記事一覧
誰が今の社会を創ったのかへの考察~その1~
斎藤幸平氏の毎日新聞での連載記事を読んで思い出すこと。
それは、差別意識を露骨に無駄しているのは「団塊世代」だということだ。
私の両親はことあるごとに彼らのような路上生活者を「鈍らもん」と呼ぶ。
幼少期からその発言には違和感を覚えていた。
なぜ「鈍(なまく)らもん」と呼ぶのかも疑問だった。
私の両親はまさに団塊世代。
昭和22年生まれと昭和24年生まれの夫婦だ。
まさに高度経済成長期の真っ
「学び」とは?~2020年における学び方の刷新を図る~
佐藤さんのブログが非常に示唆に富んでいるのでシェア。
いつも読者に寄り添う構えを変えない佐藤さんのスタンスには脱帽せざるを得ない。
佐藤さんは、常に自省的、つまり自己再帰的な思考で、問い掛けます。
さて、この佐藤さんの発信に対し、学びを実践する者は、どのようにこの情報を受け取ることが大事なのかをお話したいと思います。
その問いかけに対して、「佐藤さんの言うことは真っ当だな」と共感しているだけ
2019年から2020年へ、一年の実存を振り返る
久しぶりに書いてみようと思ったら、もう2019年の終わりでした。
さて、2019年は自分にとって、「転換期」と言える一年だったように思います。
これまでは、商売の学びばかりに傾注していましたが、今年は社会学を始め、政治や経済など、いろんな分野の学びも取り入れることで、思考のブレークスルーが出来た一年だったと思います。
その成果として、仕事への向き合い方(お客さんとの向き合い方)と、YEG活動
これからの写真の役割への試論~写真という存在への考察と新たな使命について~
写真ビジネスは、年々後退している。
写真文化は、拡大しているのに。
それは、何故か。
銀塩フィルムによる記録保存としての存在は、現像プロセス無しには実体となれないせいで現像プロセスのためにビジネスは繁栄した。
デジタル化の波によって、この「仕方なくやってきた」現像プロセスは壊滅的に流され、実体としての記録保存が瞬時に可能となった。
これによって、撮影者のコスト(お金と時間)が大幅に削減された。
YEGアップデート試論 ~議論の構えとしての「慮る姿勢への回帰」~
昨日参加した、とある会議での雑感として。
そして、今後のYEG活動へのフィードバックとしてメモ。
あらゆる団体の会議を見ても同じような景色が広がる。
具体と抽象との往復が出来ない人たちが、具体のみで発議している。
レイヤーを上げて、抽象で質問してきても、返答は具体でしか答えられず、相手への答えが、応えるべき答えになっていない。
それはどういうことかと言えば、「あなたが考えるアイディアは、どん
【書評】「モノが売れない時代の繁盛のつくり方(同文館出版)」~佐藤勝人という経営者が持つ「商人としての構え」を読む~
「モノが売れない時代の繁盛のつくり方(同文館出版)」という本が出て1年が過ぎる。
佐藤氏は「地域一番化戦略」の土台として「顧客一体型経営」を打ち出している。
今はやりの「売りたい人に、売りたいものだけ売ろう」のような「仲間意識」を冗長させるような、他力本願な思考の発想とは一線を画している。
氏の編み出す戦略・戦術・仕掛け・仕組みは、机上の空論から生まれたものではない。
その本質は、写真業の
いよいよ、自分を試す場面がやってきた~自己能力の限界への挑戦と幻想からの脱却~
写真業に従事して12年が過ぎます。
写真屋の次男坊として生まれ、写真業のおかげで育てて頂きました。
時は、写真屋バブル期でした。
両親は、兄も私も大学まで出してくれました。
おかげで、私はお金に困るような子供ではありませんでした。
いつも、親は店で仕事していて、朝から夜中まで働いている姿しか思い出せません。
夕飯は決まって、午後9時以降。
そう、閉店後でした。
なので、子供の私は当然、夜
平成の終わりに考える、令和のはじまり
いよいよ平成の幕が下りる時が来ました。
今回は、崩御ではなく、退位ということで、ある種平和な交代であり、
