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2011_ワシントン〜ボストン ドライブ

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ワシントンD.C.からボストンへのドライブ旅。 スミソニアンはもちろん、バーモント州とかマサチューセッツ州まで行くことになるとは。
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ワシントンD.C.:負の歴史に直面した「ホロコースト記念博物館」

ワシントンD.C.:負の歴史に直面した「ホロコースト記念博物館」

正式名称は「アメリカ合衆国ホロコースト記念博物館(United States Holocaust Memorial Museum)」です。
スミソニアンをはじめ、博物館がひしめくワシントンD.C.で、スパイ・ミュージアムの近くにあります。

いまを生きる人間として、「負の世界遺産」にもちゃんと行って悲惨な歴史もしっかり知るべきだと思っているのですが、アウシュビッツは未だに怖くて行けない。
というの

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DC~Bostonドライブ旅(1):急転直下で旅先が決定した2011年の夏旅

DC~Bostonドライブ旅(1):急転直下で旅先が決定した2011年の夏旅

例のごとく、旅友ちゃんと「今年の夏はどこに行こうか会議」を開催するため、地球の歩き方コーナーで待ち合わせをした私たち。

お互いしっかり1週間休みを取るつもりだけど、珍しく2人で地球の歩き方を前にしても、なんか今年はここだ!って場所が見つからないねぇ……と、世界各地の地球の歩き方をパラパラ見ては棚に戻し、を繰り返していた。
世界中行きたいところだらけではあるんだけど、季節的に今じゃないとか、気分的

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DC~Bostonドライブ旅(2):スミソニアン博物館って異常なほど数が多い

DC~Bostonドライブ旅(2):スミソニアン博物館って異常なほど数が多い

夏のワシントンD.C.~ボストン旅、今回はアムトラックとレンタカーで長距離移動をしつつだけど、車移動なら途中のモーテルとかに泊まれるだろうし、飛び込みだとちょっと怖いD.C.とボストンだけホテル予約しておけばいいよね、というゆるゆるプラン。

事前予約が必要なスパイミュージアム(なぜお前も事前予約必要なんだ!となんだか納得いかなかったけど、今回のメインだから仕方ない)と国会議事堂の見学ツアー、アム

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DC~Bostonドライブ旅(3):マジでスパイってこんなんだったの?

DC~Bostonドライブ旅(3):マジでスパイってこんなんだったの?

ワシントンの街はやっぱりアメリカの首都だけあって、コンパクトながらもスーツを来たホワイトカラーとツーリストばっかり。ちなみに、「D.C.」は「コロンビア特別区」ということだそうです。

さてさて。
今回の旅の一番の目的である「スパイミュージアム」は、なぜか事前予約が必要らしく、意外と入場料も高い。このほとんど無料で入れる博物館群のなかで、当時で20ドル近くした気がします。意外と強気だな。

ニュー

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DC~Bostonドライブ旅(4):スミソニアン航空宇宙博物館で贅沢病になる

DC~Bostonドライブ旅(4):スミソニアン航空宇宙博物館で贅沢病になる

スミソニアン博物館群のなかで、ホープダイヤの次に「絶対行かないと!」と思っていた場所が、航空博物館。
本館と別館に分かれていて、別館はバスにのって少し遠出しないといけない。
まぁ、そら本物の飛行機展示してるんだもんね、場所も必要だわな。

なんて軽く考えていたのですが……。

いやいや、ここまで充実しているとは想像もしていなかった!

「まとめてやっつけちゃったほうがいいよね」と、まる1日使って、

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DC~Bostonドライブ旅(5):思った以上にデカいリンカーン先生

DC~Bostonドライブ旅(5):思った以上にデカいリンカーン先生

もはや博物館巡りがメインになりがちなワシントンD.C.ですが(目的の大半はそうだけど)、やっぱりリンカーン記念堂とか、ホワイトハウスとか、国会議事堂とか、アーリントン墓地もしっかり観光。

とりあえず、想像以上にデカかったリンカーン先生に驚愕しました……。
いやいや、こんなにデカいとは思ってもいなかった。
そしてもちろん友人との会話は、お決まりの内容。
「キング牧師のスピーチだね(かの有名な「I

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DC~Bostonドライブ旅(6):ニューヨークを通過してマーク・トゥウェインの家へ

