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フリーランス・超生存術

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フリーランス歴17年、私なりの生き抜く術やコツを綴ります。
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記事一覧

拝啓:インタビュー力がないと嘆く全てのビジネスパーソンへ

拝啓:インタビュー力がないと嘆く全てのビジネスパーソンへ

ニコニコ話す。これに尽きる。

この1か月前後でインタビュー記事の仕事が集中している。改めて分かったのだが、インタビュアーの質によってクライアントに納品する記事のクオリティは圧倒的に変わる。

インタビューの精度が低くて残念なものが多すぎる。特にウェブ媒体。熱量も感じないし、読んでいて全く心が動かない。「君は何のためにこの記事を書いたのだろうか」とがっくりうなだれてしまう。同じ書き手として、情けな

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【回顧と展望】フリーランス・超生存術 ロールモデルは忘れるが勝ちだし価値だよ。

【回顧と展望】フリーランス・超生存術 ロールモデルは忘れるが勝ちだし価値だよ。

コルクラボギルドの編集の学校2期で一緒のたばたあいちゃんのnoteを読んで「20代女性×フリーランス×キャリアデザイン」における等身大の気持ちを覗き見した気持ちになった。

私がフリーランス(個人事業主)として活動を始めたのが2006年、27歳の時だった。同世代の女性で個人事業主として働いている女性は殆どいなかった。放送・マスコミ以外の業界を殆ど知らなかったので会っていなかっただけだとは思うが、ホ

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フリーランススキルの本質 大いに物語れるか、大いに企てられるか。

フリーランススキルの本質 大いに物語れるか、大いに企てられるか。

企画とは、物語とは、いったい何なのか?

フリーランス系のnoteやXを見ていると、ポートフォリオ的な記事を載せている人が結構いる。かくいう私も載せている。それはそれでもちろんやっておかなければいけないことだし、実績を掲載する上では大切なことだ。

私に至っては自分の名前のドメインを取得して自分のサイトを作って公開している。(いつもnoteの記事最下部に貼っているやつ)半年ほど前にばばっと作って公

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フリーランス19年目の考察:そもそもフリーランスは日本人には向いていない。

フリーランス19年目の考察:そもそもフリーランスは日本人には向いていない。

けっこう根深いぞ。フリーランスへの誤解

ヒトは本来、「フリーランス的思考」を備えた上で社会に出て仕事をしていくべきだ。自ら考えて行動して、自ら納得して決断をして、社会に貢献し続けていく。その先にあるのが自己成長であったり、いわゆる「成功」という状態であったり。

組織勤めで会社の歯車として働いていれば「作業」という社会貢献の場が与えられるので、黙々と作業をこなしていれば必然的に社会の役に立ってい

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フリーランス19年目の思考。「情報」の価値を正しく把握できない奴の特徴と幸せの考察と。

フリーランス19年目の思考。「情報」の価値を正しく把握できない奴の特徴と幸せの考察と。

今回は超絶ブラックな思考的な要素を詰め込んでいます。これまで書いたような初心者向けハウツーメソッドPV稼げるオールオッケー的な内容は皆無なので、安っぽいハウツー記事が読みたい方はnote内で「フリーランス」を検索してください。アホみたいな記事が砂利道の砂利のようにゴロゴロ転がっていますので。

ビジネス本に踊らされるな、情弱ども

先日、福岡の広告代理店オフィスにお邪魔して打ち合わせをした。あるコ

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ひとりぼっち、ダメ。ゼッタイ。フリーランスは「ルイーダの酒場」を見つけよ

ひとりぼっち、ダメ。ゼッタイ。フリーランスは「ルイーダの酒場」を見つけよ

フリーランスとして働くことは多くの人にとって自由で羨ましく憧れのライフスタイの1つであるらしい。

好きな場所で好きな仕事をする。この言葉だけを取り上げれば何とも素晴らしい響きであるが、その一方でフリーランスの生活は想像以上の孤独を伴う。

ひどいときは1日の間、誰とも話すこともなく、コンビニの店員さんはスーパーのレジ打ちのおばさまに「ありがとうございまっす!」とお礼の一言しか言葉を発せず、家に帰

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これ言う人は思考能力ゼロ!フリーランスに「何となく」は許されない10のワケ

これ言う人は思考能力ゼロ!フリーランスに「何となく」は許されない10のワケ

フリーランスに理想の上司などない!?
マジでクソくだらねぇ調査結果のひとつに、某生保が毎年なんのためにやっているのか理解できない「理想の上司ランキング」がある。

近年は著名人の考えや価値観に触れられるコンテンツ、WBCではアマプラが選手や監督・コーチの交流の様子を撮影したり、心情を吐露したりして、より人間くさい部分が見えてきた。所詮、理想などは見た目や話し方などイメージでしか推し量ることはできな

