセット:「人の能力は、成長させることができる」というマインドセット


成長のマインドセットを育てよう!

それで、上記の二つのマインドセットであれば、子育てにおいては、成長のマインドセットで接することの重要性があります。

スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック博士の研究で、子ども達のテストの結果に関係なく、「あなたは頭がいいね」と褒めた場合と、「よくがんばったね」と褒めた場合で、その後の子ども達の行動が変わったという、結果があります。

「あなたは頭がいい」と褒められた子ども達は、なんと、次に失敗することを恐れて、より難しいテストを回避する傾向がみられたのです。

「自分は頭がよくなければならない」という固定のマインドに縛られたのでしょう。

一方、「よくがんばったね」と褒められた子ども達は、ほとんどの子が、次により難しいテストにチャレンジしたのでした!


つまり、本人が生まれ持った固定の能力を褒めるのではなく、本人が試行錯誤して、物事を達成したそのプロセスに言及することで、またやってやろう!というモチベーションが生まれたということが、そこで分かったのです。

もう一度言いますと、前者のケースが固定マインドセットで、後者のケースが成長マインドセットです。

子どもが、成長マインドセットを持てることが重要なのです!


ということで、褒めるときは、本人が生まれもった能力でなく、そのプロセスについて言及するようにしましょう!

「やればできるんだ」というその感覚が、更に子どもの中で育まれることでしょう!


※ただし・・「がんばる」の注意点

上記の博士の研究の中では、「がんばったね」という「がんばり」を褒めるということが行われました。

ただ、後に博士自身も言っているのですが、ただやみくもにがんばれば良いというわけでもありませんよね?

「がんばる」にも色々あって、間違った方法でずっと努力したところで、なかなか進まないな~ということだってあると思います。

焦って空回りするなんてこともありますしね。

そもそも、その目標自体、その子どもにとって、本当に大切なことなの?ということもありますしね。

だからこれまただ「がんばる」、努力する、ということを褒めればいいというものでもないと思いますので、そこも注意してくださいね。


ただ、そこで、色んなやり方を試してみる!というのも、本人の学びだとは思います。行動し続けている限り、失敗というものはないのかもしれません。その試行錯誤のプロセス自体を、本人が楽しめると同時に、親も温かく見守れるといいですね☆


お読みくださり、ありがとうございました♡

じゃすふぁ・鈴






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