kashimayu

準こじらせアラフォー女子。 文章は読むのも書くのも好きです。

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最近の記事

恩人が夏にメジャーデビューする話

 その名は、3markets[ ]。通称スリマ。  今から15年ほど前かな。まだお互いのブログのコメント欄でしか話したことがなかった、ヴォーカルの風間崇史さん。彼がいなければ、今のわたしはいない……かもしれない。  具体的な話をすると、当時、わたしも彼もまぁまぁ病んでいて。よくないんだけど、お互い励ますというかお互いを頼りにしていた。(彼には彼女がいたし、決して恋愛関係などではない)。心療内科への受診を勧めてくれたのも、どうしても電話がこわくてできなかったわたしに代わって

    • 仄暗い圧力

       仕事においても、プライベートにおいても、悩み事が尽きない。 力は尽きるのに。  知人(あえて、友人とは呼ばないでおく)が、「死にたい」と漏らす。構ってほしいのか、本当に消え去りたいのかわからない。初めのうちは話を聞いたり、連絡したりしていたが、そのうち「またか」と思ってしまうようになった。  死にたいと言われて、「お好きにどうぞ」なんて言えないし。どうしてほしいのかもわからない。 真に受けるべき事項だけど、深刻に抱えられるほどの器をわたしは持っていない。  それをわか

      • ごちゃごちゃ

         頭のなかが、混沌としている。と同時に、部屋がまた散らかってきている。  何だろな。  生きているだけど、生きている「だけ」みたいな。濃淡の無い生活。それは平和でもあるけども、心の平穏が保たれてるのかと問われれば、おそらく答えはNOで。  頭のなか、すなわち心のなかが「仕事とそれ以外」に、なってしまっている。細分化できてなくて、頭でっかちというのか、雑になってしまってるのだと思う。  何においても「仕事」と対比するから疲れる。ならばいったん思考の整理を、と思うのにそれ

        • えらく可愛らしい封書が届いたなと思ったら、姉からだった。 わたしもつい先日、姉宛てにハガキを送ったところだ。おそらく明日あたりに届くだろう。 シンパシー?っていうのかな?なんか、きょうだいだなぁと思った。

        恩人が夏にメジャーデビューする話

        • 仄暗い圧力

        • ごちゃごちゃ

        • えらく可愛らしい封書が届いたなと思ったら、姉からだった。 わたしもつい先日、姉宛てにハガキを送ったところだ。おそらく明日あたりに届くだろう。 シンパシー?っていうのかな?なんか、きょうだいだなぁと思った。

          文通の話―手紙にこだわる

           ものすごく久しぶりの方から手紙が届いた。文通友達で、会ったこともないし、やり取りのペースも特に決めてないから、別にどうってわけではないはずなのに、「もしかして文通やめたいって話かな」なんて思ってしまった。  それは杞憂で、むしろ「これからもよろしくお願いします」って感じだったので安堵した。  わたしが文通相手を募集したのは今から約5年前。家にある大量のレターセットを消費するため。だけでなく、「手紙」という媒体が好きだから。  現在、好きなモノや趣味が自分と似ている方3

          文通の話―手紙にこだわる

          耳をすませば

           今している仕事、嫌いじゃない。むしろ好きだ。  でも、もしかしたら、今いる会社のことは好きではないかもしれない。  ブラック企業だと口を揃えて言われるし、見ていて実際そうだろうなとも思う。社員になりたい、そう考えてきたけれど、本当かな?って、疑問が生まれてきた。  わたしは、どうしたいんだろう。どうなりたいんだろう。  わからない。  ただ、今いる会社を見切っても良いのではないか。という想いが膨れ上がる。パートタイマーで働く分にはいいが、社員を目指すのはやめてもい

          耳をすませば

          お疲れモード?

           年賀状代わりにお年賀便りを、と思いつつ、まだ1通しか出せていない。あと2人ほど待たせてしまっている。    読みたい本もある。奥田英郎『ガール』、寺地はるな『どうしてわたしはあの子じゃないの』、瀬尾まいこ『わたしたちの世代は』等。相変わらず積読本もある。つまり、読みたいなら読める。  そろそろ美術館へも行きたい。来月からはモネの美術展もある。人気ありそうだし、人も多そうだが、楽しみにしている。  春夏あたりのひとり旅計画も練りたい。九州第二段として長崎か、次こそ長野か、

          お疲れモード?

          新年早々涙そうそう

           年女、かつ、大厄のわたしです。    災害やら事故やらでめでたくもない正月も過ぎ(たのかな?)、3日より通常営業の職場。相変わらずクソ社員に挟まれながら、どうにかこうにか過ごしている。両者の愚痴を聞きながら、それを右から左へと受け流す。しかしそんな術を持ち合わせていないわたしなので、頭んなかが「ここだけの話」でパンパン。いつ爆発するかわからない。    そんななか、出勤初日のこと。出勤して30分も経たないうちにお客さまが倒れた。意識はあるものの反応が弱い。そのため、声を掛け

