戯れに丁寧に折角行った出先の街を散策し楽しみました…

　海外畑だったので海外駐在や出張時には、拠点周辺の街を楽しむという習慣が身についていました。

　今は毎日が日曜日。なのでそれを活かして折角足を延ばしたなら丁寧にその場所を楽しみ尽くすということをできる範囲でしたいと思っています。

　今回は、東京都品川区の東急大井町線の荏原町駅·中延駅周辺。

　荏原郡として歴史ある地域です。複雑な道の作りがそれを物語っています。

　行きたかった場所なのですが機会が無く何と…日本人を始めて60年以上ですが…1度も訪れたことの無い街。まぁ大井町線を利用したことは何度もあるので通過したことはある程度。その意味では国道1号線は頻繁に利用しますから街の端っこは良く通過はしていますが…

生まれて初めての場所の散策

かなえたい夢がまた1つ叶いました。

　帰りが遅くなることもあり車で行き、三間通り周辺は交通規制が掛かっているので吾妹を付近で降ろし、駐車場のあるコンビニで軽く食事を取りながら規制解除まで待機しました。
　そして規制解除を確認して三間通りの駐車場に車を駐めました。

　三間通りとその周辺は、日曜日と休日は交通規制が掛かっているので基本的には安心してこの猥雑な街と雑踏を楽しめます。
　思えばこの歩行者天国、すっかり日本に定置した感じがありますよね。

　一方車両は注意が必要です。こんなローカルな場所だと主要な場所は三角コーンなどで封鎖されます。しかしここでも特に規制時間終了1時間前頃から人通りが収まると脇道から一般車やタクシーが規制を無視して結構進入しできます。ですから釣られて進入しそうになってしまいます。
　ここ三間通りも交通規制が掛かっているので注意が必要。こちらは日曜日と休日の規制です。

　三間通りとクロスしている道も交通規制が掛かっていてこちらは平日も規制されています。

　パトロールカーがかなり密に巡回していて治安を守って下さっていました。交通規制への違反等も徹底的に取締まって下さっていました。ですから安心感は有りました。それでも結構平気で進入してくる車両が…

このユルさも人の営み。

　歩行者天国以外にも交通規制が細かく掛かっています。

　上の写真。この時は、脇道から三間通りに進入してきたスクーターへの取締りでした。

　家族は最新の施術をするビューティーサロンに先に行っていて先ずはそこに顔を出しました。施術の進捗を伺って軽く話をして、1人1時間程度、3人なので3時間以上は施術に掛かるということでした。近所に評判の良い銭湯もあるとのことで、散歩開始です。

　先ずは大井町線の荏原町駅に到着。
　これも海外でホテル内の現地案内パンフレット以外の情報入手手段としてローカル駅に行ってみるという習性が身についた賜物。ローカル駅なのでレアな地元情報がたまに有ります。例えば超ローカルな地元の催し物の案内とか…

このお作法お勧めします。

　切符の自動販売機脇に有りました。
地元の特徴有る公共施設の案内。

環境学習交流施設
聞いたこと無い長い名前。思入れを感じます。

　その冊子の充実したコンテンツは圧巻です。地中熱を利用した空調、建物自体の工夫と盛り沢山な内容。

　積極的なイベント開催をしていて活気ある街という感じ。

　幅広い世代を対象にしているとのアピール…

　残念ながら時間的に遅すぎて訪問はしませんでしたが、とても興味深い施設案内でした。

　またまたどローカルな荏原七福神のパンフレットも…
今どきの七福神は何ともチャーミングなアニメキャラ。

　今回想定している散歩の領域を遥かに超える広範な設定。

　スタンプラリー形式なんですね～

　東急電鉄さんの企画なので良くできていますよね。
地元店舗の紹介やグッズの販売まで…

　今回は夜でしたので、次回明るい時間帯の時に7拠点をランドマークとして使わせて貰って巡ってみようかと…

　旅行ガイドブックなどには掲載されない深い情報が駅周辺では得られる場合が多いのです。

　そしてサラリーマン時代はいつも目に止まれば手にしていた東急電鉄の充実の月刊誌も久しぶりに手に入れました。

　今回の地域を掠(かす)っていますが、散歩コース案内も

　どローカルな駅なのに予想外の収穫。

　こんな感じで雰囲気を掴んて散歩再開。

　踏切の警報機が鳴り遮断機が下りたので引き寄せられる様にそちらに…子供の頃からの鉄道マニアなので素直にその習性に従いました。

　敢えて

行き当たりばったり

を選択して楽しむのも散歩の妙。

　夜7時頃の人も疎らな三間通り。旗の台駅方面まで永遠と商店街は続く…

　家族の施術後の食事の場所を下見しつつの散歩。
活気溢れる夜の7時の飲食店街。食堂やレストランにとっては書き入れ時。
ならでは感は無いけど久しぶりに大阪王将もいいなあ～

　そしてスーパーマーケットも仕事帰りのお客さんで再び盛り上がりを見せます。こんな細い道沿いの大型店舗。街の力強さを感じてしまいます。

　この人々の営み感が、堪(たま)りませんね。

こんな猥雑な街が大好物。

つづく