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個人的な話

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新年の抱負、2024

新年の抱負、2024

みなさま、あけましておめでとうございます。
どうもこぶたです。

長男と次男の性格がうまく悪い方に引き合ってしまい、
大絶叫と笑い声と怒号とため息が飛び交うカオスと化している冬休み中の我が家、
元旦より能登地震に伴う津波警報による避難で始まり、
次男が転倒して巨大なタンコブを作り、救急外来に電話という2024年の幕開けです。

能登地震、羽田空港の航空機衝突事故の被害に遭われた方々には
こころより

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2023を振り返る

2023を振り返る

2023年、最後のゴミの日を
寝過ごしました。

どうもこぶたです。

夫はまだ、本日もお仕事。
おさまっておりません。

私は本日、おさめたいのですが
おさまるかしら?
おさめないとみんながおさまらない笑

そんな2023ももう終わり。
ということで、今年の目標を振り返っておきたいと思います。

2023の目標と結果2023年は、1歳児といてもできることを考え、
9つの目標を掲げました。

・液

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宗教二世だった私のはなし

宗教二世だった私のはなし

車椅子の夫と5歳の息子と暮らす主婦、こぶたです。

今日は私の話をします。

突然の手紙もうすぐクリスマスというある日のことです。
保育園のお迎えから帰宅し、
息子のマシンガントークを聞きながらポストを覗くと
珍しく手紙が届いていました。

おやっ?と思い手に取ると宛名は私と旦那。
差出人は母です。

嫌な予感。

私は全身を固くし、息子の話に「うんうん」と相槌を打ちながらその手紙の封を切りました

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息子と気持ちのお話をしたはなし

息子と気持ちのお話をしたはなし

車椅子の夫と5歳の息子と暮らす主婦、こぶたです。

先日、息子とテレビを見ていて、こんなお話になりました。

合うとか合わないとか正しいとか正しくないとか私「人生には色んなことがあるんだね。
  ママは多分人よりは悲しいことが多い人生だと思うよ。
  今は君がいてハッピーだけどね。」

息子「そうだね。叱られてばかりいたしね。
   悲しかったと思うよ。
   ねぇ、ママは幼稚園で
   どうして

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障害のある妻が障害のある夫婦を考える

障害のある妻が障害のある夫婦を考える

基本的に夫婦は対等だと私個人は思っています。
だけど、そこに”障害”が加わると
途端にそれは複雑化していくのではないでしょうか。

時に対等ではない・対等にはなりえないと思いこんだり
夫婦としての自分の役割から逃げようとしたり、
負うことを放棄したり。

そんな場面が私たち夫婦にもありますし、
多くの障害のある夫婦を見て、それを感じることもあります。

なぜでしょう?

夫婦であること、その関係は

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運動会に残った、私の後悔

運動会に残った、私の後悔

どうも車椅子の夫と6歳の息子と暮らす主婦、こぶたです。

保育園最後の運動会

先週末は息子の保育園最後の運動会でした。絶対泣くやつやん!!!とお思いのあなた!!

全く泣きませんでした 笑 

「年少さんからの成長が走馬灯のように頭に浮かんでさ…」と涙ぐむママさんもおられましたし、私自身も息子が年中さんまでは上級生の競技や踊りを見てグッと来ていました。絶対泣くだろうと思っていました。

うちの息

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車椅子の父、4ヶ月児と初めての散歩

車椅子の父、4ヶ月児と初めての散歩

車椅子の夫と暮らすこぶたです。
次男も4ヶ月になり、首も据わりしっかりしてきたある日
初めて夫と長男と3人でお散歩に行くことになりました。

子どもを連れ出す勇気長男の時には夫が1人で外に長男を連れ出したのは2歳頃でした。
それまでは私が付き添う時のみ。
おすわり出来るようになるまでは
外でだっこすることもありませんでした。

