古雅崎藍羽

マルチクリエーター(になりたい)Vtuber(にもなりたい)。 最近は東方非想天則にお…

古雅崎藍羽

マルチクリエーター(になりたい)Vtuber(にもなりたい)。 最近は東方非想天則にお熱のゲーム好きTRPGシナリオ作家。

マガジン

記事一覧

藍羽放浪記・・・11ページ目【小説】

星の都のとある喫茶店に入った僕は、自分の書きかけの小説に登場する「小鳥遊夏希」(たかなし なつき)に出会った。 口ぶりから、この喫茶店のマスターなのだろうか。 小鳥…

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藍羽放浪記・・・10ページ目【小説】

星の都、アルカ・ナハトにしばらく滞在することにした僕は、宿屋を探しながら先程の老父の言葉の意味を考えていた。 「あの人には、僕の何が見えていたんだろう…」 そん…

古雅崎藍羽
10日前
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藍羽放浪記・・・9ページ目【小説】

星の都、「アルカ・ナハト」にやってきた僕は町の広場にやってきた。 広場は環状になっていて中心には星が映し出された大きな噴水があり その周りのベンチに多くの人が腰か…

古雅崎藍羽
2週間前
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藍羽放浪記 8ページ目

2024年4月9日 満点の星空の下で一夜を明かした僕は、寝袋を片付けて「星の都」までやって来た。 本来の「星の都」の名前は「アルカ・ナハト」と言うらしい。 「アルカナ…

古雅崎藍羽
3週間前
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藍羽放浪記7ページ目

2024年4月8日 僕は自信を持って好きだと言えるものが幾つかある。 水族館、音楽、ゲーム。 そして星。 今日はかなりひらけた丘の上の草のクッションの上で日記を書く。 …

古雅崎藍羽
1か月前
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インターネットの海で人と接するという事について僕が思うこと

やぁ、おはよう🖊🪶古雅崎藍羽です。 みんなSNSはやってるかな? 「X」とか「Facebook」とか。 あとはオンラインゲームとか、YouTuberやバーチャルYoutuberなんかの配信を…

古雅崎藍羽
1か月前
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藍羽放浪記6ページ目【小説】

どれくらい経ったのだろうか… そんなことを考えながらゆっくりと目を開ける。 「これが…知らない天井ってやつか…」 どこかの小さい部屋の天井が目の前に映し出された…

古雅崎藍羽
1か月前
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藍羽放浪記5ページ目・・・【小説】

海に沈む自分の知る街と瓜二つの街を後にした僕は情報を集める為にここから数十キロ離れた位置にあるであろう街に向かった。 バス?タクシー?なのか分からないけど、ここ…

古雅崎藍羽
1か月前
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藍羽放浪記 4ページ目

2024年3月18日 今日は海の中に入った。 こちらの世界の海は場所によっては海底を歩くことができるらしい。 水中でも呼吸ができるのはとても不思議な感覚がする。 海の中…

古雅崎藍羽
1か月前
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藍羽放浪記 3ページ目

2024年3月12日 今日は大きな街の一角にあるこのレストランで日記を書くことにする。 街の名前は「eòlas」 調べてみたら元の世界のスコットランド・ゲール語で「知識」と…

古雅崎藍羽
1か月前
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藍羽放浪記2ページ目

2024年3月3日 こちらの気候と元の世界の気候は連動してることに気がついた。 そして「魔界」だったり「天界」だったり「魔法の森」やら「海底神殿」があるような世界だが…

古雅崎藍羽
2か月前
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藍羽放浪記 1ページ目

2024年2月27日 この異世界旅行にも慣れてきた今日この頃。 僕はいつぞや、宿がなくて困っていた時に助けてもらったこのカフェで今日の日記を書いている。 こうやって電子…

古雅崎藍羽
2か月前
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第1回 妄想必殺技トーナメント(古雅崎藍羽の後日談)

この短編小説は、異吹ムレ様の配信で先日行われた「リスナーの必殺技を考えてトーナメントを組んで戦いを妄想しよう!」という感じの大会で、予選敗退してしまった古雅崎藍…

古雅崎藍羽
5か月前
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CoCTRPG自キャラ小説「ワスレナツキ」

第1節「夏希」 深い、深い森を抜けて 私は小さな丘の上で仰向けになり、空を見上げていた。 途方に暮れていた。と言うやつだ。 「七月....どこ行っちゃったのさ...」 …

古雅崎藍羽
7か月前
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僕の夢のお話。

本記事は、Vtuberの裏の話を含みます。夢を壊したくない方、そういったことにアンチのお方は、読むことをおすすめしませんので、ブラウザバックを願います。 やぁ。お久し…

