Koichi | 流浪大学生

知的好奇心旺盛な大学3年生。 物理世界と概念世界を自由気ままに流浪しています。 一貫性…

Koichi | 流浪大学生

知的好奇心旺盛な大学3年生。 物理世界と概念世界を自由気ままに流浪しています。 一貫性の無いnoteですが、読んでくれるとうれしいです!

マガジン

  • 日々の気づき / 物理世界と概念世界の流浪手記

    生きていて感じたこと、気づいたことのまとめです。

  • マレーシア留学(後期)

    マレーシア留学後半5ヶ月をまとめています。 ふらふら、とぼとぼマレーシア。 寄り道だらけの旅人の手記。

  • 【自己紹介・事業紹介ページ】

    私がどういう人で、どんな目的を持って生活しているのかを記載しています! 自分が行っている事業などについても書いています!

  • マレーシア留学(前期)

    マレーシア留学の前半5カ月間のNoteです!

  • 詩と短歌

    好きだけど、へたっぴです。指摘してくれると嬉しいです!!

最近の記事

#2【物理世界と概念世界の流浪手記】世界の単純な構造、論理。

今回伝えたいことは、すべてこの二文で表現できる。少々難解で意味がわからない。少しづつ紐解いていこうと思う。 つい最近、「はじめての人類学」という奥野克巳さんの本を拝見した。非常に好奇心を刺激され、人間や世界に対する理解が深まったので、ぜひ読んでほしい。 この本では、世界の辺境の地に住む民族に実際にフィールドワークをして、生活をともにすることで人類の理解を深めてきた数人の人類学者の経歴や成果がまとめられている。その中で、遅れた文明で生活していると判断されがちな未開人の民族の

    • #1 【物理世界と概念世界の流浪手記】まえがき、言葉。

      この世界は言葉に溢れている。 きっとこの記事も言葉の嵐に消える塵となる。 ずいぶん言葉の価値が下がったように感じる。スマホを開けば言葉の大海。SNSには絶え間なく言葉が記録される。 手紙をもらったときに、心から温もりを感じるのは1文字1文字に思いが込められてるからで、それは伝えたい言葉だけを抽出しているからだとも言える。限りある紙面の中で、言葉を最大限有効活用しようとする努力が滲むのであろう。 生成AIのおかげで、既存のメディアが組み替えられ再生産され続けている。創造性

      • #17 マレーシアに来たら絶対にやってほしい!消えるタトゥー「ヘナタトゥー」とは?

        こんにちは!マレーシア留学生のKoichiです! 今回は、私がマレーシアに来てからハマった消えるタトゥー「ヘナタトゥー」について魅力を掘り下げていこうと思います!! ヘナタトゥーって?ヘナタトゥー(henna tattoo)は、ヘナという自然の植物の葉のペーストを使っての染料を使って描くボディーアートの一種です。 何と言ってもヘナタトゥー最大の魅力は、永久に消えない痛いタトゥーと違って、痛い思いもせず、数十分で施術が終わり、1週間~1ヶ月で消えるという点です。アクセサリー

        • 大学の充実すぎる教育プログラムのおかげで、挑戦が日常になった。

          2024年3月15日に信州大学が提供する全学横断特別教育プログラムというプログラムの修了証授与式があり、そちらに登壇して、私が所属していたプログラムの活動報告プレゼンテーションをしてきたので、そちらについてコースの紹介もかねて報告します!合わせて自分が今何をしているかについても簡単に説明しようかと思います! 私が所属していたコースがすごく充実した内容のコースとなっており、かなり大学で成長できたと感じているので、入ろうか検討している人はぜひ参考にしてほしいです! 全学横断特

        #2【物理世界と概念世界の流浪手記】世界の単純な構造、論理。

        マガジン

        • 日々の気づき / 物理世界と概念世界の流浪手記
          7本
        • マレーシア留学(後期)
          5本
        • 【自己紹介・事業紹介ページ】
          6本
        • マレーシア留学(前期)
          16本
        • 詩と短歌
          1本

