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春のような温かさがいつもある学校に… あなたが言葉や行動を選び取る基準は 外でなくあなたのうちにあるのだね 〜心の宝物186
🌷体育館の掃除当番 コロナ機の学校 4年生の掃除場所に体育館がありました。かつては全国有数の大規模校でしたが、今は学年2クラス。掃除場所の分担もなかなか難しく、体育館を担当するのは1グループ。広い広い体育館を4~5人で掃除することになります。 その子によっては、体育館の掃除はほっとするようです。校舎からは渡り廊下を経て30メートルほど離れており、少し大げさに言えば隔絶された別世界。同じグループ以外の児童や、先生方と接することもほとんどありません。私も、励ましに行く頻度はど
春のような温かさがいつもある学校に… 気づくことと、行動することの距離を、怯まずに跳び超えた君を尊敬する 〜心の宝物180
🌷家へ帰る人波に逆らって コロナ機の学校 帰りの会が終わりました。 校舎の2階から、学年下校の集合場所に急ぐ、2年生の子供たちの波が、階段を埋めます。 「ソーシャルディスタンス!」と呼びかける声に交じって、「トイレのスリッパが乱れているよ」という声が響きました。きっと多くの子が、心の中では立ち止まったことでしょう。しかし、階段を下に向かう人の流れには抗いようもありません。 心に響くことと、行動することの間には少し距離があることを感じつつ、あるいは全く意識もなく、子供たちは玄
春のような温かさがいつもある学校に… その人を想いつづければ言葉は、願いは、ゆっくりと、しかし確かに伝わるのだね 〜心の宝物173
🌷明るく元気に生き生きと 山に囲まれた小さな学校 秋が深まってきました。新型コロナが猖獗を極めるのはまだ数年後のことですが、例年、この時期は、インフルエンザやノロウイルス感染予防の注意喚起が、学校保健安全上では大切な課題となります。ベテランの養護教諭の導きで、この学校では、教員でなく、保健委員の児童が感染予防活動の中核を担っていました。 後期、保険委員長に推された6年生の彼が、11月の全校集会で、感染予防について語りました。「体調を崩す人が一人もいないように」という願いか