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緊急事態宣言ですね・・・。
緊急事態宣言です。
個人的な意見ですが、緊張感がなくなり無意味になっている一方で、どうにか守らせようと、同調圧力で嫌がらせや誹謗中傷を拡散する流れも増えているような気がします。
太平洋戦争中、隣組っていう曲がありました。「この世界の片隅で」で知った人も多いでしょう。曲自体は「ドリフ大爆笑」でおなじみです。
いってみれば【難局を乗り切るための相互扶助】の曲なんですが、
この隣組制度が不当な赤
Psy-borg4〜錯乱の扉12
「調査隊が着くのはまだ先よ」
怪訝そうな顔でクラウスが振り返る。
「どういうことだ?」
「問題が生じているとされた座標軸を違うところに設定したからね。それに終息の報告もまだ転送していない」
彼はルーシーに向き直ると声を上げた。
「何を勝手なことをしている。そんなことをしたらどうなるか分かっているのか?」
パワードスーツの上からでは、ルーシーの表情は窺い知れない。激しい狼狽がクラウスを襲
Psy-Borg4~錯乱の扉⑩
今のところなぜこのようなミスプログラミングが起こったのか原因は解らない。
しかしこれでAI単独部隊の運用は先延ばしになる事だろう。
部隊内のネットワーク環境は隔絶されているはずだ。しかし今回のAIの単独行動―暴走と言ってもよいだろう―は想定外のことだ。
もしかしたら外部からウィルスが入り込めるようなネットワークの脆弱性があったのかもしれない。
元々のAIプログラムが、自分の行動アル
Psy-Borg4~錯乱の扉④
頽廃した街並みを探索する。2ヶ月前にテロリストの攻撃を受け壊滅した街。その後拠点となり、いくつもの戦闘が行われた場所。多くの人が死に、この街から離れて行った。
道には薬莢が転がり、不発弾が転がっている。それを集め、処分してまた人がこの街に戻れるように作業をしている。
不発弾や地雷の爆破、トラップの排除など人の手ではいくら時間と人を投入しても元に戻るまで100年はかかるだろう。しかしAI搭
小説掲載の再開しますねー!
皆さまご無沙汰でございます。突然投稿を続けていた連作短編Psy-borgを休載しておりましたが、やっと再開いたします。この数ヶ月「アイデアが出ないのじゃあ」と煩悶してたわけではなく、次の作品をチマチマ書いておりました。私の場合書いて出しではなくてある程度書いてから、校正をしつつアップしてきています。それで、だいたい目処が立ってきたので、新作を4月から定期的にアップしていきますね今回はちょっとノンビ
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