古雅崎藍羽
8か月前
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東方非想天則日記#1

やぁ、おはよう🖊🪶 古雅崎藍羽です。 Twitterのアンケート投票、ありがとうございました! という事で今日は東方非想天則日記#1です。 本当はこのシリーズの名前考えよ…

古雅崎藍羽
8か月前
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藍羽放浪記・・・11ページ目【小説】

藍羽放浪記・・・11ページ目【小説】

星の都のとある喫茶店に入った僕は、自分の書きかけの小説に登場する「小鳥遊夏希」(たかなし なつき)に出会った。
口ぶりから、この喫茶店のマスターなのだろうか。

小鳥遊夏希は僕が彼女の名前を言い当てたことから、僕を怪しい者と認識したようで険しい表情で僕を見ていた。

「なんで…私の名前を知っているんですか?」

「あ、え…っと」

適当な言い訳が見つからず、どうすべきか必死に思考をめぐらせた。

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藍羽放浪記・・・10ページ目【小説】

藍羽放浪記・・・10ページ目【小説】

星の都、アルカ・ナハトにしばらく滞在することにした僕は、宿屋を探しながら先程の老父の言葉の意味を考えていた。

「あの人には、僕の何が見えていたんだろう…」

そんなことをポツリとつぶやきつつ、歩く。
ここは繁華街のようだけど、噴水のあった広場よりも人が少ないと感じる。
1本の道の両側に様々な店が並んでいる。
魔法を売っているお店や占いのお店が多い印象を受ける。
これだけ同じようなお店があれば、

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藍羽放浪記・・・9ページ目【小説】

藍羽放浪記・・・9ページ目【小説】

星の都、「アルカ・ナハト」にやってきた僕は町の広場にやってきた。
広場は環状になっていて中心には星が映し出された大きな噴水があり
その周りのベンチに多くの人が腰かけて談笑している。

噴水の周り、少し歩いて人や建物の様子を観察してみようか。

街ゆく人たちの服装は様々で、目に付くだけで
星の黒いローブに魔女帽子の男女。
ロングコートの怪しげな雰囲気の男性。
指にはめるには大きすぎる宝石の付いた指輪

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藍羽放浪記 8ページ目

藍羽放浪記 8ページ目

2024年4月9日

満点の星空の下で一夜を明かした僕は、寝袋を片付けて「星の都」までやって来た。

本来の「星の都」の名前は「アルカ・ナハト」と言うらしい。
「アルカナ」と「ナハト」.…なのかな?

この街に来て何より不思議だったことは、街の境界線を越えた瞬間、周囲が真っ暗になったこと。

なるほど、この都ではずっと夜なんだろう。
となれば、星が好きな僕がやることといえば空を眺めることになる訳だ

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藍羽放浪記7ページ目

藍羽放浪記7ページ目

2024年4月8日

僕は自信を持って好きだと言えるものが幾つかある。

水族館、音楽、ゲーム。
そして星。

今日はかなりひらけた丘の上の草のクッションの上で日記を書く。
夜だから当たり前だが、辺りは暗い。
恭赤(うやらか)が夜でも動けるようにと、狐火の明かりを旅に出る前に用意してくれたからそれを使って手元と辺りを明るくする。

海の中であったことを思い出すと早く恭赤(うやらか)の所に戻らなけれ

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インターネットの海で人と接するという事について僕が思うこと

インターネットの海で人と接するという事について僕が思うこと

やぁ、おはよう🖊🪶古雅崎藍羽です。

みんなSNSはやってるかな?
「X」とか「Facebook」とか。
あとはオンラインゲームとか、YouTuberやバーチャルYoutuberなんかの配信を見たりとか。

そんなネットの世界が普及した今の時代に、誰かと接することについて僕が思うこととかつらつらと書いていこうと思うよ。

・古雅崎藍羽の初めてのインターネットでの人との邂逅僕が初めてネットの世界

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藍羽放浪記6ページ目【小説】

藍羽放浪記6ページ目【小説】

どれくらい経ったのだろうか…

そんなことを考えながらゆっくりと目を開ける。

「これが…知らない天井ってやつか…」

どこかの小さい部屋の天井が目の前に映し出された。
ゆっくりと体を起こして辺りを見回すと、小さいテーブルと食器の入ったガラス張りの棚があるのがわかる。

部屋の大きさ的に店員の休憩所・・・といった感じだ。
僕はソファの上に横になっていたようで、少し腰が痛い。

ガチャ・・・

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藍羽放浪記5ページ目・・・【小説】

藍羽放浪記5ページ目・・・【小説】

海に沈む自分の知る街と瓜二つの街を後にした僕は情報を集める為にここから数十キロ離れた位置にあるであろう街に向かった。

バス?タクシー?なのか分からないけど、ここでは「イルカ」に乗って移動するのがメジャーらしい。
幸い、こちらの世界と元の世界の通貨は同じらしく、料金は支払うことが出来た。

