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  • 母は自己愛性人格障害

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児相に子供を誤認保護された父親達の話

第1回「児相問題研究会」は児相に誤認保護されたお父様達のお話を伺う事から始まりました。 複数のお父様達がご自分の体験された話から、児相の何が問題であるかを、忌憚なくお話して頂きました。 ・特定妊婦にされていた妻 軽度障害があった奥様が行政による妊婦検診から「特定妊婦」(児童福祉法に基づいた養育上の公的支援を妊娠中から要するような環境にある妊婦)とされ、自宅へ児相職員、保健婦が入り込み、生後4日の子供を特段の理由(虐待の事実もなく)子供を病院から両親の同意なく、一時保護されてし

    • 毒親という概念から広がる虐待認定。

      毒親という言葉を聞いた事があるだろうか。 スーザン・フォワードの「毒になる親」は日本でも出版され話題になった書籍であるが、フォワードは冒頭でまず「この世に完全な親などというものは存在しない」とし、「時には大声を張り上げてしまうこともある」、「時には子供をコントロールし過ぎることもある」、「怒ってお尻を叩くこともあるかもしれない」という親も「普通」であるという見解を示している。続けて、こうした普通の親とは異なる親の存在として、「ところが世の中には、子供に対するネガティブな行動

      • 一時保護された児童が精神科に入院させられ、投与される向精神薬の種類。

        6月13日から セロクエル25ミリ 昼食後 眠前 リスパダール0.5ミリ 頓服 6月15日 頓服使用 6月21日 頓服使用 6月28日 セロクエル25ミリ 昼食後 眠前 インチュニブ1ミリ 眠前 リスパダール0.5ミリ 頓服 6月30日 頓服使用 7月4日 頓服使用 7月8日 精神科入院 入院してから セロクエル インチュニブは夕食後 9月7日 児相担当から電話 インチュニブが 1ミリから3ミリに 変更になったと報告受けた。 これは児相に一時保護され、その後複

        • ジャニーズ性加害問題と児童相談所

          現在、世間を賑わしてるジャニー喜多川氏による、ジュニアと呼ばれる当時、少年であった複数人に性加害を行っていたという件についてですが、ここでは事実関係がどうであったかは論じずに、それと並行して児童福祉の観点から考察してみたいと思います。 ジャニー氏による性加害が事実であったとしたら、これは明確に児童虐待となります。2000年5月12日に施行された「児童虐待防止法」には児童に対する虐待をこう定義されています。 ジャニー氏が行った事はこれの2に該当すると思われます。そしてこうし

        児相に子供を誤認保護された父親達の話

        • 毒親という概念から広がる虐待認定。

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          お知らせ 

          このたび、一身上の都合により「裁判の可視化と公開を求める会」の事務局長を辞任する事となりました。 本来であれば直接ご挨拶をすべきところ、noteでの挨拶にて失礼いたします。 在籍中はいたらぬ点もあったかと思いますがお世話になり、ありがとうございました。 辞任の経緯ですが、御承知の通り、現在、私は主に児相問題に取り組んでおります。これは子供に関する事で喫緊の課題です。 会の活動方針から外れる事も多くなり、今後はこの児相問題に邁進したいという思いから、辞任の経緯に至りました。

          お知らせ 

          大阪府が上告断念…生後間もない娘が7か月半も「一時保護」府に賠償命じた判決確定へ。

          https://www.mbs.jp/news/kansainews/20230911/GE00052292.shtml 児相による根拠ない一時保護の延長は違法という判決が出され、これが確定しました。 こちらの裁判の地裁判決文はこちらです。

          大阪府が上告断念…生後間もない娘が7か月半も「一時保護」府に賠償命じた判決確定へ。

          児童養護施設、自立支援センター、オンライン見学会に参加しました。

          児童養護施設と言われる自立支援センターのオンライン見学会に参加しました。基本的にはそこで働く事を希望する人の為の求人活動の一つです。私が参加した見学会は、そういった理由ではなくても見学出来るイベントでした。 ここに書く内容はあくまでもその見学会に参加して私が感じた感想です。全ての施設がそうであるとか、批判で書いている訳でない事を前提としてお読み下さい。 見学した施設は12歳から20歳までの高齢児童に特化した自立支援センターと呼ばれる施設でした。 とにかく綺麗な内部で天井は高く

          児童養護施設、自立支援センター、オンライン見学会に参加しました。

          児童相談所に一時保護された子供たちは・・・

          児相問題を扱う中で、児相に一時保護されそのまま児童養護施設に送致されたお子さんたちと話す機会がありました。身元が特定される危険性がありますので、個人に関わる情報はここには書きませんが、そこから見えてきた現実を書きたいと思います。 まず養護施設はホテルではありません。ホテルであるなら集客の為に部屋を綺麗に整え、従業員の対応を親切丁寧にし、サービス向上の為に尽力しなければなりませんが、養護施設はそうした市場競争のただ中にあるわけではなく、ましてや保育所、幼稚園のように親から利用

          児童相談所に一時保護された子供たちは・・・

          「児童虐待防止法」これにより強権力を持った児童相談所。

          児童虐待防止法はもともと浮浪児に対する治安維持を目的に制定された、児童福祉法をより権力的なものに変質させて、国家により強力的な行政措置を取れる法となっています。 この法律の奇妙なところは、第二条では虐待は親がするものと限定しているのに対し、第三条では何人も児童に対し虐待をしてはならないとあります。そしてこの親と限定したところに民法822条にある親の懲戒権と整合性が取れていません。民法822条が容認している体罰を含む懲戒権の態様及び躾と児虐法がいう暴行ないし児童虐待とはどのよ