        記事

          #15【マレーシア留学】ローカル学生の家にホームステイしたら、マレーシアがより大好きになった話。

          というわけで、呪術廻戦にわかの私は、せっかくマレーシアにいるのだから、七海建人の死の直前、彼が憧憬を抱いた「Kuantan クアンタン」に休み期間を活用してせっせと足を運んだ。 クアンタン出身のローカルの友人が何人かいたため、クアンタンに行く旨を伝えたところ、そのうちひとりが「ぜひうちに泊まりなよ!」と声をかけてくれて、ご厚意に甘えて彼の実家に宿泊することとなった。 Kuantanについて首都であるクアラルンプールからはバスで4時間ほどの距離で、最安で往復1500円未満で

          #15【マレーシア留学】ローカル学生の家にホームステイしたら、マレーシアがより大好きになった話。

          +30

          マレーシア絶景リゾート「ランカウイ島」4人旅。風景と人の写真集

          マレーシア絶景リゾート「ランカウイ島」4人旅。風景と人の写真集

          +29

          #14 クアラルンプール穴場スポット【マレーシア留学】

          私の父は、普段はまったく寡黙な父である。 私はよく家族にNoteを見せるので、父親も拝見しているようだが、ここ最近は胡散臭いWeb3だの思想だのに関するNoteを書いているせいで、彼も我慢ならなかったらしい。 私が家族の電話に出るや否や「これじゃあマレーシアに行ってる意味ねえじゃねぇか」と、もっともなことを言われて思わず吹いてしまった。 人に干渉しないし、そもそも興味がなさそうなあの父が、である。どれだけ興味がないかというと云々。Noteの長編記事1本かけてしまうので割愛す

          #14 クアラルンプール穴場スポット【マレーシア留学】

          地位とか権威とかについて考える。「消えゆく媒介者」にならないか?

          さて、突然だが、最近考えていることについて述べる。 ここしばらくは、なぜか権力や地位とそれが会話に与える影響について思考を巡らせることがある。なお、これらに良し悪しをつけるつもりはない。 もちろん私はお金もなければ、力もないし、地位も名誉もない、しがない大学生なのだが、考える権利だけは、ありがたいことに平等に与えられている。 地位とか権威とかについて多くの人は専門家の意見には耳を傾けて、それが信頼性の高い情報だと思ってありがたく聞くだろう。当然私もそうだ。逆に、誰だかわ

          地位とか権威とかについて考える。「消えゆく媒介者」にならないか?

          Web3を真剣に学ぶ理由とは?「社会問題を解決する最強ツールとなりうるか」

          Web3の業界を知ったのがちょうど2年前のことだ。好奇心が強いため、新しいものに抵抗がなく、当初は便利そうなIT技術だけど、自分の身の回りのことには関係ないなという程度で捉えていた。 ですが、超マイノリティのWeb3業界人の友人に出会い、普段は熱くなることのない友人が、Web3の会話を熱心にする姿を見て、もう一度深く学ぶ気になり、勉強するにつれて「これは将来確実に来る技術に違いない!!」と思うと同時に、金融業界、環境問題、地方創生、コミュニティづくり、地域共同体(ミュニシパ

          Web3を真剣に学ぶ理由とは?「社会問題を解決する最強ツールとなりうるか」

          #13 マレーシアから迎春。AIと好奇心。それと肯定の1年。

          もう1/11ですが、あけましておめでとうございます。 画像は今年の抱負「肯定」です。あとで触れようと思います! マレーシアの新年マレーシアでは、新年を重要なものと捉えていないようで、私の大学でも休日は1月1日だけで2日からは普通に授業が開始されたため、日本とのギャップにかなり衝撃を受けた。 どちらかというと、宗教上の旧正月を重要視しており、新年は「みんなでカウントダウンを楽しむだけの行事」程度にしかとらえられていないように感じた。 そんなこんなで日本の正月を恋しく感じた