目的地に到着して「イルカ」に料金を支払い、「イルカ」が遠くなっていくのを確認して僕は辺りを見渡した。

「や

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藍羽放浪記 4ページ目

藍羽放浪記 4ページ目

2024年3月18日

今日は海の中に入った。
こちらの世界の海は場所によっては海底を歩くことができるらしい。
水中でも呼吸ができるのはとても不思議な感覚がする。

海の中独自の文明あるようで、龍宮城?のようなものや地上と同じように街や村があったりする。

そして一つ気になった街?があった。

それは、僕が向こうの世界で過ごした街と瓜二つの街があったこと。僕の家ももちろんあったよ。

何より奇妙

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藍羽放浪記  3ページ目

藍羽放浪記 3ページ目

2024年3月12日

今日は大きな街の一角にあるこのレストランで日記を書くことにする。

街の名前は「eòlas」
調べてみたら元の世界のスコットランド・ゲール語で「知識」という意味の言葉らしい。読み方は分からん。なんでも「創作者の知識と夢が創り出した街」ということらしくて、物書きやイラストレーターが好きそうな「ファンタジー感」が街全体に現れている。
そのせいか、街ゆく人々は知ってる単語で言うな

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藍羽放浪記2ページ目

藍羽放浪記2ページ目

2024年3月3日
こちらの気候と元の世界の気候は連動してることに気がついた。

そして「魔界」だったり「天界」だったり「魔法の森」やら「海底神殿」があるような世界だが、それ以外は元の世界とほとんど変わりがないようだ。

どこに行ってもだいたい生きているのは、この体が作り物だからなのか、はたまたそういう環境なのか…考察してみるのも面白そうだ。

そして今日は「魔法の森」でこんな植物を見つけた。

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藍羽放浪記 1ページ目

藍羽放浪記 1ページ目

2024年2月27日
この異世界旅行にも慣れてきた今日この頃。
僕はいつぞや、宿がなくて困っていた時に助けてもらったこのカフェで今日の日記を書いている。

こうやって電子媒体で文字を書くのは、後々データのコピーや誰かとの共有をするのに都合はいいけれど…
ペンと紙を使って書く方が僕的には好きかなぁ。と思ったり。

持ってない訳では無いけど、ペンはそろそろインクも切れそうだ。
何かいいペンがあればいい

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第1回 妄想必殺技トーナメント(古雅崎藍羽の後日談)

この短編小説は、異吹ムレ様の配信で先日行われた「リスナーの必殺技を考えてトーナメントを組んで戦いを妄想しよう!」という感じの大会で、予選敗退してしまった古雅崎藍羽の後日談です。

配信の方はこちら!↓↓↓
みんなの想像力がとても豊かで楽しい配信になっていたと思っています!

そして、そんな異吹ムレ様のXはこちら!↓↓↓

それでは本編です!↓

先日行われたトーナメントで、僕は予選で敗退した。

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CoCTRPG自キャラ小説「ワスレナツキ」

第1節「夏希」

深い、深い森を抜けて

私は小さな丘の上で仰向けになり、空を見上げていた。

途方に暮れていた。と言うやつだ。

「七月....どこ行っちゃったのさ...」

親友の七月が姿を消して1週間が経っていた。

目を閉じて、思い出す。居なくなる直前にここで七月話していたことを。

(「もし....もしさ。俺が突然いなくなったらどうする?」

「なぁに?急に。遠くに行きたくなったなら、私

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僕の夢のお話。

僕の夢のお話。

本記事は、Vtuberの裏の話を含みます。夢を壊したくない方、そういったことにアンチのお方は、読むことをおすすめしませんので、ブラウザバックを願います。

やぁ。お久しぶりだね。
9月の半ばだよ〜。もうすぐで熱い夏も終わる(と信じたい....w)
にしても今年はやばかったね。気温32℃で猛暑日なんて数年前は言っていたのに、今年は40℃とかいってたとこもあったねぇ。
ばっかじゃねぇの???

こほん

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東方非想天則日記#1

東方非想天則日記#1

やぁ、おはよう🖊🪶

古雅崎藍羽です。
Twitterのアンケート投票、ありがとうございました!

という事で今日は東方非想天則日記#1です。
本当はこのシリーズの名前考えようかなぁ?とか思っていましたが細かい事は後でええ。書け。と心の中の自分が話しかけてきたのでさっさと書くことにしますね()

☆近況の非想天則結論から言いますね。

スランプデス!!!!!!

・・・いやぁ、マジでスラン

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