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今回は、伊藤塾の塾長でいらっしゃる勉強法のカリスマの伊藤真先生の勉強法の本を紹介しながら、伊藤真先生の合理的な勉強法を紹介したいと思います。私が、伊藤真先生の司法試験の授業を聞いたのは、LEC時代なのですが、40万円払って、「入門講座」を受講しました。結局、司法試験は受からなかったのですが、法学を体系的に学ぶことができました。大学の授業では、量が全然足りなかったのです。現在も、法律系資格は、取得を目指しており、司法書士試験と行政書士試験の合格を狙っています。その後、伊藤先生がLECから独立して、伊藤塾の択一講座もLECで知り合った専門学校の友達に誘われて、桜ヶ丘のインフォスタワーに聞きに行きました。
LEC東京リーガルマインド時代に、その校舎で、伊藤真先生が来訪されて、飲み会が企画されて、私は、伊藤真先生の隣の席に座り、話ができるという大変うれしいことになりました。伊藤真先生は、背も高くて、顔もかっこいいし、そのときは、ジーンズかなんかで、いらっしゃっていたのですが、本当にカリスマという言葉がふさわしい、カリスマ講師だと思います。その校舎の授業を聞いている、みんなで、飲み会の会場へ移動していたのですが、そのとき、向こうの通りに唐突に横に並んで歩き出しているジーンズ姿の長身の人がいて、「伊藤先生じゃないか」とざわつきました。当時20歳の僕は、「伊藤先生だ!」と大喜びしてしまいました。会えただけでも嬉しくなる、そんな人です。伊藤先生のカリスマぶりは、大学教授とかとも、違うんですよね。本当にカリスマという言葉がぴったりの先生です。私とは、16歳差ですから、当時、伊藤真先生は、36歳とまだ若かったんですよね。今は、もう64歳くらいの年齢になっているはずで、その次の伊藤塾をどうするのかという感じにはなっていると思います。LECは、反町勝夫社長から、息子の反町雄彦氏への権限委譲が進んだし、伊藤塾はどうするのだろうと思っています。
ただ、私は、各専門学校(LEC・TAC・伊藤塾)などの講師の先生の授業は、わかりづらいと思ってて、伊藤真先生もしかりです。やっぱり、そう思っちゃう人は、受かりづらくはあるとは思うけど、伊藤真先生が言う「セルフレクチャー」で、自分なりに咀嚼して、再構成して、身につけるのがいいと思っています。
私は、学生時代、司法試験の勉強は、LECで、知り合った司法試験友達ほどは、真剣には、まったく勉強してませんでした。今、思うと、公認会計士試験の方が、良かったかなと後悔していますが、公認会計士試験の面白さに気づいたのは、35歳とかの頃で、その年齢では遅過ぎです。公認会計士試験に合格しても、若い人しか就職がないでしょう。それまで、他のことをやっていて、経験が数珠つなぎ的に活かされれば、就職があるかもしれませんが、私では、ちょっと無理です・・・。しかし、伊藤真先生との出会いがなかったら、自殺していたのではないかと思えるような、存在で、合理的な勉強法など、司法試験の授業を通して、教えてもらえたことは、計り知れません。公認会計士試験の専門学校に通って、勉強していたら、出会えなかった先生です。ただ、司法試験は、今も、諦めてはいません。実務を積むことはないと思いますが・・・。LECで聞いた、伊藤真先生の司法試験の入門講座も、大学院入試や大学での研究に役立ちまくったのは、言うまでもないことです。
司法試験に失敗しても、司法書士試験と行政書士試験に合格できて、実務で仕事をもらいだせば、あっという間に、専門学校に払った受講料なんて、回収できると思うんです。
今回、紹介する、伊藤真先生のこの本は、すごく思い出がある本で、実は、私は、31歳のころ、大病を患ったのですが、そのとき、新聞の広告欄に、この伊藤真先生の、この本(すぐ下にアマゾンへのリンクを張りました)が載っていて、そのころは、病気で、パソコンも使うことができない状態で、母親に頼んで、近くのツタヤで、注文して取り寄せてもらった本だったのです。病気で寝ているとき、ラジオの横に置いて、ディスプレイしていたのを覚えています。
伊藤真先生は「法学は科学だ」とおっしゃている先生なので、信頼できる先生だとは思います。私も、法律家も目指していることに関して、大学院でも、法学を勉強していたので、正当性の根拠は無くはないと思うんです。大学で、修士課程まで含めて、7年間も法学も勉強していたのですから・・・。取ってつけたような司法書士受験生や行政書士受験生とは違うと思うんです。

この本を読んで、申し上げたいことは、伊藤真も、伸び悩んだなということです。たとえ、カリスマ講師といえども、同じ仕事(講師業)ばかりやっていると伸び悩むということと、弁護士や公認会計士や税理士などの資格で食べていく仕事って、資格に合格して、その仕事に就任しても、同じ仕事の繰り返しになっちゃって、伸びないのかもしれないですね。資格などを取得したスペシャリストにも良いところはありますが、そうではないジェネラリストの効用というものあるということでしょう。なんか大学教授みたいに円熟味を増したとか伸びたとかいう感触を受けないんですよね。
ただ、私は、司法試験のカリスマ講師の伊藤真先生への尊敬の念は変わらないですね。伊藤真先生の授業と合理的な勉強法が無ければ、生き延びることはできず、自殺していたんじゃないかとも思えるからです。
本書は、元気が出る本ではありますよね。伊藤先生の講義を聴いていた人は多いと思うんだけど、そういう思い入れを持って、伊藤真先生の本やビジネス書を読んでいる人は、少ないだろうと思いますね。私は、塾・予備校の講師をやっていたことがある関係で、合理的な勉強法や合理的な記憶術、果ては、スランプ脱出法やメンタルのコントロールの仕方まで、そういう方法論を一般人に紹介した伊藤真先生の功績は、大きいと思います。
司法試験(→現在は中断中)を約30年、司法書士試験(TACに買収された早稲田セミナーの竹下貴浩講師を利用)を約18年、行政書士試験(TACのある校舎の生講義を1年間に渡って2人の先生の講義を聴講)を約13年、毎日そればかり勉強しているわけでは全然ないのですが、意識して暮らしている人間からすると、司法試験のカリスマ講師の伊藤真先生の本書で言っている話は、改めて、ハッとさせられました。

上記の伊藤真先生のビジネス書も読んだんですけど、伊藤真先生は、学部レベルの人、というか、学問に逃げ込まないのがいいところとも言えなくはない本です。資格試験の受験生が対・資格試験をイメージして読む分には、すごくいい本だと思いました。司法試験・司法書士試験・行政書士試験など法律系資格には、どの資格にも、援用可能な勉強への思考力注入となると思います。まさに、合理的な勉強法だと思います。資格試験を目指している受験生には、日常生活にも、資格試験の勉強を援用できる、伊藤真先生の「考え抜く力」を開陳してくれた貴重な本だと思いますし、大学受験勉強や資格試験勉強などの受験ものの1つ上の法則性を抜いた貴重な本だとも思います。伊藤真のこの本は、資格試験的思考(特に司法試験)を極めたものだと思います。

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