DC~Bostonドライブ旅(6):ニューヨークを通過してマーク・トゥウェインの家へ

いよいよ本格的な移動開始。
でもまずは、長距離列車アムトラックに乗って、ハートフォードという街を目指す。
マーク・トゥウェインの家を見て、そのあとレンタカーをピックアップする予定。
「アムトラックも止まるし、駅にクロークくらいあるでしょ」
なんて軽い気持ちでアムトラックに乗り込む私たち。

ワシントンD.C.からハートフォードは、けっこう遠い。
なにせ、コネチカットやらニューヨークやらを通り越して

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DC~Bostonドライブ旅(7):「地図なしドライブ旅」という縛りプレイ

DC~Bostonドライブ旅(7):「地図なしドライブ旅」という縛りプレイ

ハートフォードでレンタカーを借りて、あんまり役に立ってくれないカーナビに翻弄されつつも、どうにかこうにか約350Kmを駆け抜けバーモント州ストーまでたどり着いた我ら。
生きてるうちにバーモント州に来ることがあるなんて思わなかったよ。
もうすぐそこ、カナダだよ。モントリオールだよ。

ちなみに例のカーナビは、
「目的地まで連れて行ってくれる」
のではなく、
「なんとなく目的地近くまでは連れて行ってく

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DC~Bostonドライブ旅(8):アイス工場見学をパイントアイス片手に参加するお父さん

DC~Bostonドライブ旅(8):アイス工場見学をパイントアイス片手に参加するお父さん

またしても長距離移動タイム。一気に南下してボストンに近づきます。
そしてトラップ・ファミリー・ロッジを出てしばらくしたときに、私たちの目に飛び込んできたひとつの看板。

「Ben & Jerry’s Factory」

え、ベンジェリあんじゃん(どうやら本拠地がバーモント州らしい)。

「いまさ、ベンジェリのファクトリーあったね」
「あった。看板みた」
「寄ろう!」

ということで、Uターンして急

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DC~Bostonドライブ旅(9):この旅でMAX翻弄された街コンコード

DC~Bostonドライブ旅(9):この旅でMAX翻弄された街コンコード

この日までは毎日300Km以上の大移動。
最後のひとふんばりと、まずはマサチューセッツ州コンコードの街に移動して宿を決めるまでが最大のミッション。で、翌日に「若草物語」の著者オルコットの家に行くつもり。
ベンジェリのアイス工場に立ち寄るなど予定外のアクティビティもあったので、コンコードの近くに来た頃は、どっぷり日も暮れていました。

今日はフリーウェイの近くのモーテルでいいよね、なんて話をしていた

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DC~Bostonドライブ旅(10):「若草物語」から「魔女裁判」と振れ幅の広い1日

DC~Bostonドライブ旅(10):「若草物語」から「魔女裁判」と振れ幅の広い1日

朝ご飯を食べたら、雨の中B&Bを出て、歩いてオルコットの家に。ここも家の中はガイドツアーで巡るかたち。

オルコット自身も4人姉妹で、「若草物語」のマーチ家の出来事はこの家が舞台。
やっぱり昔のまま保存されているので、ちょっと床が傾いていたりなどもあるけど(150年以上前だと思うと、十分きれいに残ってる)、末っ子エイミー(本名は違うと思うけど……)の書いた絵やオルコットの書斎などがそのまま残されて

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DC~Bostonドライブ旅(11):ホテルを探せず、ボストンの街を彷徨う私たち

DC~Bostonドライブ旅(11):ホテルを探せず、ボストンの街を彷徨う私たち

セイラムの街を出て、ボストンまではあと200Kmちょっと。
このドライブ旅も終焉に近づく。
毎日300Km以上運転してくれた友人、本当に本当にありがとう!

レンタカーはボストンの空港で返却ですが、まずはホテルにチェックインしなければ。
いつものごとく、フリーウェイでだけは役に立ってくれるカーナビさんに従ってボストンへ向かい、市内に入った瞬間、最後の悲劇。

あ、やっぱりボストン市内はほぼ完全にG

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DC~Bostonドライブ旅(12):ボストン、魅力的すぎるいい街!住みたい!

DC~Bostonドライブ旅(12):ボストン、魅力的すぎるいい街!住みたい!

ボストンに到着したら、何はなくともクラムチャウダー!
ということで、さっそく突撃するは「クインシーマーケット」。
クラムチャウダーには、ミルクベースの「ボストン・クラムチャウダー」と、トマトが入った「マンハッタン・クラムチャウダー」があるのですが、個人的には圧倒的にボストン派。

クインシーマーケットは、「ボストンの台所」とも呼ばれているようで、そりゃもういろいろな美味しそうなものがいっぱい。

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