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休職一ヶ月目の、とある決断
一ヶ月の予定だった休職。
なかなか字が読めるようなレベルにもどっていないことが考慮され更に一ヶ月休職期間が延ばされた。
涙に明け暮れた最初の二週間が過ぎた頃から、いつまでも寝ていては良くならないのでは。
という思考と気力が少しだけ出てきた。
インターネットを短時間いじるくらいのチカラが出てきた。
調べてみると、やはり日光浴が回復には不可欠だそうだ。
とにかくひたすら疲れやすい。
10分動いた疲れ
休職直後の状況と心境
一ヶ月の予定でスタートした休職。
休職の最初の頃について、書き残しておきたい。
まず、真っ先に感じていたのは「私はとうとう社会から脱落してしまった」ということ。今思えば大袈裟だけど、社会人失格と自分を責め、眠るか涙するかのどちらかであった。
長期間休めてラッキーなんて、それは体力気力のある人が思う事だ。致命的なことに、本や新聞の類の字が読めなくなっていた。音を聞く気力もない。
だから
TVも
マイクロマネジメント上司体験記⑤限界
心療内科で「中等度以上のうつ」と診断されるも、休職は考えていなかった。
休職なんて考えられない。
思えば、ここまでの人生、私にとって仕事が自分のアイデンティティを保証してくれる場だった。
実家の家族の問題でも恋愛でも数々傷ついたこともあったし、苦しむことがあっても、自分は「仕事」があるから、気分を変える事ができたのである。
そんな自分から、仕事がなくなるのなら・・・考えただけで恐ろしい。
今にし
マイクロマネジメント上司体験記④絶望
過干渉な上司の下で、どんなに思考を巡らせて資料を作ってもOKのでない毎日。
散々直されて、「もう、あとは俺がやっといた」というテンションを下げる魔法の言葉をいただき、役立たずだなと自分を責める毎日。
そんなある日、仕事で少し深刻なミスをしてしまう。
当然だ、立って仕事場に行って、人との会話についていくのがやっとこさっとこ。
ミスをしないわけがない。というところで起こったミス。
役員から呼び出しを
第三章:マイクロマネジメント上司体験記③兆候
あらゆる交渉事は自分の思い通りにならないと気が済まない、上司D。
この時、重要な交渉がいくつか重なり、Dからの指示でプレゼン資料を準備していた。
私は既にこの時点から思考に靄がかかり始め、発想力を欠いていた。
それでも、この上司Dにどうにか認めてもらいたい気持ちが強く、あきらめずに朝から晩まで頑張ってしまう。
資料の直され方が過酷だった。
まず、一回でOKという事はない。
提出する→赤ペンだら
第三章:マイクロマネジメント上司体験記②本領発揮
質のUPを迫られ、同時に量もこなせ!!!と言う上司D。
しかし、当の本人は基本的に手は動かさない。
マネジメントの役割としてそれも必要なことだけど、部下の作業がそれで円滑になっているかといえばそうではないことが多い。
まず、最も辛かったのは「電話の一字一句指摘される」こと。
これでも自分は当時、課長という立場でした。
一定の裁量権限はあったはず。
だからこそ、この上司Dも
「取引先との交渉に
第三章:マイクロマネジメント上司体験記①着任
営業企画部門でしばらく続いた平穏な日々。
それはある日突然、終わりを迎える。上司から、異動の内示が出た事を知らされる。部署の仕事に慣れてようやく半年。これからって時なのに。
次の言葉が、より一層私に衝撃を与えた。
「次の部長はDさんだから。」・・・言葉が出なかった。
Dさん。
人事にいた頃から、業務上での関わり合いはなかったが、何故か彼の下では部下が病んで何人も去って行ってしまうという、ちょっと
中学時代の自分は寝ても醒めてもX JAPANだった。
生きている間のhideを、ライブでも見れた事は本当に幸せだった。
もうすぐ19回忌。時の流れは早過ぎる。
第2章:クラッシャー部下体験記⑥脱出
社長に自身の不調を知らせてから、私のチームは最繁忙期に入った。
そんな中、心の拠り所にしていたパートタイマーも不調を理由に会社に来てくれなくなる。
逆にそれくらい忙しくなると会話もなくなるので都合が良くなかった。
上司からも、「今は目の前の業務のことだけを考えろ」と励まされ、日々を過ごしていた。
その中での内示。営業企画部門への異動である。
勿論、この部下から離れられる事についての安堵感はある
第2章:クラッシャー部下体験記⑤アクション
診療内科では中等度のうつと診断。
休職は勧められたが、生活がある。休むわけにはいかない。
薬は処方されたが手はつけなかった。
診断、それだけで救いになる。
上司に相談するための一つのきっかけになる。
まず、直属上司の部長に相談。
人情はそれなりにある人なのだが、機微に疎く、結局問題の本質を理解してくださってない。
もっといえば、厄介な人間関係になるべく介入したくない性格だった。
病院に行ったこと
第2章:クラッシャー部下体験記④乱心
世の中、クラッシャーな上司についての情報はあまたあるが、残念ながら部下からつきあげられる体験記というのはあまりない。
やはり、部下を否定することは、それすなわち自分を否定することでもあるからだ。
どういった部下であれ、マネジメントするのが上司の仕事なのだから。
どうにもならないのは、部下ではなく上司の問題。
この理屈のために、不要な我慢を重ねてしまった。
これは心がそれなりにもどった今だから言え
第2章:クラッシャー部下体験記③迷走
主要取引先の重鎮のご機嫌をとりつつ、当社として新しく開発したサービスを受注してきてほしい。
これが、会社から私に与えられたミッションだった。
が、そもそも私の担当のお客さんの業種にはマッチしない点もあり、営業をしてもその課題は覆せなくて悩んでいた。
売る商品は違えど着実に成果を上げるBに対し、なかなか成果を出せない事に自分の存在意義が揺らぎ始める。
当時の私は仕事人間だった。
仕事人間でバリ