古賀裕人🐸

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【第3回】私立古賀裕人文学祭:結果発表

御礼とご挨拶おんれいとごあいさつ☺︎ お世話になっております、実行委員長の古賀でございます。 この度は第三回私立古賀裕人文学賞( 通称:#古賀コン3 )にたくさんのご応募を頂きありがとうございました! 今回はなんと76名、77作品がエントリー。 ありがたいことです…!とんでもない数です…! 第1回、第2回と、超ハイレベルなご投稿を賜ってきた本祭ですが、当然のことながらそのハイレベルな参加者の皆さまのお友達やお知り合いが「お、なんかやってんじゃん」みたいなノリで新たにエ

    • 「むずかしいと おもうことは れんしゅうしよう。」

      面白い本を読んだのでシェアします。 本屋で娘がたまたま手にとった本だったのですが、5年程前に出版されているのと、すでにテレビなどでも取り上げられているようで、ご存知の方も多いかもしれません。 ういさんという、執筆当時小学校2年生の女の子が書いた『しょうがっこうがだいすき』(学研プラス, 2019)です。 この本は小学生の先輩であるういさんが、これから入学をする後輩たちに向けて「しょうがくせいになるまでに、やるといいこと」「しょうがくせいになったら、やるといいこと」をとて

      • 【第4回】私立古賀裕人文学祭:結果発表

        御礼とご挨拶おんれいとごあいさつ☺︎ お世話になっております、古賀コン実行委員長の古賀裕人でございます。 この度は第4回私立古賀裕人文学賞( 通称:#古賀コン4 )にたくさんのご応募を頂き、まっことありがとうございました🌸 今回は67名、68作品がエントリー! ありがたいことです…!ありがたいことです…! さっそく古賀コン名物の全作品講評に参りますが、講評と言ってもそんな堅苦しいものでもなく、皆さまから頂いた大切なお手紙に一つひとつお返事をする、そんな感覚でやっており

        • 古賀コン4:応募作品展示室&人気投票受付所

          こちらは第4回私立古賀裕人文化祭(#古賀コン4)のエントリー作品展示場&人気投票受付会場です。 ぜひごゆっくりお楽しみいただき、最後にポチっと1票お願いいたします🐸 【第4回】私立古賀裕人文学祭募集要項今回は「記憶にございません」をテーマに作品を募集しました。 エントリー作品展示場ページの最後にアンケートフォームがございます。 ぜひあなたのお気に入り作品を教えて下さい☺︎ 1. 非常口ドット「無限ループ」 2. 大江信「最初から最期まで断言はできない」 3. まーた

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        【第3回】私立古賀裕人文学祭:結果発表

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          【第4回】 私立古賀裕人文学祭:募集要項

          開会の言葉   ご来場の皆様方におかれましてはお足下のそんなお悪くない中、このようにしてお集りいただき、誠にありがとうございます、只今ご紹介にあずかりました古賀でございます、世の中すっかり花粉ですね、生命の結晶、いや、愛の精霊と言っても良いかもしれませんね、鼻にとっては迷惑極まりない主題ですが、花にとっては何より大事な行為ですからそれって、結局は所在の問題だと思うんです。もしかしたら杉花粉を桜は嫌っているかもしれませんし、桃の花粉にブタクサは恋焦がれているかもしれませんし、

          【第4回】 私立古賀裕人文学祭:募集要項

          【エッセイ】 子どもの頃、変な町に住んでた

          カタチあるものはいつか滅びゆくということで、私の通った小学校も消え失せた。 いわゆる統廃合というやつだ。 私が生まれ育ったのは東京の下町にある当時ギンギンの新興住宅地で、とにかくめちゃくちゃ変な町だったし町として完全に気が狂っていたと思う。 新築のマンションと都営住宅が入り乱れて建ち並び、医者や経営者みたいな小金持ちからパチンカスやら銅線泥棒まで、日本の未来を背負って立つ若者から半グレ集団までを内包した多様な人間がワイワイガヤガヤ住んでいた我が故郷。 幼馴染はビックリ

          【エッセイ】 子どもの頃、変な町に住んでた

          夕焼けの色は鮭

          『夕焼けの色は鮭』  母さん、いま平気?大丈夫すぐ済むから。すぐすぐ。一瞬さ。僕はね、人間なんてただの糞袋だって、そう思っているんだ。思ってるんだ。ルンルンさ。斎藤一を気取っているわけじゃないよ、だって幕末って、とてもナルシストだし、知っての通り僕のお腹はあまりにも自分勝手だし、気難しいんだもの!三日も四日も音沙汰ないと思った時には既に決壊は始まっているんだ。とっくに始まってるんだよ。ルンルンさ。税務署だって事前に連絡くらいは寄越すよ。税務署以上にお堅いんだ、僕のうんこは。

          夕焼けの色は鮭

          古賀コン3:応募作品展示室&人気投票受付所

          こちらは第3回私立古賀裕人文化祭(#古賀コン3)のエントリー作品展示場&人気投票受付会場です。 ぜひごゆっくりお楽しみください☺︎ 【第3回】私立古賀裕人文学祭募集要項本文学祭の詳細は以下をご参照下さい☺︎ エントリー作品展示場ページの最後にアンケートフォームがございます。 ぜひあなたのお気に入りの作品を教えて下さいね☺︎ ①. 大江信 『完璧な日曜日』 ②. うっかり 『12月の日曜日』 ③. 比良岡美紀 『岸壁の日曜日』 ④. 憚譚之傍見 『完璧な日曜日』

