マガジンのカバー画像

記憶と記録

74
思い出したように書きます。毎日続けてみたい。
運営しているクリエイター

記事一覧

アイアイ – 地方における鑑賞教育の取り組みを探るメディアサイトのこと

アイアイ – 地方における鑑賞教育の取り組みを探るメディアサイトのこと

バタバタだった2022年が終わりつつあり、年末に向けて何がバタバタだったのか振り返りをしようのコーナー第3弾。

今回は、2022年に注力したと言ってもいいプロジェクト「アイアイ」のこと。地方における鑑賞教育の取り組みを探るメディアサイトとしてプロジェクトを進行しています。(この記事は対話型鑑賞 Advent Calendar 2022への寄稿記事でもあります。)

はじめにここでの「対話型鑑賞」

もっとみる
鳥取文芸第44号への寄稿のこと

鳥取文芸第44号への寄稿のこと

バタバタだった2022年が終わりつつあり、年末に向けて何がバタバタだったのか振り返りをしようのコーナー第2弾。
今回は、12月4日発刊の鳥取文芸第44号のこと。

特集名は『鳥取の今を動かすときめきの50人』。その1人として編集部・推薦者側に選んでいただき、寄稿することが決まったのは、今年の3月末ごろのことでした。
正直なところ、未だに「どうして私が声かけられたのだろう???」と頭の中にクエスチョ

もっとみる
鹿野芸術祭2022「物語が眠るまち」のこと

鹿野芸術祭2022「物語が眠るまち」のこと

バタバタだった2022年が終わりつつあり、年末に向けて何がバタバタだったのか振り返りをしようのコーナー第1弾。
今回は、鳥取市鹿野町で11/20-23に開催された鹿野芸術祭のこと。(写真は全て鹿野芸術祭2020→2022を撮り続けたカメラマンの青木幸太さんが撮影されたものです)

2016年からスタートした鹿野芸術祭は、コロナ禍前までは年1ペースで開催されていたのですが、ご時世を鑑みて、2020→

もっとみる
YELL FORデザインよもやま話〜WEBリニューアル・展望編〜

YELL FORデザインよもやま話〜WEBリニューアル・展望編〜

鳥取県でデザイン・アート×教育・支援・対話を軸に活動しているクラタです。YELL FORというプロジェクトに参画してから約1年が経ちました。WEBサイトのリニューアルに併せて、1年間デザイン併走した軌跡を数回に渡って綴っていきます。
最終回は、WEBリニューアル・展望編です。(その他の記事は、記事末の「YELL FORについて&関連記事」よりご覧ください。)

1年経ったからこそ見えてきたYELL

もっとみる
YELL FORデザインよもやま話〜パートナー制作編〜

YELL FORデザインよもやま話〜パートナー制作編〜

鳥取県でデザイン・アート×教育・支援・対話を軸に活動しているクラタです。YELL FORというプロジェクトに参画してから約1年が経ちました。WEBサイトのリニューアルに併せて、1年間デザイン併走した軌跡を数回に渡って綴っていきます。
第3回は、制作編です。(その他の記事は、記事末の「YELL FORについて&関連記事」よりご覧ください。)

パートナーとして制作したデザインYELL FORが請け負

もっとみる
YELL FORデザインよもやま話〜併走・コミュニティ編〜

YELL FORデザインよもやま話〜併走・コミュニティ編〜

鳥取県でデザイン・アート×教育・支援・対話を軸に活動しているクラタです。YELL FORというプロジェクトに参画してから約1年が経ちました。WEBサイトのリニューアルに併せて、1年間デザイン併走した軌跡を数回に渡って綴っていきます。
第2回は、併走・コミュニティ編です。(その他の記事は、記事末の「YELL FORについて&関連記事」よりご覧ください。)

プロジェクト併走すること私はYELL FO

もっとみる
YELL FORデザインよもやま話〜メインビジュアル・ロゴマーク編〜

YELL FORデザインよもやま話〜メインビジュアル・ロゴマーク編〜

鳥取県でデザイン・アート×教育・支援・対話を軸に活動しているクラタです。YELL FORというプロジェクトに参画してから約1年が経ちました。WEBサイトのリニューアルに併せて、1年間デザイン併走した軌跡を数回に渡って綴っていきます。
初回は、メインビジュアル・ロゴマーク編です。