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フリーランス続けたい!「もし●●なかったら仕事なくすぞ10選」

フリーランス続けたい!「もし●●なかったら仕事なくすぞ10選」

フリーランススキル=人間性スキル「フリーランスとしての向上=人間性の向上」であるのは、過去のnoteで散々書き散らかしている。約20年になるフリーランス生活の中で、小手先・大手先なテクニックは身につけてきたが、いくらテクニックを身につけても
肝心の人間性が伴っていなければ、たちまち詰む。

先日もnoteのレコメンドに、フリーランスになったものの1年足らずで正社員になった20代の女性の話が出ていた

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もっと仕事欲しい!フリーランスが使うな言葉20選

もっと仕事欲しい!フリーランスが使うな言葉20選

フリーランスで生きていくためには人間力が必須である事は、散々と書き散らしている。その人間力を形成するのに大切なことのひとつが「言葉」である。

言霊はある。信じよう。フリーランスをやるやら「言霊」という言葉に代表されるように、私たちが喋る言葉には魂が宿っている、と私は信じている。30代の頃は信じるとか信じないとかではなく、気にもとめなかったが、40代になって完全に独立してからは言霊を意識するように

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質問力が欲しい!フリーランスが知るべきやるべき15ステップ

質問力が欲しい!フリーランスが知るべきやるべき15ステップ

今回はフリーランス×質問力についてお話しします。

最近はめったに行かないのですが、異業種交流会というものに足を運んだ時、辟易とすることがほとんどです。名刺交換をした直後から、相手の話を聞こうともせず、自分のサービスをプレゼン大会のように語り散らし、「何かあったらよろしくお願いしますね」と私に話をするタイミングを一切与えずにその場を離れ、他の参加者と名刺交換をしてはまた自分アピールに励む。

きっ

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覚悟を決めてフリーランスで生きていこうと決めたアナタへ。まずは●●しようぜ。

覚悟を決めてフリーランスで生きていこうと決めたアナタへ。まずは●●しようぜ。

フリーランスへの勇気が持てないあなたへ

フリーランス19年目に突入した木村です。2024年に入ってから、フリーランスの生き方・働き方・考え方・動き方を軸にしてnote発信を展開しています。

今回は、組織から飛び出してフリーランスとして働くことに興味を持つ人に向けた内容です。27歳の時にフリーランスになり、45歳の現在までずっとフリーランスとして働いてきた私。ある調査によると、フリーランスの3年

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フリーランス超!生存戦略「羞恥心」はとっととドブ川に捨ててきやがれ!

フリーランス超!生存戦略「羞恥心」はとっととドブ川に捨ててきやがれ!

フリーランスというポジションは生きていく上での自由と柔軟性がある程度保証されますが、その道を進むには内面の壁を乗り越える必要があります。

私がフリーランスになって今年で19年目になります。先日、友人と飲んでいて、「羞恥心」の話題になりました。note×フリーランスでのテーマで探し続けている私は脳内にピカッと電球のマークが浮かびました。

「フリーランスには羞恥心は必要ない」

「恥は掻き捨て」な

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フリーランス超生存術:喜怒哀楽をいちいち表せない奴は生き残れない。

フリーランス超生存術:喜怒哀楽をいちいち表せない奴は生き残れない。

フリーランスとして成功するには「人の心がわかる人」でないといけません。「そんなのわかってらい!」という人もいれば「そもそも人の心ってわかる必要があるんですか?仕事なんだからそんなのわかる必要なんてナッシングっす」という人もいるでしょうが、フリーランスは技術職であり事務職であり営業職であり広報職であり人事職でもあり経理職でもあり接客業もひとりでこなすスーパービジネスパーソン的な役割を求められるわけで

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フリーランス超生存戦略:サザエさんの「三河屋のサブちゃん」たれ。

フリーランス超生存戦略:サザエさんの「三河屋のサブちゃん」たれ。


「私は一体、何者なんですか?」

先ほどまで友人たちとお茶をしていて、実験サンプリング的に作った新しい名刺を見せた。文章を書いたり広報PRのコンサルなどをする肩書きをつけて活動しているが、2023年はその枠を遙かに超える仕事をした。

自身が企画して開くことができたイベントもあれば、依頼を受ける形で書籍編集をしたりクラウドファンディングページを作ったり。そのスキルをハッシュタグにまとめてみたら、

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