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美術好きになることと、音楽の趣味が多少変わることについて。
美術鑑賞の際、耳栓代わりにイヤホンをすることはあるけど、基本的に音楽は全く聴かない。大したポリシーがあるわけじゃなくて、単に私の場合、感想文用のメモをしたり頭の中で言葉がぐるぐるしていたりして、そのうち音楽が邪魔くさくなって…というのが実情だ。
音声ガイドは美術鑑賞に変化が欲しいときに使うが(たとえば過去に複数回鑑賞したことがある画家の展覧会など)、初見では基本的に使わない。
年齢的なこと
美術鑑賞にGoogleレンズは使える?
展覧会で観賞をする際、「困ってしまう」のが文字資料。
例えば回顧展であればその人の著書、また同時代に刊行されていた雑誌であったりなんなりがガラスケースの中に展示されていることがある。作品リスト上は、作品番号とは別に「資料1」「資料2」などという番号を振られていたりもする。
私にも虚栄心というものがあり、いかにもそれらしく腕を組み、マスオさんみたいな知ったかぶり全開の表情でその「資料1」を覗
展示室に、何持ってく? - 美術鑑賞のお荷物事情。
美術鑑賞時の荷物の話題を少し。
美術鑑賞の場合、基本的にはあまりモノを持ち込むことができない。リュックを持ったままだと他の客の迷惑になってしまったり(ぶつかったり、リュックからモノがこぼれたり…)、最悪の場合作品を傷つけてしまうリスクも全く無いわけではない(経験上、結界を超え、作品に触れるすれすれの距離で見たり指差しをしたりしている鑑賞者はまあまあいる)。リュックを前に持てばOKとするところ
「つまらない」美術展に出くわしたら - 自分の中の「つまらない」を克服する方法
時々つまらない展覧会に出くわすということがある。
つまらない原因というものは様々で、たとえば私側の知識・経験不足というのもあるし、借りてきた絵をただ並べているだけとか看視員が全く機能していないとか、展覧会側に原因があるようなケースもある。美術鑑賞というのは自分と作品との「会話」と言える部分があって、それが不特定多数との「会話」である以上、噛み合わないということは決して珍しいことではない。