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エコ畜事業と有機JAS 2
前回のエコ畜事業と有機JASという記事に、いくつかの質問をいただいたので回答も含めながら第二弾を書こうと思います。
前の記事をまだ読んでいない人は、先にこちらを読んでみてください。
有機JAS取得までの道のり
前回の記事には詳しく書きませんでしたが、有機JASの資格は畑を登録したらすぐに取得!とはなりません。
牧草の場合は「最後に肥料や農薬を使った次の日から2年」は有機扱いにはならないので
エコ畜事業と有機JAS
皆さんお久しぶりです。今日は「有機JAS」のお話し。
自分には関係がない…と考える酪農家さんも多いと思いますが、かなり密接になって来ます。
今回は有機JASの概要と、メリットを。更に何をしたら良いの?を大まかにお伝えしたいと思います。
有機JASとは?
一言で言うと「オーガニック」です。
世の中に出回る「有機」「オーガニック」は漏れなく、有機JASの規格をクリアしています。
国の規格になっ
新事実・フン尿で作る優しい窒素。
お久しぶりです。今日はタイトルにあるように新しく知った「窒素」の話をお届けします。
私たちが扱う「MOOCAL-700」の可能性のお話しにもなってしまいますが、読んでくれると嬉しいです。
フン尿+土壌菌=アミノ酸
今までアンモニアと、硝酸態窒素だけを植物は使える!と書いていました…が、他にもありました。
それがアミノ酸です。
アミノ酸と言えばうまみ成分だったり、二日酔いに効くというのが一般
soil laboを経て。
土・牛・微生物を連続して書いていましたが、休憩会。たまには日常のことも書かせてもらえたらと思います!
今日、soilでは近隣の酪農家さんや業者さんを招いて土の勉強会をしました。
その名を「soil ラボ」みんなに研究してもらえたら良いなという思いを込めて。今日こられた方の半数以上が放牧で経営されている酪農家さんでしたね。
今回目合わせしたかったことは
「僕らにとっての良い土とは?」という点と
土・牛・微生物 犂(すき)と環境
今日から僕らsoilのバイブルである「土・牛・微生物」の書評です。
サブタイトルは文明の衰退を食い止める土の話とするくらい、土を大切に扱おうという話です。
更に、最初に出てくる文言の抜粋です。
熱意と本気度を感じますよね。モントゴメリーさんは本気でそう考えているんですね。そして今の僕もそれに共感しています。
農家の最高の投資は土づくり
まず、今日の話は土の話をする背景です。
大前提で
設計の意味を。soil
僕は牛の飼料会社に11年勤めていました。
その後、牛の添加剤屋さんにも2年。
そして今は有機肥料の会社をやり始めています。
このどこをとっても出てくる言葉が「設計」という言葉。
この設計とはメニューのこと。
1頭あたり何Kgのエサを給与するのか?その草地に対して肥料を何Kg撒くのか?
というもの。
しばらく取り組んで思うことは
「それ、重要になってくるのはしばらく後じゃない?」ということです