          新年早々涙そうそう

          よちよち歩きの赤子のように

           ある方の影響を受けて、わたしもリソグラフ印刷体験をしてみたいと思い始めた。  調べてみると、市内に体験できる場所があるではないか。しかもわたしの住む地区から自転車で行けそうなところ。これは、来年やるっきゃない?  ところで数年前、絵描きのnatunatunaさんお手製「ナツナツナ新聞」にて、わたしはコラムを書かせてもらっていた。いつの間にかパタリと終了してしまったが、その後は友人など色んな方々の作るフリーペーパーをもらって読んでは、「いいなぁ。自分もこんなんやってみたいな

          よちよち歩きの赤子のように

          振り返れば、そこには

          そういえば、わたしはどうしてnoteを始めたんだっけ? 今更ながらそんなことを思った。 遡ると。 好きなアーティストがnoteというツールを使って発信すると、ツイッターか何かで知った。 たしか、くるりだ。岸田繁氏の「近況と雑感」を読みたくて、とりあえず登録だけ済ませた。 しかしその後ずっと放置。あるいはログインしても読む専用と化し、「書く」ことからは離れていた。 さらに遡る。 大学初年時の頃だ。 当時、「書く」ことに特化した授業が必修科目としてあった。わたしは、入学前

          振り返れば、そこには

          立ち止まる

          風邪を引いた。 熱は今はない。が、喉や身体の節々が痛む。熱がないのに休むなんて……とも思ったけれど、大事をとって仕事を休んだ。 仕事について、ひいては働くということについて、しばし考える。 わたしは、4年制大学を卒業したにもかかわらず、正社員として働いたことがない。 アルバイト、あるいは、パートタイマーだ。 半分病気のせい。仕方ない。 ずっとそう思っている。 しかし、 もう半分は? と、問われると、正直わからない。 自分の甘さかもしれないし、単に運が悪く縁が無いまま

          立ち止まる

          布団とわたし

           いい感じに寒くなってきた。冬だし。  と、書いたが、実際現時点ではそこまで寒くない。むしろあったかい。さすが「地球沸騰化」。  しかしもうじき冬が本気出してくるらしい。最高気温が1桁の日もあるとか。  いよいよ暖房の出番か。  単刀直入に言おう。わたしは暖房器具が嫌いだ。  使用すれば、確かに温かい。しかし、頭がぼーっとしてくる。顔が真っ赤になる。そのうち気分が悪くなる。まるで酔っぱらい。  だから、嫌い。というか、苦手。  それに比べて、布団の温さったら。  こ

          布団とわたし

          福岡ひとり旅の話

           今年もあと少し。本来もっと寒いはずのこの時期に、福岡までひとり旅してきた。  amazarashiというバンドのライブ、御朱印集め、そしてグルメの3本立て。  結論からいうと、こんなにも「生きてる!」って感覚を大いに感じられたのは久しぶりだった。  新幹線さくら号に乗った時の、旅が始まるワクワク感。その約2時間半後、博多に着き、まずはランチ。人生初のモツ鍋を食べた。味噌ベースだからか、食べやすかった。〆のおすすめはちゃんぽん麺らしいが、この旅の間にラーメンも食すつもりなの

          福岡ひとり旅の話

          「夜の隅っこで泣いてたあなたへ。どうか、どうか、生き延びて」

           amazarashi秋田ひろむ氏が放った、この(タイトルの)言葉。  悲しみや苦しみもひっくるめて「夜」だとすれば、いまこの言葉を必要としている人は、いったいどれほど居るだろうか。  福岡サンパレスホール1階2列目から眺めた秋田さんは、何度かお顔が見えるほどに近くて、だけど遠かった。  最後のMCで「やりたいように、やりたいことをこれからもやっていく」(要約)と言っていた彼は、おそらく「夜」の向こう側へ行ってしまった。  それはきっと、amazarashiというバンドを

          「夜の隅っこで泣いてたあなたへ。どうか、どうか、生き延びて」

          我が弟は、

           うちの弟は、気が短い。ゲームをしては、イライラを募らせる。  うちの弟は、口が悪い。次から次へと、人を傷付けるような言葉を紡ぎ出す。  うちの弟は、背が低い。とはいえわたしよりかは高いけど。男性の平均身長よりかは低いだろう。  うちの弟は、喘息持ちだ。小さい頃はしょっちゅうゼェゼェしていた。  うちの弟は、堅実家だ。悪く言えばケチともいえる。  うちの弟は、わたしに似ていない。と思う。憎たらしいところは同じかもしれないが。  口が達者で、憎たらしくて。一緒に暮らしてると、

          我が弟は、

          いつもがんばってるね、って、不意に言われてご褒美的に贈り物をもらった。お菓子と手袋。そしてお手紙。 いわゆる文友さんからなのだけど、遠くからそうやってわたしのことを想ってくれるやさしさが、温かくてやわらかな陽射しのようで。思わず涙ぐんだ。 わたし、がんばってたんだな。

          いつもがんばってるね、って、不意に言われてご褒美的に贈り物をもらった。お菓子と手袋。そしてお手紙。 いわゆる文友さんからなのだけど、遠くからそうやってわたしのことを想ってくれるやさしさが、温かくてやわらかな陽射しのようで。思わず涙ぐんだ。 わたし、がんばってたんだな。