ちゃき

福島県でヘルパーをしておりました。現在は、宮城県仙台市まで通いケアマネをしております。…

ちゃき

福島県でヘルパーをしておりました。現在は、宮城県仙台市まで通いケアマネをしております。ヤフブロ過去震災関連の記事を再アップし、自身の体験を元に災害や介護、病気について発信できたらと思います。

マガジン

  • 自己紹介

    歯科助手として勤務していたら、訪問歯科で在宅生活を知る。「最期まで口から食べてほしい」と思いヘルパーとなる。 2011年3月11日震災で被災。 5年後の夏、次男が1型糖尿病を発症。 私は何を学んできたのかと、模索しています。

  • 東日本大震災

    福島県相馬市から災害の大きさを胸に刻む

最近の記事

災害とヘルパー

発災から丸4ヶ月ですね。 最近は、ニュースでも取り上げられなくなってきたように思いますが…被災した地域はこれから暑くなりそれなりに大変さが増します。 4ヶ月となると、避難所から仮設住宅への移動が本格的になってくるころ。 そして、行動の早い人たちはすっかり移動が終わる頃です。 そう、取り残されるのは高齢者とか独居の方々。 優先順位という、けっこう無理やりな選択の中から選ぶこともできず移動が始まります💦 避難生活の中で、荷物が増えたりと結構引っ越しも大変。 とりあえず、押し込まれ

    • スキーマ療法とアローチャート

      スキーマ療法のステップ3へ移行し、自分モニタリングが始まる。 まず、自分のストレスが何なのかを知ることから始まるのだが…これがめっぽう難しい😓 ストレスは感じているのだけど、自分がストレスだったと気づくのはいつも体に異変がでてからなのだ(それがいけないから、モニタリングするのだけど…)。ストレスと認知しているのか?認知はするけど、すぐ行動しちゃうこともあるようだ。 なんせ、瞬間湯沸かし器だから…( #●´艸`)プププ∮+゚ 特に仕事の場面で、カチンと来ることがあると…

      • スキーマ療法7回目

        スキーマ療法の面談にもそろそろ慣れてきて、ソーシャルワーカーそん相手に利用者の相談なんかもするようになってきた。 そろそろ不眠症ピークの時期なので結構しんどい体になってきてる。 仕方がないのだけど、友人の墓参りにも行ったし気持ちがそぞろってくるのはどうしようもない。 さて、今回もストレッサーと反応モデルの読み合わせ。 ストレスを受けて、認知・気持ち、感情、行動、身体反応の4つに分かれることの理解。 ストレスを受けて、こうどうまでのモデル図はわかるのだか…何がストレスになるの

        • アセスメント

          訪問介護の仕事から、施設ケアマネに変わってから来月で丸3年。 在宅生活の世界から、施設への戸惑いは今も変わらない。 それでも、ずっと大切にしてることがある。 新しく入居する方のご自宅での生活を知ること。だから、入居前のご挨拶は特別な理由がない場合ご自宅へ、伺うようにしてる。 当たり前でしょと言われるかもしれないが…それが当たり前じゃないということがずっとだった…。 施設に勤務してから、入居前にどんな生活をしていたか全くわからないという人ばかりで…。しかも、誰に聞いてもわから

        災害とヘルパー

        マガジン

        • 自己紹介
          0本
        • 東日本大震災
          0本

        記事

          災害とともに〜サービス提供責任者のお仕事

          発災から、1ケ月以上経ちましたね。 能登半島では、ようやく仮設住宅の話も出てきているようです。 避難所から、新しい環境へ移っての介護生活は本当に大変です。 まして、仮設住宅は狭い。 東日本大震災の時は、必要に迫られ2人家族に一間しか与えられなかったという事例があります。 85歳の母と娘の2人。 優先度の高い人から、仮設住宅を選定されたため文句も言えず…そこから災害公営住宅ができるまでの数年そこでの生活です。 また、仮設住宅へ家族で移ってから関係性が悪くなり別居生活になった

          災害とともに〜サービス提供責任者のお仕事

          災害とヘルパー(サービス提供責任者として)

          過去のブログから、何か役にたつ情報はないかなぁと探していたら、こんな悩んでいたサービス提供責任者がおりました🤭 発災から3ヶ月後くらいでしょうか? この時の私の苦悩が、誰かの役に立てば、また自分だけじゃなかったとかもしかしたらもう少し手立てができてるかもと色々なヒントになってくれたら嬉しいです。 過去ブログ引用。 震災から 3ヶ月…。ようやく 街中は普通の生活になりつつあります。 避難所も今月中には 解散予定です。 仮設住宅に 一人また一人と移動も始まっています。 うちの

          災害とヘルパー(サービス提供責任者として)

          災害とともに 4

          寒い朝です。 そして、メマリーのおかげで良い睡眠が取れてきております( #●´艸`) このPTSDのおかげで、ニュースを見ると吐き気がして日常生活に支障かまでるようになったので最近テレビは見ないようにしています。 なので、能登半島の状況がなかなかわからない。 わからないまま、発信することが良いのかわからないけど…誰が読むのか誰かのためになるのかわからないけど書かないといられない衝動もあるので書いてみる。 発災から1ケ月後の私たち家族は、避難先から一時的に市営住宅を借りてそ

