ノスタルジー

猫が出窓から眺めている程度の
世界で生きたい

あまりにも知らないことが多すぎて
泣いたことだってすぐに忘れて
愛されたことだって忘れてしまう

ながれ ながれて
現在はすぐに過去になって

雨中で傘ふりまわして
踊ってる幼子に戻りたく思った

言葉は儚いものだから
好きの理由なんて聞くもんじゃない

もう二度と会いたくない人や
もう二度と会えない人が
増えていくことが
大人になるってことなのかもしれない

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