それはめんどくさいから
ではなく、子どもの安全が守れるかどうかが不安だ

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感じ方が違っていても、心は違わないよ

感じ方が違っていても、心は違わないよ

どうも、こぶたです。
少し前、長年飼っていた愛犬が虹の橋を渡りました。

初めて【死】に触れることになった7歳の長男のことを
今日はお話しようと思います。

イヌのこと
22歳の頃、私は1度全てを失いました。
仕事も恋人も、住む家も、そして生きる気力も。

そんな時に縁あって飼うことになったのが
イヌでした。

その後しばらくして予想に反し結婚することになり、
イヌを連れての新婚生活のスタートでし

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私とあなたは生きる時間すら

私とあなたは生きる時間すら

私の祖母は大正11年生まれの100歳。
どうも、こぶたです。

先日、私の実家と
祖母宅に帰省してきました。

ひとりひとりの生きる時代の話

私の地元は関西の田舎街です。
両親はそこから少し西にある、山間の村の出で
核家族家庭の中で育ちました。

昭和の終わりに生まれた私は
野山を駆け回り、
時に祖母の家の屋根に飛び乗ったり
屋根裏を走り回り大きくなりました。

色んな時間を経て、今。

実家は

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責任  -不妊治療が残したもの-

責任 -不妊治療が残したもの-

夫と凍結受精卵の更新手続きに行ってきました。
どうも、こぶたです。

私たちの不妊治療私たちは、脊髄損傷による男性不妊のため、
2人の子どもを持つために、10年近い月日を
不妊治療に費やしてきました。

私は13回の採卵をしました。
施術台に乗ってから採卵キャンセルを言われたこともあり、
採卵周期だけで言えば
20回以上だったのでは無いかと思います。

経腹採卵も経験し、採卵時に麻酔で急変したこと

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息子に生理を説明した話

息子に生理を説明した話

どうも、こぶたです。

今日は息子に生理を説明した話をしたいと思います。
苦手な方はまたお会いしましょう。
さようなら。

読みたいあなた、ありがとうございます。
本日は私にしては珍しく短文ですので、
最後までお付き合いくださると幸いです。

障害のある夫には毎日、ケアのルーティーンがあり、
夜はそこに大部分の時間が取られます。

つまり私はその時間、ワンオペになりがち。

そんな理由から、
必然

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たった一通のメールで人生が壊れた話③

たった一通のメールで人生が壊れた話③

これまでのお話はこちら↓

https://note.com/kobutakundayo6/n/n84fcbf347125

高校を卒業し、行きたかった大学も諦めた私は
彼の言いなりになり、彼の指定する範囲の短大へ行くことになりました。
はじめて会った日にホテルへ連れ込まれ、始まった暴力。

今考えたらいくらでもNOを提示できたはずなのに、
それをしていいことさえ知らなかった10代の頃。

自分が

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繊細さんは牙を剥く?

繊細さんは牙を剥く?

繊細さんと言う言葉がこのところよく私の目につくところに流れてきます。
どうもこぶたです。

まず初めにお伝えしておきたいことは、
人はみな、感じ方も捉え方も、受け取る事実さえもそれぞれに違っている生き物だということです。

「当たり前でしょ?」「そのくらいできないの?」「わかるでしょ?」が通じるのは
ある程度似通った背景を持つ一部の間でのみ通用する通念なのかもしれません。

繊細さん?
繊細さんと

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たった一通のメールで人生が壊れた話②

たった一通のメールで人生が壊れた話②

17歳の私が一通のメールを送ってきた6歳年上の相手に、その後5年間に渡り束縛されることになった話の続きです。

前回のお話はこちら⬇

https://note.com/kobutakundayo6/n/n84fcbf347125

彼は先に顔写真を送ってきました。

「送ったからこぶたも送ってくれるよね。」

私は渋々1枚の写真を送りました。
顔の分かりづらい写真です。
もちろん相手は納得しませ

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