          災害とともに 4

          スキーマ療法6回目

          前回のスキーマ療法は、4と5だったことに気づき今日は6回目。 今日から、ちょっと地味な作業に入る。自分モニタリングが始まる。 自分のストレスとの向き合い方や、セルフケアの仕方を身につける。 自分にとってのストレスとは? とか、ストレスへの反応とか認知行動療法を身につけていく。 改めて、自分のストレスはどんな時に感じるのかと考えてみたけど…。 なんだか、よくわからなかった。 ストレスと感じる前に、体に異変があって始めてストレスだったんだなと感じていると思い出す。 ストレス(ス

          スキーマ療法6回目

          災害とともに3

          被災地と言われることも、言うこともあまり快くないと思っている私です。 それでも、あえて使わなきゃならないときもあり…ボソっと「被災地」と言うときもあります。 被災者とは、多分言わない。被災された方とは言うかもしれないけど←何のこだわり?と思われるかもしれないけどずっと言われて嫌な言葉だったから使いたくないだけなのです。 ちなみに「絆」は、もっと嫌いな言葉笑 前置きはさておき…。 弾丸低気圧がくると言うので、本当に避難所や避難所にいない方々が心配ですね。 うまく暖が取れてるん

          災害とともに3

          災害とともに

          私たち介護職は、レスキュー隊でも自衛隊でもない。 もちろん、被災していれば同じように被災者。 それでも、命の助かったご利用者の生活を守る役割もある。 守ると言う言葉が妥当かわからないけど、被災してその後の環境が変わるたびにその生活と共にする役割はある。 快適とはいかないけど、なんとか命が繋がるような環境を作っていかなきゃならないと思ってきた。 それでも、今石川県では崩壊しそうな家屋に住んでる方も多いと聞く。 そこに、ヘルパーを訪問させるかという問題もでてくる。 管理者なら、

          災害とともに

          災害とともに。

          元日の地震から今日で、22日を経過している。被災された方々や、救助にあたってる方々にも疲労がでてくるころ。 13年前の私は、どうだったろうと考え少しだけ参考になるかもと見返してみた。PTSDが年々ひどくなっているので、なかなか発信もできていなかったけど避難所でのヘルパーのやれることや避難した人のところへの訪問にどんな気をつけなきゃいけないことがあるかなど…。 昨日の片付けで、当社の災害対応マニュアルなんてでてきたから…余計に思うのだろう。 そろそろ、物資も届いておるころだけ

          災害とともに。

          スキーマ療法 3.4回目

          あけましておめでとうございます⛩ 元日から、能登半島沖地震。 2日は、飛行機事故こちらも震災がなければ起きなかった事故と考えるとなんだか因果関係があるんじゃないかと疑ってしまう自分がおります。 まして、年末年始の関係ない仕事をしている身としては貴重な元日のお休みでしたのでショッキングすぎる1日でございました。 テレビからのアラームと「東日本大震災を思い出してください!」というアナウンサーの叫び声にフラッシュバックしないわけがない笑 すぐ安定剤を飲みしのぎましたが、ビールの誘

          スキーマ療法 3.4回目

          スキーマ療法3回目。

          勤務の状況で、前回受診から1週間での再受診。 何気に、宿題なんてやってないと思いながら受診。 できないなら、できないで良いんだって。でも、自分にはちょっとした思考の癖のようなものがらあって何か引っかかったことがらあるとずっとそのことを考えている。それが、ある程度振り返りになってるねと言われる。 さて、今回は自分が困った時に誰か助けてもらえる人はいるか。 その人たちをアウトプットすること。 毎日、挨拶すること人や動物を書きましょうとなった。 駅の掃除のおばちゃんや、野良猫でも良

          スキーマ療法3回目。

          スキーマ療法2回目

          認知行動療法の前に、まず準備が必要と言われスキーマ療法に取り組んで2回目。 前回、心の奥底にしまっておいたことを外在化し自分の耐性を知る。 やはりというか、自分はアダルトチルドレンだったこととかそんなこと言いつつもメンタルの強さとかがわかり新たな自己覚知となった。 自己承認欲求の強さや、物事の原動力とかの根源はここからなんだと妙に納得。 こりゃ、治療しない方が良いんじゃない?これ、なくなったらこの仕事もしたくなくなるんじゃないかな? とか、また色々考えてしまった。 まあま

          スキーマ療法2回目

          スキーマ療法

          通勤途中にパニック発作を起こすようになって、思い腰を上げて娘の主治医に相談。 私もPTSDの治療を本格的に開始。 まずは、投薬。 心を安定させるお薬をいただき、発作が起こった時用に頓服の安定剤をもらう。 それが、自己暗示にかかりやすい私にはとても大切で待ってるだけで「大丈夫」となる。 そして、認知行動療法が始まるのだけど…まだまだ順番待ちで半年待たなきゃならないらしく…(そりゃそうだ、ここは被災地だった)。 その前に!準備体操としてスキーマ療法をすることになる。自分の心の奥底

          スキーマ療法

          発売となりました。

          「サービス提供責任者のための訪問介護計画作成ガイドブック」📚 書きました。できました。 念願のサービス提供責任者のための本ができました。 仲間と共に書き上げました。 現場で悩んでるみなさんの一助になれば幸いです。

          発売となりました。