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あらためまして、自己紹介。
そういえば
自己紹介を書いていなかったので、
あらためて書いてみます。
わたしはふだんは
お花にかかわる仕事をしながら、
大好きな万葉集の勉強を続けています。
年齢はアラサー。
好奇心旺盛で
「好き」なものがとにかく沢山あり、
それを追いかけるための行動力は抜群(笑)
ものだけでなく
基本的に「人」が好き。
友達は歳の離れた年上がほとんど。
友達は多そうに見られますが、少ないです。
職場の
こちらは翁咲きの芍薬。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは、美人のうつくしい立ち振る舞いをあらわす言葉。
ただそこに居るだけで花のような存在感があって、凛としたオーラをまとっている女性が持っているもの。
やはりそれは品格でしょう。
背筋が伸びる思いがします。
小説「春枕」第二章〜郭公(ほととぎす)鳴くや五月のあやめ草(1)〜
初夏。
青々とした緑が広がり、生命力に溢れる季節。
わたし笹原小百合は、ここ「春枕」の常連だ。
しばらく体調を崩して入院していて、半年ぶりにお店に顔を出した。
「ここはいつ来ても落ち着くわね」
そう言ってわたしは、扇子を出してあおいだ。
まだ五月だというのに、今日は夏日を記録していて、病み上がりの身体にこたえる。
「ねえ春花さん。今日はわたしの長いおしゃべりにお付き合い下さいね。しば
私のお友達はいつも「あなたの文章は上品」と褒めてくれる。
そして、「一朝一夕には身につかないものだよね。生き様が現れている」と言ってくれたのが、本当に嬉しかった。
今まさに執筆している物語を「清らか」だと言ってくれた方もいた。
この言葉たちは、きっと私の芯を支えてくれる。
小説「春枕」プロローグ
わたくしは、桜。
奈良県吉野に自生していた山桜。
山里の集落のはずれに咲いていた、一本桜だ。
集落の人や、吉野を訪れた人たちの心を癒やしてきた。
しかし、100年以上生きたわたくしは、そろそろこの場所を出て、もっと広い世界を見てみたかった。
もっと、たくさんの人と出会ってみたかった。
だから、この木の根っこをバッサリ断ち切らせたのだ。
山の中に林道を通すため、邪魔になった木はすべて伐採された
銀座の隠れ家「春枕」
お友達のお店
「春枕」にお邪魔してきました♪
銀座の街中にあるお店ですが、
都会の喧騒をまるで感じない静かな空間です。
「春枕」は一日一組予約制。
店主さんは
お品のある楚々とした美しい方です。
心のこもった、
おもてなしをありがとうございました^^
そして今、わたしはこちらの素敵なお店を舞台にした物語を書いています。
お店のサイトはこちら🌸
合言葉は「美しくしとやかに」
わたしは、
若い世代に大和魂を伝えたい。
古典に習い、美しい日本語を使い、
花を愛で、自然と季節を感じて生きる。
日本人が大切にしてきた心を後世に残したい。
そのためにはまず自分が、
お手本となる「大和撫子」にならないと!
大和撫子になる一歩目として、
まずは「上品」であることを目指したいです。
わたしは、
よく言えば大ざっぱ
悪く言えばがさつなところがあるので。
合言葉は「美しくしとや