          古賀コン3:応募作品展示室&人気投票受付所

          【第3回】 私立古賀裕人文学祭:募集要項

          開会の言葉只今ご紹介にあずかりました、実行委員長の古賀でございます。寒暖差アレルギー! そんな言葉が生まれるずっと前から、わたくしは寒くなると鼻水が出る。出るのだから、きっと寒さと鼻水には何らかの因縁があんじゃないかと、ずっと前からそう睨んでおりましたことだけは全てに先駆けて言わせて下さい、ありがとうございます。 もちろん急に暖かい部屋へ入った途端に出てくるサラサラの鼻水、あれをわたくしが脳の雪解け汁と呼んでおりますことは以前にも申し上げた通りで、今のところ特に変更ござい

          【第3回】 私立古賀裕人文学祭:募集要項

          【エッセイ】 裸の一番星と俺の自転車

          私が通っていたのは小説を読んだり映画を観たりして感想を書いたり、あるいは奇妙な格好をして飛んだり跳ねたりすると単位が貰えるちょっと変な大学だった。 イケフクロウからやや先に行ったところにあって、名前だけは無駄に有名で、卒業生は誰も就職できないかわいい学校。 子どもの頃から勉強が嫌いだった私はわざわざ大学に行ってまで嫌なことをするのは嫌だなと思っていて、でも本を読んだり映画を観たりするのは好きだったから、それで学位が貰えるなら儲けもんだと思ってフランクに受験した。 芸能の

          【エッセイ】 裸の一番星と俺の自転車

          【エッセイ】 メトロノーム、漢字ドリル、壊れた自転車みてえな人間

          全く以て自分の性格の悪さには度肝を抜かれます。 もちろんあなただって滅茶苦茶に性格悪いとは思うが、私だって全然負けてないし何なら私の方が絶対にやばい。 そんな負けん気の強さを愛して欲しいし慈しんで欲しい。朝晩二回感謝して欲しい。 あなたくらいだと子どもの頃から自分以外の人間を間抜けか木偶の坊かあるいは波打ち際のビニール袋か何かだと思ってそのように付き合って日々を過ごして来たのだろうけれども、私なんかは偶に実家に帰るその道すがらに小学校の同級生なんかがマルエツの前を歩いてい

          【エッセイ】 メトロノーム、漢字ドリル、壊れた自転車みてえな人間

          【第2回】私立古賀裕人文学賞:結果発表

          はじめに ……どうしてこうなった😇 応募を締め切って1秒、 真っ先に抱いた正直な感想です😇 今年始めたばかりでまだ赤ちゃんの古賀コン 。 旗揚げ公演でありました前回は奇跡的に10件を超える応募を頂き、しかもその全てがハイレベルであるという幸運に恵まれました。 そのハイパー作品パワーで多くの方に応援と拡散を頂いたお陰様で、今回は20件くらい来るんじゃないの~?1日で読み切れるかな~?☺︎ などと悠長に構えておりました。。 それが蓋を開けてみれば応募総数44件! (締切後

          【第2回】私立古賀裕人文学賞:結果発表

          【第2回】 私立古賀裕人文学賞:募集要項

          開会の言葉おはようございます、古賀でございます。 概念だけが、えー、なんて言うんでしょうか、存在するものが好きでして。 それって何フェチなんだろうと考えてみたらですね、これって潔癖症なのかもしれない、という気がしてきたんです。 たとえば「男女の友情」、この概念が完全に創作であることは皆さんご存知の通りで。 小説や漫画、アニメ、映画の中では美しく、あるいは面白おかしく描くことが可能でありますが、実際のところは様々な運要素が重なるごく短期間にだけ成立する関係性であって、その期間

          【第2回】 私立古賀裕人文学賞:募集要項

          【エッセイ】 無駄は俺の魂を救えるか

          天使と悪魔が争うように、「人生に無駄なことなどひとつもない」陣営と「いや普通に無駄なこともあるっしょ」陣営も永らく互いを罵り合い言い争って来た訳であるが、それ見た天使と悪魔が口を揃えて「そんなことで言い争うのが一番無駄」と言ったことで一応の解決を見たとか見ないとか。 そもそも人生に意味はあるのかという話にもなるし、無駄にこそ最も価値があるのではないかという話にもなり得るし、我々は兎角二項対立で物事を捉えがちではあるものの実際には世界はグラデーションである。 無駄毛にだって

          【エッセイ】 無駄は俺の魂を救えるか

          【エッセイ】 心の和室の襖はビリビリ

          大切にしたい言葉がある などと私が言おうものなら、賢明な読者はピシャリと屁をこきページを閉じて、矮小で瑣末な日常へと踵を返すだろうと思う。 太陽系の歴史を辿れば主観の大切物に客観が同等以上の重要性を認めた形跡は無いし、普遍的で軽薄な上等少女のように個人の価値観を公言すれば首を刎ねられるのが関の山である。 ただし、それでいても大切にしたい言葉というものは稀にあり、知らせというものは得てして急にやって来る。 「きみって絶対に私のこと好きでしょ?でもごめんね」 と、隣の席

          【エッセイ】 心の和室の襖はビリビリ

          【第1回】私立古賀裕人文学賞:結果発表

          はじめにいきなりはじまったこの企画、 私立古賀裕人文学賞(#古賀コン)。 皆さまのご協力とご拡散のお蔭様で、沢山のご応募を頂くことができました…! ほんとうれしい…… ( ;∀;)♡ いや、 ほんとうれぴよ丸…… ( ;∀;)♡(?) ご応募頂いた皆さま、情報を拡散頂いた皆さま、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。 とてもとっても嬉しくて、作品のURLを頂くたびにリアルで小躍りをしておりましたですよ! 感謝してもしきれんです。 さて、第1回のテーマ

          【第1回】私立古賀裕人文学賞:結果発表