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まいにち、考える。

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日々の思考を書きとめるnote。
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2018年11月の記事一覧

あこがれのひとについて(ピナ・バウシュさん)

あこがれのひとについて(ピナ・バウシュさん)

今日はもうひとり、あこがれの人を紹介したい。
振付家、舞踊家のピナ・バウシュさん。
残念ながら2009年に永眠している。

彼女は「ピナ・バウシュ&ヴッパタール舞踊団」というダンスカンパニーを設立し率いていた(舞踊団は現在も活動中)。

彼女及びカンパニーのファンはとても多く、日本でも公演チケットが完売するほどの人気だ。

上演する国をモチーフにした作品がたくさんあり、その違いを味わうのも楽しみ。

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渋谷から愛をこめて

渋谷から愛をこめて

本日、渋谷のNHKホールで行われた「MONKEY MAJIK」のコンサートに参戦してきた。

今回は20周年記念なので、主にシングルの曲で構成されていて、たいへん豪華だった。

あまりに楽しかったので、誰にも頼まれてませんが、セットリストを書いておきます。

1.「MONKEY MAGIC」
ゴダイゴのカバー。バンド名の由来にして原点の曲。

2.「around the world」
1番メジャー

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つぶあん派、こしあん派

つぶあん派、こしあん派

昨日に引き続き、もう少し和菓子の話をしたい。

和菓子のスタンダードな構成要素として、まず思いつくのはあんこかもしれない。

茶席菓子からどら焼きまで、幅広く使われているあんこ。「BRUTUS」で以前、特集が組まれていたこともあった。

苦手という人も一定数いるが、愛する人がまた多いのもあんこだ。

ところで、あんこを食べる際に「こしあんとつぶあん、どっちが好き?」という話になることはないだろうか

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和菓子のおもしろみ

和菓子のおもしろみ

和菓子が好きだ。

食べる機会は洋菓子の方が圧倒的に多いのだけれど、和菓子という世界にはなんとも言えない魅力がある。

四季折々の自然だけでなく、ちょっとした現象や言葉にならない思いも形作れる。見立ての芸術だ。

作り手も商品も様々で、老舗の重厚感も、あたらしい試みをしている人たちのフレッシュさも、どちらも捨てがたい。

さて、どうして自分がこんなに和菓子に関心を持つようになったかというと……。

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あったらいいな、食のスペース

あったらいいな、食のスペース

昨日に引き続き、今日も食べることについて書こうと思う。

上の記事に挙げたもの以外にもほしいものはある。それは、買ったものを持ち込んで食べられるスペース。

デパ地下の隅の方とかにもあるけど、閉店が早いし、何しろたどり着くまでに時間もかかる。食品売り場は1番混雑しているし。

だから、21〜22時くらいまで空いている、屋内の飲食用フリースペースがあちこちに欲しい。

常々そう考えていたのだが、今回

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note初期ユーザーのはずだったが、まさか。

note初期ユーザーのはずだったが、まさか。

先月、こんな記事を挙げた。

この中で、「わりとnote初期ユーザーである」と書いたのだが、今日の記事を書くためにいろいろ調べていたら、驚愕の事実が発覚した。

「note いつから」で検索して出てきたこのサイト。

加藤貞顕さんの話を読み進めると、こうある。

「note」を始めたのはいつからでしたか?

加藤貞顕(以下、加藤) 4月7日なので、2週間たったところですね(インタビューは

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労働者よペンを執れ(イベントレポ未遂日記)

労働者よペンを執れ(イベントレポ未遂日記)

今年の初秋、書店をぶらぶらしていた時に目に留まった本があった。

普段はあまりない現象なのだが、本の方から視界に飛び込んできた感じがして、ふらふらとその1冊を持ってレジに向かった。

それが、川崎昌平さんの「労働者のための漫画の描き方教室」だった。

分厚くて、1800円と決してお安くないのに買ってしまったのは、そのタイトルと簡略化された絵のせいだろう。

瞬時に理解を促す力を持つメディア、漫画。

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あこがれのひとについて(篠田桃紅さん)

