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柔術家 / 歌手 / 海人の独り言 | 月刊まーる@石垣島

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【エッセイ】沖縄に花粉症の無い有り難さ|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】沖縄に花粉症の無い有り難さ|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

皆様お疲れ様です。

十数年ぶりの花粉症今年は新たな格闘技イベントの立ち上げと、その運営をする会社を設立しまして、石垣→東京を行き来する生活が続いております。
その関係で、石垣に移住してからのこの十数年で最もひどい花粉症に苦しんでいます、、、。

石垣島や沖縄には花粉症がないので本当はこの時期は内地に居たくないです(涙)

そして、沖縄県に花粉症の原因となる花粉が飛んでいない事の有り難さ、それと同

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【エッセイ】石垣島の食べ物や飲食店は美味しいのか?|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】石垣島の食べ物や飲食店は美味しいのか?|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

今回はなかなかストレートには書きづらく、しかしよく話題に上がる
《石垣島の食べ物や飲食店は美味しいのか?》についての私見と持論を展開しようと思います。

私の友人知人から聞く感じでは
ざっくりで7割〜8割が「美味しい」で
残りが「美味しくない」でした。

ちなみに私は忖度なしで、平均したら全体的に美味しいと思います。

まず《美味しい不味いに完全な正解は無い》を前提として
それでもなお客観的に私な

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八重山闘人祭|文:渡辺直由@石垣島|柔術家/歌手/海人の独り言

八重山闘人祭|文:渡辺直由@石垣島|柔術家/歌手/海人の独り言

今回は今冬に新たなイベントとして立ち上げ、その後も定期開催を目指します石垣島の武道/格闘技の祭典《八重山闘人祭》について書きたいと思います。

頭に浮かんだ八重山の武道/格闘技の祭典のイメージ私がこのイベントの構想を思いついたのは2015年、ある大会の後でした。
※もっとぼんやりとしたイメージはその前からあった。

その2015年の大会についてはまた後述するとして
石垣島ではかつて何度か大きな規模

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【エッセイ】これから向かう道の話|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】これから向かう道の話|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

あっという間に12月、、、気が付けば今年も終わりですね。

来年はちょっと八重山で大きな事をしたいと考えておりまして
それと引き換えに、と言いますか
手が回らなくなりまして
残念ではありますが
年内で私がオーナーをさせていただいてます美崎町のバーを閉店する事になりそうです。

近年SNSのあちこちで頻繁に
「何かを選ぶことは何かを選ばない事である」と言うような格言を見ますが
今回はまさにこのような

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【エッセイ】人魚(マーメイド)が私を助けてくれた話|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】人魚(マーメイド)が私を助けてくれた話|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

今月のお題は《人魚》との事で
八重山のジュゴン目撃例の話を書こうかと思いましたが
それについては前回もう書いてしまいましたので…

今回は私の不登校時代にマーメイド=人魚が私を助けてくれた話をしたいと思います。

不登校になったキッカケ

いつの世にも常に話題に上がる不登校。

現在も変わらず社会問題になっていますが
あの頃の私の不登校時代(1988年くらいからスタート)は現在よりももっと深刻な問

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【エッセイ】海人オジー達から聞いた信じられない話|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】海人オジー達から聞いた信じられない話|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

今回のテーマは、「石垣島のオジー&オバー」との事ですので、そこから話を広げて書きます。

まず大前提として、
・私(48歳)が既にオジーになりかけなので、私から見たらニーニーやネーネーと呼ばなければいけない年齢の人も、オジー/オバーのカテゴリーに入れさせていただく事をご了承ください。

※今回実名は出しませんが、なんせこの狭い石垣ですから内容で誰かわかってしまう場合がありますので(汗)

■[オジ

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ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ(後編)|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ(後編)|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

美崎町音楽プロジェクトのこれからの話

紆余曲折ありながらも皆様のご支援ご協力とメンバーの力で何とか第一弾をリリース出来ましたが、ちょうどその時期に私がテレビ出演など色々な仕事を抱えていた事もあり、まだあまり宣伝が出来ておりません。
※テレビ出演に関しましてはまた別の機会に書かせていただきますね。

