口から生まれた口太郎

「Sobi」という遊び場で言葉を紡ぐ社会学者。 毎週"火曜日"と&…

口から生まれた口太郎

「Sobi」という遊び場で言葉を紡ぐ社会学者。 毎週"火曜日"と"たまに金曜日"に読んでも特段の意味のない短期的にはコスパのとても悪い文章を書き溜めています。

最近の記事

あなたの街にはありますか?

美味しいコーヒーと 美味しいパンがあるところって最高ちゃう? 最高やんな? 最高やけどなかなかないやんな。 それはなんでか。 ひとそれぞれの最高があるから。 最高のコーヒーと最高のパン。 こんな誰でも思いつくような組み合わせやのに そんなところは結構少ない。 それはなんでか。 ひとそれぞれの最高があるから。 最高のコーヒー。 これにまずひとそれぞれの最高があってね、 最高のパン。 これにもひとそれぞれの最高がある。 このひとそれぞれの最高の掛け算が 実現しない

    • 新ゲシュタルト崩壊

      あなた。そして、わたし。 生まれてこの方、完成したのはいつ頃かしら。 そもそも完成なんてしているのかしら。 そうだとしたら。 つまり、あなたもわたしも未完成だとしたら いつ頃完成するのかしら。 今日言った一言はその人にとって 完成された一言だったかしら。 それはその日完成されたものだったとして それは次の日には違った一言になってたり しないかしら。 ひとはみんな未完成かしら。 進化し続ける生物なのかしら。 当たり前なのに みんなそれを忘れてないかしら。 完成された誰も

      • それ愚問やわーと思う全ての人たちへ

        "これ甘いですか?" 知らんがな。 これがあなたにとって甘いかどうかなんて マジで知らん。 "これってどれくらい甘いですか?" いや、知らん! どれくらいって何よ。 めっちゃ甘いとワタスが思ってても あんたにとっちゃ これっぽっちも甘くない可能性だって ありますやろ。 "このチーズケーキは一般的な甘さと比べてどれくらい甘いですか" いや、もっとしらん。 一般的なチーズケーキの甘さってなんや。 聞いたことないぞ。 一般的な甘さ?なんやそれ。誰が決めたんや、そのアンさん

        • くしゃみってぶちかましたら時にはとんでもないことになることもあるんやで

          大きなくしゃみをしました。 それはそれは大きな大きなくしゃみでした。 それは 初デートの最中に桜並木の下で行われた 刹那的なリサイタルでした。 リサイタル前までは初々しく手を繋いでいた二人もそれはそれは大きなくしゃみであったためそれを抑え込むための副作用として 手と手をさよなら状態にしなければなりませんでした。 そんなさよなら状態を続けるわけには、いや続けたくない彼氏さん。 また手と手をこんにちはさせたい。くしゃみをしたばかりではありますが、なにせ初デート。はじめてその

        あなたの街にはありますか?

          ゴジラ-1.0とオッペンハイマーの違い

          先日久方ぶりに映画館へ。 長時間監禁されるのがいやだから なかなか足が向かないのだが GODZILLAは絶対みたい。 ということで自ら監禁を希望した。 口太郎が見てきたこの映画というのが2時間5分の大作だったのだが 存分に楽しむことができた。 たまには監禁も良いものだなと思える 素晴らしい時間だった。 しかし一つ問題があった。 そう! おしっ◯問題。 漏れそうだったのだ。 しかし結果、ギリギリ耐えた。 ちゃんとエンドロールが終わるまで ちゃんと最後まで耐えた。 大人だ。

          ゴジラ-1.0とオッペンハイマーの違い

          サクラガマンカイダ

          うわー満開だね。 1年に1度"満開"という言葉を使う季節が やってきた。 満開はいつだろう。 あーまだ満開じゃないね。 満開は来週くらいかな。 桜の開花予測がはじまるくらいから 満開になるまでのほんの数週間で 人は普段使わぬ"満開"という言葉を 馬鹿のなんとか覚えのように 毎年毎年連呼する。 いやたまには散り際でえーやん? 何年かに1回は咲き始めでえーやん? 毎度毎度満開目指さんでえーやん? 満開じゃなくても、きれーやん? 皆が皆満開を求めるせいで 満開こそ美しい!!

