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電子書籍「川べりからふたりは」出版に寄せて
切ないけれど、あたたかい気持ちになれる小説が書けたらなあ。
そんな思いで、大学ノートに下書きを書きはじめたのは、確か三年くらい前だったと思います。
それまでも自分をモチーフにして、いろんなかたちの小説を書いてきました。でも、できあがる作品はどこか暗く、重く、ネガティブな色の濃いものがどうしても多くなってました。無意識のうちに、自分の「障がい」をそういうものとしてとらえていたからかもしれませ
書くことは生き恥をさらすことだから
先週金曜より、またもや、という単語を使いたくなるが、体調不良で入院している。
今も点滴を受けながら、この駄文をスマートフォンで書いている。後で輸血をするかもしれないというから、ため息しか出ない。
昨年晩秋、腎血管狭窄の治療のため、二度入院した。
治療自体は成功した。だが、処方された新薬の影響なのか、それとも別の原因があるのかわからないが、退院後、とにかく体力気力の減退が激しかった。
朝、着
新しいポンコツになるまで
今週はじめから入院して、腎血管造影による治療を受けた。
結論から言うと、ひとつだけ機能していた左腎臓の血管の再狭窄が見つかり、苦労の末それを広げ、幸いなんとか腎機能は保たれた。
そのことを詳しく書こうと思ったが、故あってやめた。そのかわり、私のポンコツのことを書こうと思う。
今年の晩春から初夏の話になる。
長年乗り続けた「おいらのポンコツ」が、とうとう限界を迎えた。
細かい故障を直しつつ