Kei

'91生まれ。想いを言葉に直す場所。 音楽、本、写真、旅、映画、木漏れ日が好…

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'91生まれ。想いを言葉に直す場所。 音楽、本、写真、旅、映画、木漏れ日が好き。 Here is a secret base you can come and go as you please.

最近の記事

スプリングハズカム!|#音楽とわたし

4月。この出会いの季節に、また一つ、すてきな音楽と巡り合った。 ここ数日、韓国の歌手・Bolbbalgan4の楽曲『You (=I)』をヘビロテしている。日本語版と韓国語版、どちらもイイ。桜舞ううららかな春の日に散歩しながら聴きたくなる、そんな曲。 Bolbbalgan4 / You (=I)*日本語版 どこか懐かしさと切なさ漂う鍵盤のイントロ。そこに柔らかく軽やかに流れ込んでくるアン・ジヨンさんの歌声。"かわいい"と"アンニュイ"のバランスが絶妙で心地いい。ずっと揺ら

    • 【2024年2月】『ホームシック衛星2024』/On-Offスイッチ/言葉の海を泳ぐ

      3月に入って既に1週間が経過してしまったけれど、今月も2月の振り返りnoteを残したいと思います。 2月の大きなトピックはこちら💁🏻‍♀️ 『ホームシック衛星2024』2月11日(日)、BUMP OF CHICKENのリバイバルツアー『ホームシック衛星2024』神奈川・Kアリーナ横浜公演Day1に参戦した。 16年前の2008年。まだ高校生だった頃。 当時の私は、小学生の終わり頃からの約5年の間、BUMPの音楽を毎日のように夢中になって聴いていたのだけれど、専らラジオや

      • 『銀の夜』を読んで

        角田光代さんの『銀の夜』(光文社文庫)読了。 今回のnoteは久しぶりの読書感想文です。感じたこと、印象に残ったことを、つらつらと書き残していきます。 30代『銀の夜』は、3人の30代半ばの女性たちを巡る物語。 仕事もプライベートも一人一人の生活が大きく枝分かれしていく30代特有の憂いや迷いが描かれていて、共感できる部分が多々あった。 女として、妻として、娘として、母として、会社員として、フリーランスとして、パートとして、主婦としてetc…。 10代や20代の頃の何者か

        • 【2024年1月】甥っ子パワー/ゆるゆる5年日記/他者の感情との付き合い方

          一日一日、目の前のことに必死になっていたら、もう2月がスタート。1ヶ月って本当にあっという間ですね。 今日は1月の振り返りnoteを書きたいと思います。 大きなトピックはこちらの3つ。 甥っ子パワー1月は甥っ子が遊びに来てくれました。 遠くからありがとう〜〜〜!!! よく笑い、よく泣き、よく食べて、よく寝る。彼を前にすると、その場にいるみんな思わず頬が緩む。 私も一瞬で嫌なことを忘れてしまうし、自然と元気が湧いてくる。今日も仕事頑張るか〜!と思える。 まるで人を幸せな気

        スプリングハズカム!|#音楽とわたし

        • 【2024年2月】『ホームシック衛星2024』/On-Offスイッチ/言葉の海を泳ぐ

        • 『銀の夜』を読んで

        • 【2024年1月】甥っ子パワー/ゆるゆる5年日記/他者の感情との付き合い方

          初恋のエレメント

          「この先、たった一人に出会えればいいと思う」 彼は前を見据えて、そう言った。心から願い、何かに誓うような、意志ある声で。 私は彼のどこか切なげな横顔を見上げてから、ある一つの願いを飲み込んで、静かに答えた。 「私も。たった一人がいいです」 彼はこちらを見て、「一緒だね」と微笑んだ。 … あれは真冬の夕暮れ時だったか、春先の昼下がりだったか、記憶はすっかり曖昧で、それに、本当はもう随分前から、彼の声も顔も思い出せなくなっている。 それでも、心の片隅に、いまだ消えずに残

          初恋のエレメント

          5年日記はじめました

          社会人5年目の冬、本屋の手帳コーナーを通りかかったとき、ふと5年日記が目に留まり、「来年からはじめてみようかしら」と、一度手に取ってみた。けれど、右腕にその重みを感じた途端、なんだか急に気後れしてしまい、結局代わりに小さな1年日記を購入した。 5年日記を買うには、(少なくとも私にとっては)ある程度まとまった未来を生きる勇気と覚悟みたいなものが必要だった。今思えば、当時の私は心身ともにバランスを崩し始めていた頃で(無自覚だったというか、現実から目を逸らしていた頃…)、ずしりと

          5年日記はじめました

          今年読みたい本 2024

          今年読みたいな〜と思っている本のリストです。 読み終わったら斜線を引き、随時追加もしていきます! 今年読みたい本リスト宮下奈都『ワンさぶ子の怠惰な冒険』光文社文庫 牟田都子『文にあたる』亜紀書房 村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』新潮文庫 村上春樹『カンガルー日和』講談社文庫★1/28読了 波多野裕造『物語 アイルランドの歴史-欧州連合に賭ける"妖精の国"』中公新書 西加奈子『おまじない』ちくま文庫 池澤夏樹『古事記』河出文庫 高松雄一編『対訳 イェイツ詩集』岩