          サクラガマンカイダ

          阪神電車と多様性

          みょーーーーーん すーーーーん。 阪神電車が止まりかけてる時の音。 口太郎にはこう聞こえてる。 みんなにはどう聞こえているのだろうか。 同じように聞こえている人が 一人でもいるだろうか。 そう考えると人生は楽しいが、時につらい。 阪神電車の止まる音を 1万人くらい集めて 注意深く聞き取ってもらって それを文字にしてもらう。 どんな表現が生まれ、どんな表現が多数を占めるのだろう。もしかしたら全員がマイノリティってことはないだろうか。同じ表現が1つとしてないってことはない

          世にも奇妙な…

          とある人が大きなくしゃみをしました。 手で口を隠すことなく そのへんにぶちかましました。 それを隣で見ていた小さな子供が 面白おかしくそれを真似しました。 またその隣の少年少女達も 翌る日真似をして大きなくしゃみを 手で口を隠すことなく 冗談半分でそのへんにぶちかましました。 お父さんお母さんも初めの頃は 注意していましたが いつの頃からか諦めて 真似をしていた子供達も はじめは面白おかしく冗談でやっていた その行為を自然と行うようになりました。 そしてその光景が自然と

          幸せは歩いてもこないし歩いて行ったところでそこにもない。

          "幸せになりたい"と豪語する人こそ 幸せな状態や状況について 語れないことが多い。 なんじゃそら。 といつも突っ込みたくなるが、これがかなり日常的に起こっていることを振り返ると"なんじゃそら的出来事"だと思っている口太郎はマイノリティなのかもしれない。 とにかく現状に満足していない。 けれどこうなりたいという未来像もない。 こういう人が特に目的も意図もなく叫ぶ言葉が "幸せになりたい"なのだろう。 そしてこんな無意味よりも価値のない言葉を 真摯に受け止め、俺が幸せにして

          幸せは歩いてもこないし歩いて行ったところでそこにもない。

          フリーザ様の戦闘力は・・・

          昨日梅干しを食べた。 そうすると中からタネが出てきたので そのタネは捨てました。 これ普通ですか? 普通じゃないですか? そう聞かれると割と多めの人が 普通と応えるだろう。 でもどうだろう。 梅干しの種の中には その中にさらに小さな種のようなものが 入っている。 それは柔らかくて食べられるものだ。 それを小さき頃、おじいちゃんが 食べているのをみて真似してやっていた。 おじいちゃんは小さき頃に 戦争を経験しているし 兄弟も多くて常にお腹が減っていたって聞いたことがある

          フリーザ様の戦闘力は・・・

          浅はか村の村長さん

          口太郎はコカコーラが好きだ。 でもなんで好きかと問われると 多くはわからない。 コーラについて語ることもなければ 語りたいこともない。 なにか蘊蓄を知ってるわけでもなければ なにか含蓄ある話を知っているわけでもない。 ただそれが美味しいから好き。 毎日のように飲みたくなるから好き。 それだけである。 そう! とてつもなく浅はかである。 浅はか村の村長さんになれるくらい とってもとっても浅はかである。 浅はかだが コーラのことは本当に好きである。 コーラのない明日はい

          浅はか村の村長さん

          カラスカラスカラス

          カー、カー、カー。 カラスがカー。 またまたカー。 カーカーカー 本日も、そして今日もカラスが鳴いている🐦‍⬛ カラスにとって 季節感とか時間帯とか場所とかは関係ないんだから。そんなの気にしないんだから。とにかく毎日鳴きたいだけ鳴くんだから。鳴くなと言われても鳴くんだから。鳴き続けて鳴いてることすら気にならないくらいに鳴いて鳴いて鳴きまくってやるんだから。 鳴いたっていいじゃないの。 だってカラスだもの。 カー、カー、カー。 カラスがカー。 またまたカー。 カラスがカー

          カラスカラスカラス

          この世で一番美しいのはだーれ?

          美しいものに遭遇した時 その美しいと感じた対象物自体が美しいのだと何の疑いもなくそう思う。 つまり その美しいと感じた対象物が 美しいのだと認識する。 ・・・ おっとっと兄貴。 同じこと綴ってますぜ。 そう一人で突っ込まれましたね。 つまりってつまれてないよ、同じこと言ってるだけじゃないのよってね。 そうなのよ。 あなたのおっしゃる通り同じことを 綴らさせて頂きました。 大事なことは何度でも言いましょうって そう習ったんです。 コピペじゃないですのよ。大事なことだもの。 大

          この世で一番美しいのはだーれ?