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【エッセー・私小説】屍だった貴方は。

屍だった貴方は。幸せだったのだろうか

どんな風に書いたなら、この気持ちは伝わるだろうか。
と、ふと思う。
だから、今まで筆を執ろうとは思わなかったし、
実際。書く勇気は正直、今もない。

それでも、ようやっと当人が亡くなって一年が確かに経って、
何かを残そうと思えたのは、事の全てを知っているたった一人の親友が、

「あんな日々だって、面白かったね」

と、先日。笑ってくれたからだった。

本当はとても怖い。
今だって泣きそうだ。

いつだって、人は誰かの弱さを受け入れられない。

でも、それは、いつだってその人が世界で一番、傷ついているから。
自分を守るために。
大切なものを護るために。
それが生きているということ。

それでいいんだって思う。

だって、貴方は生きているのだから。
それは何よりかけがえのないことなのだから。

でも、だからどうか。ほんの少しでいい。
共感も、同情もいらない。

ほんの少しでいいから、聞いてほしい。

なんたってこれは「死んだ誰か」の話なのだから。
とてもありきたりな話。
受け入れなくていい。
拒絶していい。

ただ、なかったことにしないで。

どうか涙を流す私を見て、それを許してほしい。
それだけなんです。

【屍だった貴方は・あらすじ】
一回目の「死」を経験して、十七年。
私たちが十七歳になるまで、
皮と、骨と、想いだけで生き続けた、まるで屍のようだった父の。
その細すぎる父の背中に想い続けたことを、ただ、ダダ漏らすだけの話。

いなくなったから、いえること。

これは、父が本当に「死んでしまう」までの物語。
そういうエッセイ。

~終わりに・小さく自己紹介を~

現在、大学一年生の十九歳な女性です(笑)
突然の自己紹介で申し訳ないっ!
名前を「星の見えない夜」と申します。

本当は「今の自分」の要素はなるべく入れたくないのですが、
上記のエッセイのプロローグ的な、身勝手な私の本音だけでは、
このエッセイのこれからの内容をご理解いただけないだろうなと思い、
書きました(苦笑)

よくある話で、私は十七歳で父を亡くしました。
「胃がん」の「骨転移」でした。
私が産まれてすぐ。今から十九年前に一度「胃がん」を患い、
手術で完治したものの。どうやら転移はあったようで…。
十七年という歳月をかけて全身の骨に広がった「骨転移」という異例の形で、
私が十七歳で亡くなりました。

病状そのものが分かったのは、亡くなる半年前。
そして、ものの闘病は半年ほどのこと。

このプロローグから始まる話は、その半年間を軸にしながら、
父の壮絶だっただろう十七年をただ、私目線で綴るだけの、
正直、ダラダラ「エッセイ」です!(笑)

長文初心者もいいところのヒヨッコが書きますので、
面白いかどうか…。
まず、読めるか。伝わるかどうか…。

…正直、とても怖いです。
「かなしみ」を否定されるかもしれない恐怖が、確かにあります。
繰り返してしまうようですが、やっぱり人は誰かのかなしみに疎いから
でもそれでいいのだと思っています。
わざわざ、いちいち何かを悲しんでばかりではいられませんよね。
だって、私たちは生きていくのだから。

だから…これは私の自己満足です。それだけです。
「父がいた」ということを、私自身が忘れない為に書くのですから。

ただ。ほんの少しだけ、何かを望んでいいのなら。

ここに居ますよっ!!!!って言いたいんです。
あなたのかなしみをほんの少しでも、気付けるかもしれない者が、
ここに居ますよっ!!!!って言いたい。

かなしんでもいいんですよって。
思いっきりかなしんでもいいんですよって。
どんなかなしみだっていいんですよって。

…訳がわからない長文を描いてしまいすいません!!(汗)
エッセイを描いていきながら、少しずつ改善していきますっ!!(笑)

兎に角、私の自己満足で、ほんの少しでも誰かとかなしみを分け合えたらと
思い書きますっ!!

ここまでわざわざ読んでくださった方、ありがとうございますっ!!!!!
本当にありがとうございますっ!!!!!
なるべく更新頻度上げて参りますので、少しでも見てもいいかもと思えた方は、
覗いていただけたら幸いです。

…1番言いたいことは、調子が悪い時は病院に行ってくだいさねっ!!
迷いなくっ!!!

以上です!(笑)
ありがとうございました!!




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