          今年読みたい本 2024

          2024年の<1曲目>

          1月1日の午前0時を迎えたら、家族へ挨拶をして、少しの間、自分が落ち着ける静かな場所へ移動。イヤフォンをして、好きなアーティストの曲をシャッフル再生する。 これが、ここ数年、私が個人的に続けている新年最初のささやかなイベント。新しい年のはじまりには、一等好きな音楽を聴きたい。 2024年の<1曲目>に選ばれたのは… 『プレゼント(BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there at SAITAMA SUPER ARENA -DAY2-)』昨年行われ

          2024年の<1曲目>

          2024年に叶えたい100のこと

          私にできることを一つ一つ積み重ねて、 今を大切に生きてゆきたいです。 朝型生活をはじめる 不眠症を克服する 不安を受け流せるようになる 猫背をなおす 反り腰をなおす 呼吸を良くする 服薬で増えた体重を減らす 5年日記をはじめる ★1/1start!! 英語でも日記をつける ★1/1start!! 新しい仕事を覚えて、戦力になる カラオケに行く 好きなアーティストについて語る会をす★2/12 新しい財布を購入する ★2/23 BUMP OF CHIC

          2024年に叶えたい100のこと

          心のふるさとの在処

          昔から「ふるさと」というものに強い憧れを抱いてきた。わたしが持っていなくて、どんなに探してもきっと見つからないと思っていたもの。 探していたもの九州のとある町で生まれて、すぐに関東に移り住み、その後、幾つかの町を点々としてきたこともあってか、どの町やコミュニティに対しても帰属意識が薄くて、自分にとって「ふるさと」といえる場所が何処なのか分からないまま育った。 ただ、本当はずっと、「ふるさと」と呼べる場所を求めてた。そんな気がします。 だから、大学生や社会人になるにつれ、

          心のふるさとの在処

          3月に聴きたくなる音楽の話

          この季節になると、私はある曲を聴きたくなる。 特別な門出の日を思い出す、私にとっての卒業ソング。 * 卒業生、退場。 司会者の号令に続き、ザッと音を立てて、皆一斉に立ち上がる。 式も終盤だというのに、卒業の実感が湧いていなかった私は、前後左右のクラスメイトの顔色をこっそり窺った。 3年間通った高校が、個性豊かなクラスメイトのことが、彼らと過ごした時間が、私はとても好きだった。 多くを学んで、愉快な時間を過ごして、時に涙して、悔しさも味わって。良い思い出も苦い思い出もひ

          3月に聴きたくなる音楽の話

          ゆるりと振り返る|2023年1月

          2月に入って既に数日経ってしまいましたが(光陰矢の如し…!)。 去年1年間、紙のノートを使って個人的に続けていた「月のはじめに前の月を振り返る」という取り組みを、今年は1月に作ったWISH LISTをベースにnote上でもやってみようと思います。 *達成できた項目や、新たにやりたい/叶えたいと思った項目を、随時更新しています。 1. ほぼ日手帳に毎晩日記をつける ☆2023.01〜2023.01.10から、ほぼ日手帳に日記をつけ始めました。 年末に注文したらギリギリアウ

          ゆるりと振り返る|2023年1月

          『旅をする木』を読んで

          読み終えたばかりの本の表紙を眺めながら、遥か極北に広がる大自然と人々の暮らし、その歴史に想いを馳せる。 『旅をする木』(文春文庫)を読んだ。長年、アラスカに生活の拠点を置き活動された写真家・星野道夫さんのエッセイ集である。 冬の寒い日の読書に、オススメしたい一冊をご紹介。 *このnoteは『旅をする木』のネタバレ・引用を含む、読書感想文です。未読の方はあらかじめご承知おきください。 * コロナ禍以降、Kindleを導入して、紙の本を買うにしてもAmazonの利用頻度

          『旅をする木』を読んで

          2023年の「WISH LIST」やりたい/叶えたい100のこと

          もう2023年の1月も3分の2が終わり、「今月中になんとかまとめなければ…!」と、若干焦りつつ、このnoteを書いています。 タイトルの通り、『2023年のうちにやりたい/叶えたい100のこと』です。 最初は『生きているうちにやりたい/叶えたい100のこと』みたいなタイトルで書こうかと思っていました。 でも、考えてみると、目の前の≪2023年≫すらビジョンがぼやぁっとしていて、同時に今年は人生を左右する大事な年になるという予感もあって、これはまず今年1年にフォーカスしてリ

          2023年の「WISH LIST」やりたい/叶えたい100のこと

          2023年 春・夏に行きたい展示7選

          2023年初めてのnoteです。 今年は春〜夏にかけて、気になる展示がたくさん。こういうのって、手帳を開いて、スケジュールを確認しながら、「この辺りで行けるかな?」とアレコレ考えるところから、すでに楽しい時間は始まっているのですよね。 後々「あ〜この展示もう終わってるじゃん…!」とならないように、今年の春・夏に行きたい7つの展示をまとめておこうと思います。 Terri Weifenbach「Saitama Notes Part2"Cherry Blossoms"」一番好

          2023年 春・夏に行きたい展示7選

          同じ曲を繰り返し何度も聴いてしまう

          たまに、一つの曲からどうにも離れられないモードになる。これがカセットテープだったら確実に擦り切れているだろうな、と思うくらい、同じ曲を繰り返し何度も聴いてしまう。 そして、今がまさにそのモード。ここ数日、わたしはずっと、SUPER BEAVERの『your song』を聴いている。 ふと、「今までじっくり聴けていなかったアーティストの曲を改めて聴いてみよう」と思い立って、Apple Musicで彼らのトップソングを順に聴き始めたのがきっかけだった。 イントロの空気に触れ

          同じ曲を繰り返し何度も聴いてしまう