なのでもしこのコラムを読んで動画をご覧になった方がいましたら
是非SNSや口コミでの拡散をよろしく

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【エッセイ】ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ(中編)|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ(中編)|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島



決して平らな道ではなかった美崎町の音楽プロジェクトのスタートのお話

まず最初に大変だったのはメンバー集めでした。

当たり前ですがカラオケバーやスナックのオーナーさんやスタッフさんは歌手になりたいわけでも目立ちたいわけでもない人が殆どです。

加えてお酒を飲まなければいけない仕事ですので、レコーディング当日の開始時間にコンデションを整えられるか?
そして、そもそも来るのか?(笑)と言う大問題

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【エッセイ】ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島


本当の夏

ハーリーも無事終わり八重山にも本当の夏が来ましたね〜。

今日のコラム(今回は前編で後編に続く)の冒頭はイキナリ宣伝みたいになってしまいますが、コラムのオチは、《ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ》についてのお話になります。

そこで今日は、私が発起人となりました美崎町のある音楽プロジェクトについて書きたいと思います。

正式名称、、、などと言う大袈裟なものではありませんが、一

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【エッセイ】石垣島に溢れる愛|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】石垣島に溢れる愛|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

実家の麻問屋の話今回のテーマは《石垣島に溢れる愛》についてです。

島の話に行く前に、その前置きとして、
先ずは40年ほど時をさかのぼりまして、
私の母方の実家である群馬の話をしたいと思います。

私の母の実家は昔
関東一とも言われた麻問屋だった
北国屋と言うところのだそうで
そこの三治郎さんと言う人がいまして
今は検索しても見つかりませんが
私がインターネットをやり始めた2004年くらいには、

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【エッセイ】八重山の海と海人|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

【エッセイ】八重山の海と海人|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

八重山の海の魅力

八重山の魅力を誰かと語る時、やはり海は外せないのですが、そんな時に必ず話題になるのが石垣島(八重山)と宮古島と沖縄本島の離島や奄美大島、そして鹿児島以南の五島列島やトカラ列島など。

南の海でどこが1番美しく、観光地や漁場として魅力的か?と言う事です。

皆さんも経験ありますよね?

もちろんそれぞれに美しさや良さがあり順位など付けられないのですが、それでもやはり気になるところ

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【エッセイ連載】柔術家/歌手/海人の独り言 vol.1 (前編)|2023年4月号|人生のハンドル|文:渡辺直由

【エッセイ連載】柔術家/歌手/海人の独り言 vol.1 (前編)|2023年4月号|人生のハンドル|文:渡辺直由

はじめまして

八重山に移住して12年、東京都千代田区出身の渡辺直由と申します。編集者様よりこのような素晴らしい機会をいただきましたので、先ず初回は簡単な自己紹介と、八重山への移住のキッカケを書きたいと思います。

今回の第一回はテーマが“言葉と縁”ですので、とある著名な友人からいただいた言葉である【人生のハンドル】について書かせていただきます。【人生の舵】とも言い換えられますが、このハンドルを切

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【エッセイ連載】柔術家/歌手/海人の独り言 vol.1 (後編)|2023年4月号|人生のハンドル|文:渡辺直由

【エッセイ連載】柔術家/歌手/海人の独り言 vol.1 (後編)|2023年4月号|人生のハンドル|文:渡辺直由

前編を読む

この記事は前半と後半に分かれています。
前編を読む方はこちらから。

人生のハンドル(後半)

最初にボクシングを始める時、覚醒剤中毒のヤバい先輩や同級生に「ボクシングなんかやっても無駄だよ、お前より強い奴は沢山いるし、薬を売った方が金になるし女にもモテる」と言われました。

ボクシングより音楽の道を選ぼうとした時にはある人に、「お前には根性がない!ボクシングも続けられないのか!そん

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