イトウユキコ@夕凪舎

ライター・編集・企画|うつわと手仕事の伝え手「夕凪舎」主宰| 名古屋・愛知の地域・文化…

イトウユキコ@夕凪舎

ライター・編集・企画|うつわと手仕事の伝え手「夕凪舎」主宰| 名古屋・愛知の地域・文化を取材・発信しています|大ナゴヤ大学|やっとかめ文化祭|delaDESIGN編集部|土街人プロジェクト|お問い合わせ・うつわメディア https://lit.link/yunagisha

マガジン

  • ライター/編集/企画【Limani編集室】

    ライター・編集・企画の活動記録やお知らせ。

  • エッセイ

    日々考えたことやエッセイ、読んだ本のことや何気ない景色のこと。

  • うつわのお店【夕凪舎】

    うつわのお店ができるまでの道のり。 WEBマガジン→https://utsuwa-yunagisha.com/

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ポートフォリオ(活動まとめ)

はじめまして。イトウユキコです。 名古屋でライター・編集・企画などの活動をしています。 ポートフォリオをご覧いただきありがとうございます。 焼きものの奥深さに魅了され「夕凪舎」という屋号でうつわの「伝え手」としての活動をはじめました。 現在は、名古屋・愛知の地域・文化・ものづくりを取材・発信することを軸に、まち歩きの企画などのイベント運営にも携わっています。 このnoteでは主な活動や執筆記事ついてまとめています。 詳しいプロフィールや経歴についてはこちらの記事をご覧く

    • 毎月の活動まとめ【2024年3月】

      こんにちは。名古屋でライター・編集・企画をしているイトウユキコです。 今年からは個人事業としてうつわのオンラインショップもスタートしました。 3月のまとめをしようしようと思っているうちに、あっという間に4月も1週間が過ぎてしまいました。 3月はいろんな物事の転換を感じるひと月でした。ハイライトはやっぱりインタビューライター講座の富士吉田合宿ですね。忘れられない二日間になりました。 それではさっそく3月の振り返りをいってみましょう。 先月の振り返りはこちら↓ 3月の振

      • 夜の窓をひらく

        冬のはじめの頃、友人が営む古民家の本屋「庭文庫」で1枚の絵を買った。 明るい日差しが感じられる緑を基調とした作品が並ぶ中、ひっそりとした夜の景色に目が留まった。渓谷の中に続いていく道が、夕暮れとも夜明け前ともつかないあかるさと暗さを混ぜたような青のなかに溶けている。 いつかこの景色を見たことがある、と直感的におもった。もっといえば、わたしはこの景色の中にたしかにいた。朝と夜の境目に立った日も、朝から逃げるように真夜中に車を走らせた日にも。 *** かつて、庭文庫から車

        • 毎月の活動まとめ【2024年2月】

          こんにちは。名古屋でライターをしているイトウユキコです。 ライターのほか、イベントの企画をしたり、うつわのオンラインショップを運営したり、週の半分は会社でHPの更新サポートをしたりと「書くこと」+αをいろいろとやっています。 一言で「何をしている人です」と伝えづらいのが最近の課題なので、毎月活動の棚卸しをしています。 先月の振り返りはこちら↓ 2024年2月の活動出版トークイベントの司会をしました 11月から約3ヶ月かけて準備してきたトークイベントの司会が無事に終了し

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        ポートフォリオ(活動まとめ)

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        • ライター/編集/企画【Limani編集室】
          10本
        • エッセイ
          13本
        • うつわのお店【夕凪舎】
          6本

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          「良い文章」の迷子から決めた「インタビューライター講座」の受講とこれから

          こんにちは。名古屋でライターをしているイトウユキコです。 気づけば2月も終わろうとしていて、時の流れのはやさにびっくりします。 今年に入ってからは「N1インタビューライター養成講座」がスタートしました。 今日は、何でインタビューライター講座に参加しているの?ということを振り返ってみたいと思います。 なお、インタビューライター講座は3月半ばまで続くので、細かい講座の内容や感想については完走後に改めて書く予定です。 インタビューライター講座を受講した理由SEOコラムを量産

          「良い文章」の迷子から決めた「インタビューライター講座」の受講とこれから

          はじめてのイベント企画と司会~未経験の進行管理、どうやる?

          こんにちは。名古屋でライターをしているイトウユキコです。 先日、イベントで人生初司会を経験しました…! 去年からまち歩きの企画をしているので、当日運営では現場の進行をしたこともあるのですが、基本的には文章を書くのが主な仕事なので、大勢の人前で進行するという経験はなく… もう、当日までの1週間のそわそわ感を思い出すだけで胃のあたりがきゅっとなるけど、当日までの準備を含め、貴重な機会をいただいたのでnoteにも書いておこうと思います。(とても長くなりました) 事の発端はトイ

          はじめてのイベント企画と司会~未経験の進行管理、どうやる?