YELL FORについてYELL FORは、「仕事がめぐる、前へすすむ」をサービスコンセプトに、企業の広報・事務などの

もっとみる
鳥取県立美術館開館に向けた対話型鑑賞実践をまとめてみた+α

鳥取県立美術館開館に向けた対話型鑑賞実践をまとめてみた+α

鳥取県でデザイン・アート×教育・支援・対話を軸に活動しているクラタです。昨年2021年後半から「対話型鑑賞」について力を入れて取り組んでおり、「鑑賞教育」と「対話」について考えることが多くなってきました。昨年末に「対話型鑑賞」についてこんな記事をまとめています。

鳥取県では、2025年春(令和6年度中)に新しく鳥取県立美術館が開館されます。開館に向けて作品鑑賞のファシリテーター(案内役)を配置す

もっとみる
2021年振り返りまとめ

2021年振り返りまとめ

はじめに以前、はてなブログでやっていたものを久しぶりにやりたいな、と思ってまとめてみる。ここ数年出来てなかったのは、最後にまとめた2017年から今年2021年まで、いろんな変化があり過ぎて、まとめきることも難しいしインターネットの海にも流せないから。今年の分を投稿しようと思ったのは、来年2022年に向けて一度区切りをつけておきたいからだ。来年はこれまでと変わった動きをする気配がある。そんなソワソワ

もっとみる
地方で実践する対話型鑑賞ー鳥取県在住・ナビゲーター4ヶ月目の覚書ー

地方で実践する対話型鑑賞ー鳥取県在住・ナビゲーター4ヶ月目の覚書ー

はじめに

この記事は対話型鑑賞ファシリテーター Advent Calendar 2021への寄稿記事です。

「対話型鑑賞」について見返しておきたい方は、アートスケープさんのアートワードからどうぞ。

2021年9月から「対話型鑑賞」のナビゲーター(進行役のこと。ファリシテーターとも呼ばれますが、私自身は鑑賞を案内する(=ナビゲーションする)、という気持ちが強いため、本記事ではナビゲーターと称し

もっとみる
フォーラム「鳥取で出会う表現とことば」〜「ことばの再発明」成果発表企画 の話

フォーラム「鳥取で出会う表現とことば」〜「ことばの再発明」成果発表企画 の話

去年から準備を進め、この夏・秋に講座・成果発表展と走り抜けた「ことばの再発明」。残すは事業報告書のみ...でしたが、講座受講生達ともう少し何か出来ると良いなという思いがあり、スピンオフ企画として、『フォーラム「鳥取で出会う表現とことば」』を実施することになりました。このnoteでは、企画運営としての思いを少しばかり綴り、情報をまとめておこうと思います。

フォーラムについて7月〜9月に実施した連続

もっとみる
『ことばの再発明』と「地域を知り、地域で実践するアートマネジメント講座2020」の話

『ことばの再発明』と「地域を知り、地域で実践するアートマネジメント講座2020」の話

はじめに今年度も「地域を知り、地域で実践するアートマネジメント講座2020(以下、AM講座)」の事務局として、鳥取大学地域学部附属芸術文化センターでコーディネーターとして勤務しています。

昨年度の初心表明は上記記事から。いろいろありましたが2年目も無事に継続出来て有り難いです。先日、デザイナーとして出演したFM鳥取さんの「来ました!鳥取の元気人」の中でも今年度の告知がてらに昨年度のお話をしたり、

もっとみる
No.05 - 2020.04.13 -

No.05 - 2020.04.13 -

「料理」をすることを続けている。続けていると、どんどん楽しくなってくる。

4月になり、今月の我が家の食卓番長は私になった。私以外の家族は3人とも日中働いており、「料理」に対して苦手意識を持っている。私はメインでやっていた仕事が年度末で任期満了になり、無職となった。年度末まで駆け抜けてきたことやコロナの影響もあり、この1ヶ月はゆっくり過ごすことに決めた。一先ず4月の厨房を切り盛りすることになった。

もっとみる
No.04 - 2020.03.14 -

No.04 - 2020.03.14 -

1月中頃に京都にいる友人から「"オンライン飲み"をしよう」とグループチャットに連絡が入る。「下戸のお前が"飲み"というのか」と思ったけど、フットワークの軽い、所謂"フッ軽"なメンバーが否定するわけもなく、時間をなんとなく決めていつもの4人が集まった。

皆、関西を拠点にしていたのだが、30歳を手前に1人は東京へ、私は鳥取に戻った。2人は今も京都に住んでいる。離れ離れでもあの頃と変わらずにご飯を食べ

もっとみる