          「児童虐待防止法」これにより強権力を持った児童相談所。

          児童相談所の誤認保護はなぜ起こる?まずは児相の成り立ちから。

          児童相談所の問題を扱ってきて、一番に思う疑問がこれ(誤認保護)です。私を含め、多くの方は児童相談所という場所は虐待を受けた子供を安全に保護する場所であり、虐待によって亡くなる子供を減らす為に尽力している機関だと漠然と思っていたはずです。しかし、現状の児相では誤認保護による、子供の拉致、親からの引き剥がしが横行しており、これによって何年も子供に会う事すら叶わずに苦しんでいる親子が存在します。なぜ、児相はそんな事になっているのでしょう? 児童相談所の歴史は終戦時、戦災孤児のため

          児童相談所の誤認保護はなぜ起こる?まずは児相の成り立ちから。

          不同意性行為ってなに?

          私はこれを読んだ時に、ちょっとがっかりした。昔、よく林真理子氏の本は読んでいただけに、彼女の男女関係における皮肉っぽい見方や、俯瞰して見る姿勢に少なからず、尊敬もあったから。なのにどうだろう、この事件に関しては全く本質を見ようとしていない。 「勇気ある行動をするきりっとした美人。ネットではハニトラだ、美人局などとヨタ情報と決めつけ、一緒に飲んでるという事はもうOKという事だろうという論調があって驚いた。」とあるけど、そりゃあ就活で来た女性が手酌で飲んで、酔ってトイレで寝込んだ

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          強すぎる自己愛な彼女…

          いろいろTwitter等で語り尽くされてる伊藤詩織氏ですが、唯一、彼女が自分で書いたと言っている著書から、彼女の性格を分析してみたいと思います。でも私個人は精神科医でもないし、全くの素人分析なので、そこは軽く読んで頂きたい😅 彼女の特筆すべき特徴は、その強い自己顕示欲と自己肯定感だと思うのです。著書であるブラックボックスには、これでもかってくらい私は特別!という描写が出てきます。まずは彼女の幼少期のエピから見ていきましょう。 小さい頃から正義感が強いわりには、やんちゃばか

          強すぎる自己愛な彼女…

          中学での入院

          彼女は中学で長期入院をしたとありますが、何年生のいつから入院したのかという記述はなく、退院したのは中学3年にもうすぐなる頃とあります。大体、1年くらいなのかな?と想像させるような書き方ですが、病名や治療方法などはありません。内臓系や怪我なら、特に隠すような事でもないのかな?と思います。そうなると精神的な事なのか?このくらいの年頃だと、自律神経系の病気から不登校になるお子さんは、結構いると思います。彼女はレイプ被害者としてメディアに出てきたわけですが、その叩き台となる本に、なぜ

          中学での入院

          捜査員A氏は伊藤氏の🐶なのか?

          前回、伊藤詩織氏著書に出てくる警察対応、主に捜査員A氏の言動を時系列で伊藤氏が被害届を出すまでを追ってみたのだが、その後も不思議な展開は続く。もうね、笑けてくるくらい不自然な事だらけ。 まず、被害届を受領して、山口氏に任意の聴取に入りたい伊藤氏側なんだけど、山口氏の仕事の関係で居所が掴めない。連絡がつかない事で焦る。で、伊藤氏は山口氏のフェイスブックを見て、A氏に日本にいるみたいだから連絡しろよ!と詰め寄る。警察からフェイスブック通じて連絡しろって。…あの…素人にあれこれ指

          捜査員A氏は伊藤氏の🐶なのか?

          伊藤詩織氏ブラックボックスにおける、警察対応のまとめ。

          現在も係争中である伊藤詩織氏の事件であるが、私がこの事件に興味を持ち、彼女の事件の顛末綴ったブラックボックスを読んだ時に、まず違和感を感じた事は警察の対応だ。私は警察関係者ではないし、事件で警察でお世話になったのは以前、車上荒らしにあった事くらいだ。そんな私の拙い体験を照らしても、こんな捜査員がいるの?と頭の中は???ばかりになった。そこからこれを書いた彼女に対する不信感が芽生えた。で、今回はその警察対応について順を追って整理してみようと思う。ていうか、この本は時系列や人物描

          伊藤詩織氏ブラックボックスにおける、警察対応のまとめ。

          男女の思惑違い。伊藤詩織さん事件に思う事。

          最近、伊藤詩織さんの事件が気になって仕方ない。暇があるとツィッターで関連したツイートをチェックしてしまっている。しかし、元々私はこの事件に興味がそれほどあった訳ではない。週刊新潮の記事も読んでいたし、伊藤さんの記者会見の様子もテレビで見ていたが、なんか知らんが、若いお嬢さんが就職の斡旋をネタに、現政権に近いジャーナリストのオジサンにレイプされちゃったらしい…程度のものだった。私の母は会見の様子を見て、「髪まで薄くなっちゃって、きっとストレスね、可哀想に…」と言っていたが確かに

          男女の思惑違い。伊藤詩織さん事件に思う事。