          #13 マレーシアから迎春。AIと好奇心。それと肯定の1年。

          地球 is ぷれいぐらうんど

          最近、友人の研究で「アフォーダンス」というデザイン用語を知った。 それが自分の中の世界観を言語化するのに適しており、これ自体かなりおもしろい概念であり、自分の生きる世界がまるで別世界のように見える体験ができたので共有する。 アフォーダンスとは? 「アフォーダンス」とは、デザインの分野で使われる用語で、物や環境が個体に提供する「使い方」や「機能」の可能性を指す。つまり、物がどのように使われるべきかを、その形状や特性、デザインが示唆すること。「提供」を意味する「Afford

          地球 is ぷれいぐらうんど

          #12 留学生活で見つけた将来の軸(改定版)「知の探究と冒険」

          留学に来てもう3か月が経った。時間は瞬く間に過ぎていく。 最近はめっきり人と遊ばなくなり、自分のやりたい学問の学習に時間を注いでいる。 自分の勉強のために時間を使うということは、孤独の時間を自分で選びとらなければならない。辛いのは知っているが、慣れてしまえばどうってことはない。 孤独が知的生産を高める一種の方法とさんざん聞くが、実際身をもってそうだと考えている。インプットもアウトプットも圧倒的に一人の方が効率がいい。 だが、徹底しすぎると精神的にくるので、週に最低でも

          #12 留学生活で見つけた将来の軸(改定版)「知の探究と冒険」

          #13 理想都市構想「Neurbanature ニューバネイチャー」

          以前のNoteで都市計画の学びをベースとしたアウトプットを行うことを将来のビジョン据えたが、今回は自分が日本の都市計画についてどのような理想像を抱いているのかについて述べる。参考までに以前のNoteです、、、 前提として、そもそも大学の専攻が土木であり、うちの大学の土木科では都市計画についてほとんど扱ってはいない。特別に建築学科の授業を取らせてもらって知識を得ている。そのほかにも本を読んで独学で都市計画について学習している程度だ。 つまり、まったくの素人の構想なので「わか

          #13 理想都市構想「Neurbanature ニューバネイチャー」

          #11 マレーシア留学「日本人はいったい何者なのか。外からのぞいた日本人」

          マレーシアに来てもう3か月が経とうとしている。 海外から冷静に日本社会を見つめることもできてきた。留学に来たからこそ日本人がいかに特殊な民族かということにも最近気が付いてきたので、今回はそこを文章化しようと思う。 1. 言語文化から紐解く日本人の性質と社会まずは言語が抱えている背景から言及したいと思う。 日本語は世界でもトップレベルのハイコンテクスト文化である。お隣の韓国やインドネシアなどアジア圏も比較的その傾向がある。逆に、英語圏とりわけ、アメリカ・カナダ・オーストラ

          #11 マレーシア留学「日本人はいったい何者なのか。外からのぞいた日本人」

          詩「ふゆのよ」

          冬の夜の ぼんやりとした薄明り ひとりであるいて家までかえる ふむたびひびく雪のおと ここにいるのはわたしだけ いいようのない寂しさが なんだかときどき恋しくなるの 記録 常夏のマレーシア留学中、雪が恋しくなった、2023年11月の詩。 ほぼ初めての詩です。指摘いただけると嬉しいです!!

          #10 【マレーシア留学】「そうだ、イポー行こう」短編エッセイ後編

          前回の短編エッセイを書いて、はや2週間。 いろいろあって後編に手を付けられず、更新が今更になってしまった。ぼやけつつある記憶を紡いで、言葉として肉付けするのも、そろそろできるかできないか危ういラインでの執筆となりましたが、なんとか産み落とした言葉たちを読んでいただけると嬉しいです! というわけで、前編はこちら↓ 「ウー!ウー!ウー!」 午前8:00の地震の警報音を思わせるアラームが6畳ほどの狭い部屋に鳴り響く。 明らかに不快そうに同じ部屋で眠っていた友人が寝返りをうつ

          #10 【マレーシア留学】「そうだ、イポー行こう」短編エッセイ後編