次代の天皇がどのような象徴として存在するのかが注目となります。
さて、自分自身の平成においては、前半は学生、後半が社会人として過ごしました。
自分自身、平成30年の間に、4回、自分自身を革新したように体感しています。
1回目は大学生になった時、2回目は社会人になった時、3回目は家業を継
本質的な課題から学ぶ本物商人への超克
4/24、とやま勝人塾が開催された。
今回も、多くの気づきと学びを、得ることができた。
今回、改めて学んだことがある。
それは、先日、書いた記事にある「本質的な課題」についてだ。
「そこを解決しないがために、前進できないというボトルネック」と表現したこの「本質的な課題」とは何なのか。
そこの真実に気づいたことが成果と言える。
「本質的な課題」の正体とは、これだ。
それは「本当に、お客さんを知
勝人塾のアップデート論~事務局・主宰の思考を革新せよ~
この記事は、地域で開催する勉強会に、中々、学びきろうとする仲間が増えなかったという主宰者としての気づきを書き綴った。
しかし、それは決して「君たち、全然学びを分かってないねえ」という高飛車な見解を述べたわけではない。
私が言いたかったのは、シンプルに、「事務局として、本当の価値を伝えることができなかった」という反省・自戒でしかない。
しかし、投稿に対してのバズり方を見ていると、まるで「我々の
毎日忙しくて仕事も順調なのに、何故商売を学ぶ必要があるのか~成長し続ける意味を考える~
とやま勝人塾が4/24に開催される。もう16回目になるが、毎回、それなりに気づきや学びが存在する。
座学形式だけではなく、公開型コンサルテーションが一番の面白いところで、参加者も恥ずかしい自分の悩みを打ち明けて、そして即時に解決していくプロセスは、まさに知の対話ともいえるだろう。
ご興味ある方は、是非ご参加ください。詳細はFacebookページにて公開しております。https://www.fa
YEGのアップデート試論
黒部商工会議所青年部(以下、黒部YEG)に入会して10年以上。
この10数年における時代の変化は、目まぐるしく、そして地域も変化し、お客さんも変化し、商売も変化の波に飲まれながら、溺れることなく泳ぎ続けてきたように感じます。商売としての自分において。
入会当初は、右も左も、上も下も分からないからこそ、我武者羅にいろんな場所に顔を出し、コミットしながら、同志と行き会っていましたが、最近は結婚して
繁盛を目指すことがゴールではない、課題を発見し、解決してこそ商売!
ここ半年ほど、多忙を極みました。一日の労働時間は基本13時間。多い時は20時間。ここまで働く自分に感心するが、何故こんなに長く働かないと儲けられないのかというのは問題点とも言える。ちなみに、作業スピードは業界最速、日本トップクラスであるものの。
パートさんも辞めてもらい、自分一人で、ガチにお客さんに向き合い続けた半年間でした。この商売の本質的なボトルネックを探したかったからこそ一人でやりきってみ
自分のこれまでを通して、平成を振り返る ~令和への序章~
自分のこれまでの30年間など、振り返ったこともないけど、敢えて挑戦。
1989年は、当時、9~10歳。小学校4年あたり。ぬぼーっとした小学生だったように思い出す。
親の財布から金を拝借して、よくゲームセンターで遊んでいた。そして、よく見つかって200往復ビンタを頂戴していた時期だ。
中学生になって、部活動のおかげでゲーセンでの遊びは修了。そして、部活動と塾の往復で3年間が過ぎ去る。
とにか
「今、思うこと」を書き綴るためのnote
常に、自分の思考をアウトプットしたいので、noteで書き綴ります。
基本的には、自分の思考や感覚をアップデートするためのランダムメモ。
Facebookでは鬱陶しい内容かもしれないのでnoteに記憶しておく。
読みたい人がいれば、勝手に読めばいい感じで。
さて、早速。
昨年の11月から未だに一息つく暇が持てない。
というよりは、仕事が増えてきている。
作業量よりは、案件。
稼げるか