          毎月の活動まとめ【2024年1月】

          こんにちは。名古屋でライターをしているイトウユキコです。 ライターと名乗ってはいますが、イベントの企画をしたり、うつわのオンラインショップを運営したり、週の半分は会社でHPの更新サポートをしたりと「書くこと」+αをいろいろとやっています。 よく「最近何しているの?」と聞かれるのと、自分の忘備録のために毎月の振り返りをしていこうかと思います。 日々のタスクに追われがちなので、毎月の活動の振り返りをして、中長期の活動方針を見直せたら。 2024年1月の活動うつわのオンラインシ

          毎月の活動まとめ【2024年1月】

          うつわのお店をプレオープンしました。

          こんばんは。名古屋でライターをしているイトウユキコです。今日は誕生日だったのでいろんな人にお祝いしてもらいました。ありがとうございます! うつわと手仕事「夕凪舎」のショップをつくりましたそして、タイトルのとおり、今日ようやくうつわのオンラインショップをプレオープンしました! なんとなく、形から入るタイプなので自分が忘れないであろう日になんとか合わせました笑 プロフィールにも書いているとおり、ずっと「うつわのお店をやりたい」と言い続けてきて、時間はかかってしまいましたが、

          うつわのお店をプレオープンしました。

          本をつくる #01 祖父の手紙、祖母のはなし。私が尾州に向かうまで

          本をつくりたい。昔からそう漠然と思っていた。 でも、何の本をつくるのか、そしてどうやって作るのか、その知識も必然も持ち合わせていないまま、今に至る。 それが、本をつくろうと思うようになったきっかけは、津島に住む母方の祖母の話からだった。 ここ1年ほど、祖母は私や母、あるいは他の孫たちにしきりに祖父の話を聞かせたがるようになった。 祖母はまもなく90歳を迎えるが、大病をすることもなく元気に自宅で暮らしている。 けれど、日々老いを実感するからだろうか、あるいはきょうだいを亡く

          本をつくる #01 祖父の手紙、祖母のはなし。私が尾州に向かうまで

          2024年スタート!今年の抱負

          あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 さて、今回はこれが1本目のnoteです。 「新年の計は元旦にあり」ということで、今回は今年の抱負について書いていきたいと思います。 2024年の抱負noteを継続する 去年、noteに書いた本数は7本だったようですが、自分の仕事の幅も広がり、フリーランスとしての活動も増えてきたのでもっとnoteを活用しようと思っています。 書き始めると長くなって続けるのが負担になるので、文字数にこだわらず続けるという

          2024年スタート!今年の抱負

          2023年振り返り【思考編】

          早いもので今年も大晦日の日を迎えました。 今年は社会人になって最も多くの出会いに恵まれた1年だったと思います。 関わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました。 個人的な振り返りなどをつらつらと。 さっき仕事の振り返りだけしていたら長くなってしまったので、こちらは今年考えたことや、気がついたこと、変化などを振り返ってみたいと思います。 仕事の振り返りはこちらに書きました。 新しい経験をした一年顔が見える関係性を築く 2023年を一文字で振り返るとしたら「新」。

          2023年振り返り【思考編】

          2023年振り返り【仕事・活動編】

          こんにちは。ライターのイトウユキコです。 早いもので今年ももう終わりなので、改めて今年やってきたことを通して1年の振り返りをしてみたいと思います。 今年の仕事や活動で気づいたことや考えたことは長くなるので、こちらに書きました。 1年を振り返って今年はこれまでになく、多くの方と出会えた1年になりました。 関わっていただいたみなさま、本当にありがとうございます。 おかげさまで、本当に充実した1年を過ごすことができたと心から感じています。 特に今年はさまざまな新しいチャレンジ

          2023年振り返り【仕事・活動編】

          岡崎・MATOYAで見つけた原点の芽

          7月下旬のある夜、何気なくSNSを見ているとある作家さんのうつわの写真が目にとまった。 見れば、岡崎で個展を開催中だという。 休みの日は個展やイベント、地域プロジェクトなど、焼きものに関するところへは積極的に出向くようにしている。 いまはネットでもそれなりに情報は得られるし、写真の画質だって昔よりは向上している。 それでも、やはり実物を見たいと思う。 写真から伝わってくる平面的な情報よりもずっと五感に近いところで、作品の佇まい、手ざわり、風合いを感じてみたい。 そして、

          岡崎・MATOYAで見つけた原点の芽

          水辺へのあこがれ

          水辺へのあこがれ水面を見ていると心が落ち着くことを知ったのはいつからだろう。 いつか湖畔の家に住んでみたいという夢を思い描くようになってからすいぶん経ち、無意識に抱えていた水辺へのあこがれにようやく気がついた。 水辺、ことさら流れのない水面が好きだ。 激しく流れる水の音もなく静かに空を映し、時間の流れをもまるごと包括している。 ときおり風や鳥がその水面を揺らしていく。 思えば私はずいぶん長い時間、水辺を見て生きてきた。 30年以上、幼少期から釣りをしていて、昔よく行った

          手焼きフィルム写真展「流れない河」@中川運河ギャラリー

          坂田健一さん個展「流れない河」 中川運河ギャラリーに訪れた7月某日、写真家の坂田健一さんの個展が開催中だった。 ギャラリーの2階に上がると、一見抽象的な写真が壁に飾られていた。 一目見て、幻想的な淡いのある色合いがとても好きだと感じ、じっくりとひとつひとつの作品に目を向ける。 ゆらぎを感じるその写真をよく見ると、重なった輪郭の向こう側に見慣れた景色が浮かび上がってくる。 川沿いに建つ倉庫、橋のたもと、信号機の廃棄場。 どこかで見たことがあるような……頭の片隅にある記憶

          手焼きフィルム写真展「流れない河」@中川運河ギャラリー

          セカイイチへ、愛を込めて。

          日曜日の午後10時。こんな時間に新幹線に乗るのはいつぶりだろう。 背中や足に鈍い痛みを抱えながら。 今のこの感情を忘れたくないという思いと、名古屋で乗り過ごして京都まで行ってしまってはいけないので、こうしてnoteに気持ちを書き残しておこうと思う。 感情をさらけ出すことはあまり得意ではないから、文章にしたら取り繕ってしまうかもしれない。 でもなるべくこの気持ちの温度を残すために人目を気にせず、荒削りなままでもごく素直な気持ちで書きたいと思う。 ごく個人的な思い入れではある

          セカイイチへ、愛を込めて。