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話題の桃のアールグレイマリネ🍑

話題の桃のアールグレイマリネ🍑

この夏、Instagramでたくさん見かけた、桃のアールグレイマリネ🍑@_s_c_a_l_e_s_さんのレシピ。

このレシピ、とっても簡単なんですが、驚くほど美味しい。

アールグレイと、桃。

相性がいいのは想像がつくのですが、桃を紅茶でコンポートするとか、紅茶のシフォンケーキに桃を合わせるとかは思いつくんです。

けど、桃に直接アールグレイの茶葉をまぶすと言う、全ての工程を削ぎ落としたよう

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柿、モッツァレラチーズ、生ハムのサラダ

柿、モッツァレラチーズ、生ハムのサラダ

生ハムとメロンは定番の組み合わせですが、秋の味覚の一つ柿はメロン以上の好相性だと思っています。

というかフルーツ、生ハム、モッツァレラの組み合わせは鉄板で、春はいちご、夏はメロン、秋は柿、冬はキウイとか時期に合わせて色々試してください。

柿、モッツァレラチーズ、生ハムのサラダ
 柿  2個
 モッツァレラチーズ 1個
 生ハム    適量
 ルッコラ   適量
 オリーブオイル 大さじ3
 レ

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純粋なホットチョコレートの作り方(ピエール・エルメ風)

純粋なホットチョコレートの作り方(ピエール・エルメ風)

肌寒くなってくると温かい飲み物が欲しくなるのか、ホットチョコレートのnoteがよく読まれます。

このレシピはピエール・エルメが十五年以上前くらいに発表したレシピがベースになっていて「牛乳」+「水」を使ったもの。フードライターのジェフリースタインガーデンは著書のなかで「エルメはクリームの代わりに『水で薄めた牛乳』を使う」と驚いていますが、現在のエルメのルセットからはついに乳製品が消えて、水だけにな

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カンタンで濃厚なレバーペーストの作り方

カンタンで濃厚なレバーペーストの作り方

以前はたまにケータリングなどで料理をしていたのですが、そのときに定番でお出ししていたのがこのレバーペーストです。よく「作り方を教えてください」と言われるので、こちらで公開します。

鶏レバー 正味100g程度
牛乳   125cc
水    125cc
塩    10g
バター  65g〜70g
ブランデー おおさじ 1

昔は本当にいろいろなものを入れていたんですが、だんだんシンプルになってきて

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オブラートを使ったテクニック〈極薄オパリーヌ〉

オブラートを使ったテクニック〈極薄オパリーヌ〉

最新調理テクニック紹介シリーズです。オブラートはエルブジによって発見され、世界のガストロノミー料理に使われている日本発の素材。今日はオパリーヌという薄い飴をつくるテクニックを進化させた極薄オパリーヌをつくります。オリジナルの考案者はエルブジの開発スタッフだったオリオール・カストロ。

まずは中性キャラメルという基本の飴をつくります。ちなみにオパリーヌとは乳白色のガラスのこと。フォンダン140gと水

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ブラマンジェのポイントは11℃という温度

ブラマンジェのポイントは11℃という温度

今日は『コーヒーのブランマンジェ』をつくります。コーヒー風味なのに仕上がりの色は白という意外性がポイントです。

ブランマンジェは『白い食べ物』という意味のデザート。歴史的には砂糖とアーモンドでつくるのが起源で、中世の頃は鶏肉や蛙肉などを使った液状のスープとしても楽しまれていました。イギリスの三ツ星シェフ、ヘストン・ブルメンタールはその頃のレシピをアレンジし、蛙を使ったブランマンジェを創作していま

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抹茶の雲(ヌーベ)の作り方

抹茶の雲(ヌーベ)の作り方

食後のデザートの後に提供するプチフール(小菓子)はクッキーやプチマドレーヌなどが定番。求められる要素は小さくても香りのインパクトがあり、しかもお腹いっぱいでも食べられるような軽い食べ心地。

今日、ご紹介する『抹茶の雲』はエルブジの開発したヌーベのテクニックを応用した食後の小菓子です。

抹茶 5g
グラニュー糖 15g
水     200cc
ゼラチン  3g

必要な材料はシンプル。ゼラチンの

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