日本では1週間に7日ある内、休日は土日の2日と決められています。どこの機関（学校や会社など）もそれに合わせて全員の休みを土日に統一しているところが多いですよね。

休むのは嫌いですか？

だから「休みは与えられるもの」という認識がある人も多いのではないでしょうか？

でもね良く良く考えると、休みって与えられるものではなくないですか？

僕はこれが昔からずっと疑問なのですが、日本の人って真面目すぎると思うんですよね。だから「休んで良いよ」って言われるまで休まない人がめっちゃ多いのですが、でもこれって変な話ですよね。

例えば、マラソン選手って走っている時に給水所で水分補給をするのですが、別にそれって誰に言われるわけでもなく自分で判断して給水しますよね。

（あ〜、そろそろ水分取りたい。水飲もう）

と思って見ずに手を伸ばした時に、その選手の監督は

「おい！誰が水を飲んで良いと言った？！」

なんて言いませんよね。

走っているマラソン選手は自分で判断して、自分で水を飲みますよね。

しかし、日本人って世界的に見ても真面目で勤勉な特徴があるので、休む事を悪だと思っている人って比較的に多いのです。

休む事を悪だと思っていませんか？

例えばこんなセリフ耳にしたことありませんか？

「課長すみません、明日と明後日に有休使っても良いですか？本当に申し訳ないです。」

僕も含めてごくごく普通の会話だと思うのですが、さっきの話を考えると「何で謝るん？会社からは自由に休んで良いよと言われているのに何で休むことに罪悪感があるの？」と感じませんか？

でも有休を使う社員は周りの人間に煙たがられますよね。もちろんその人の分仕事を押し付けられるし、自分が働いているのに何でこいつは休んでいるんだと思う気持ちもわかります。

この記事を読んでくださっている大人の方ならわかると思いますがこれが平均的な会社の現実ですよね。

休むのは悪ことではない

しかし僕は学生の時も大人になってからもどうしてもそれが納得できなくて、学生の時は必要な時は自分で休みは作っていたし、大人になってからでも現在僕は休むタイミングは自分で決められる仕事をしています。

ちなみに僕自身も学生時代とか今も周りから見てよく休んでいるように見えたのか知らないですが「サボリ魔」や「なまけもの」と言われていましたが（笑）

でもその休憩は自分にとって必要なもので、それが小学校から勉強を一切しなくても国立大学にまで行けたルーツだと思っています。

と言うかそもそも勉強に関しては興味がなかったので学校に行くのが怠かっただけですが（笑）だから学生時代は常にベストコンディションでした。

「それはお前の頭がたまたま良かったから。」とかもありがたいことに言われることがあるのですが、もしそうなのであったとしても頭の良さってあまり関係ないと思っていて、それが発揮できる状態を常に維持し続けた管理や、効率の問題だと思うんですよね。

自分の体調は自分で管理するのは当たり前のことで、自分が高いパフォーマンスを発揮できる状態を常に維持することはその上でとても大切だと僕は考えています。

中途半端に休んで中途半端に頑張るのが一番結果も出ないですから。

もし僕が学生時代に中途半端に我慢して学校に行って勉強をさせられて、中途半端に休んでいたら大学に行く学力もなかったと思います。

だから僕はいろんな会社や大人を見ていて思います、「何の根拠があってこの人達は休みの日を与える立場にいるのか。」と。

別にこれは「7日中休みが2日だけなんて少ない！」と言っているわけではなく、むしろ1週間にまとまった休日なんて僕は2日も要らないと思っています。毎日8時間寝る時間が確保できれば十分ですから。

これに関して僕の個人的な意見なのですが、纏まった休みが欲しい人もいると思います。纏まった休みとかなら色んなところに遊びに行ったりできますからね、その考えもわかります。

ここで僕が言いたいのはそういった事ではなく、「休み」とは働いているからこそ存在するものであり、普段の疲れを取るためのものですよね。

常に働いていると人間は生き物ですから、集中力も作業効率も絶対的に下がっていきますし、休まない方がかえって効率は悪くなります。

そして自分のコンディションがわかるのは自分で判断するか、病院で検査を受けるかのどちらかです。他人がパッと見て判断できるようなものではありません。

それがなぜ相手の都合で土日と決められて、与えられなければならないのか意味がわかりませんよね。

その方が自分のコンディションや仕事を効率的に合わせられて、固定休日よりもパフォーマンスが良くなるからです。

だからこれは僕が大切にしている考えなのですが

休みは与えられるものではなく、自分で作るもの

こう考えています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。