あこがれのひとについて(篠田桃紅さん)

ある1枚のフライヤーに見とれたことがある。

それは原美術館の「朱よ」というタイトルの個展のもので、作家は篠田桃紅とあった。

書であり絵でもある作品を描く人のようだった。きれいな名前だな、と思った。

結局その展覧会には行けなかったのだが、その作風はいつまでも印象に残っており、心の片隅に存在し続けた。

その後、篠田さんは著書(「百歳の力」など)がヒットを記録しさらに有名になった。昨年の「あさイ

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一万枚のはがき

一万枚のはがき

デザイナー脇阪克二さんの本「脇阪克二のデザイン」を読んだ。

脇坂さんは、1968年に単身フィンランドに渡り、マリメッコのデザイナーとして活躍。その後ニューヨークでジャック・レノア・ラーセン社の仕事を初め、ワコールインテリア ファブリックのテキスタイルデザインも平行して行っていた。

そして京都でオリジナルブランドのSOU・SOUを始め、今に至る。

脇阪さんのデザインはビビッドな色、可愛らしいフ

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アウルシティトーキョー

アウルシティトーキョー

29という数字は、にくとも読めるしふくとも読める。だから、お店はお肉を売り出したり、ラジオの投稿テーマを服にしたりする。
今日がいいにく、いいふくの日だからなおのこと。

なのでこちらも流れに乗って、ふくろうについて取り上げよう。ちょうど今朝、ZIPで特集もあったことだし。

🦉🦉🦉

私は、あまりペットを飼ったことがない。
犬や猫は、今のところテレビや写真で愛でるだけで満足している。バーチ

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毎日がスペシャル、と歌うにはドラマは足りないけれど

毎日がスペシャル、と歌うにはドラマは足りないけれど

note毎日更新から、昨日で52日が経過した。
これがもし週刊ペースだったら、1年分の原稿がたまったことになる。

脚本で言えば、4クール(※1クールは3ヶ月)走りきった……!みたいな感じか。全然重みが違うので比べられないが。

さて、今週の火曜日、メディアミートアップ#7というイベントに参加した。
SmartNewsのメディア研究所所長の瀬尾さん、ピースオブケイクCEOの加藤さんがゲストという、

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ボブ・ディランとパン屋さん

ボブ・ディランとパン屋さん

スープストックトーキョーでスプーンを口に運んでいると、なじみのある曲が聴こえてきた。

ボブ・ディランの「like a rolling stone」。

今では大好きなこの歌も、社会人になるまでは全く知らなかった。

そもそもわたしの洋楽との出会いは遅く、高校を卒業してからだった。現在は洋邦問わずに聴くが、ラジオで流れるものを認識するくらいで、とてもライトに付き合っている(時期的に今はQueenが

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自分だけの特効薬のおはなし

自分だけの特効薬のおはなし

大好きなマンガ家、羽海野チカ先生が「生きるために必要なメニュー」についてツイートをしていた。

そこで、自分独自のメニューを公開したいと思う。もしもお役に立てれば幸いです。※効能には個人差があります

①のどが痛いときそんな時は嬉々として「アイストローチ」をなめます。実は私、このトローチが全飴の中で一番好きなんです!!!

冷たくて甘さ控えめで、パッケージも可愛らしい……最強です。もちろん、指定医

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体と相談し、見つめ直すこと

体と相談し、見つめ直すこと

今日は忙しさがたたり少々ダウンしている。

やることは色々あるのだけど、気力体力の回復に努めなければならない。

そんな訳で、ゆるゆるしつつ、時折過去にもらった書類などをぼんやり眺めている。

どうしてもたまってしまう紙類。健康診断の結果や、行った展覧会のチラシ、レシートなど。

日々の生活にかまけていると、意外とちゃんと見てないことも多く、新たな気づきもあった。

何かに夢中になりときめくだけで

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