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【映画】『ゴジラ➖1.0』をIMAXで鑑賞。

【映画】『ゴジラ➖1.0』をIMAXで鑑賞。

『ゴジラー1.0』を観ました。
昨日観た『ナポレオン』に続いて、2日連続IMAXでの映画鑑賞になります。
フランス革命期のヨーロッパから、戦後の日本へと、一気に世界が変わりました。

2016年の『シン・ゴジラ』もそうでしたが、「そんなアホな」ということの連続です。「そんなアホな」ということに対して、大金をかけて真剣に創り上げた素晴らしい作品です。最後は少し涙してしまうシーンもありました。

『シ

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【映画】『ナポレオン』を、IMAXで鑑賞。

【映画】『ナポレオン』を、IMAXで鑑賞。

映画『ナポレオン』を観てきました。
久しぶりの、映画館での鑑賞です。
思い起こせば、2月に観た『タイタニック』以来となります。
『ナポレオン』は、絶対にIMAXで観るべきと言っている人が多かったので、600円追加して観ました。通常価格は2,000円なので、合計2,600円です。映画も高くなったものです。

結果、IMAXで観て正解でした。
評判の通り、戦闘シーンはめちゃくちゃ迫力があって、2時間3

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【映画】是枝裕和(監督)『海よりもまだ深く』

【映画】是枝裕和(監督)『海よりもまだ深く』

韓国の小説『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の中に登場する映画、是枝裕和(監督)『海よりもまだ深く』をAmazonプライムビデオで観ました。
阿部寛さんの出演する映画やドラマに、今のところハズレはありません。
そこに真木よう子さん、小林聡美さん、リリー・フランキーさん、そして樹木希林さんという、私が好きな俳優さんばかりが出演している映画でした。

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」

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【映画】『丘の上の本屋さん』〜本屋さんに行きたくなる映画〜

【映画】『丘の上の本屋さん』〜本屋さんに行きたくなる映画〜

2023年3月3日に劇場公開された、『丘の上の本屋さん』という映画を、Amazon prime Videoで鑑賞しました。この映画は、イタリアとユニセフの共同制作です。
イタリアの映画といえば、『ニュー・シネマ・パラダイス』を思い出すのですが、少しそれと同じような空気感のある映画です。

私も子供の頃に、この映画に出てくるような本屋さんに出会っていれば、人生は大きく変わっていただろうなと思います。

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【映画】『ファウンダー ハンバガー帝国のヒミツ』を鑑賞。

【映画】『ファウンダー ハンバガー帝国のヒミツ』を鑑賞。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』という映画を鑑賞しました。あの有名なハンバーガーチェーン「マクドナルド」の創業者である、レイ・クロックの物語です。と言っても、レイ・クロックって誰?という人も多いかもしれません。実際に最初に「McDonal's」の看板を掲げて、ハンバーガー店を経営をしていたのは、マクドナルド兄弟でした。その後レイ・クロック氏がフランチャイズ化して店舗数を増やしていったので

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【映画】『ONODA一万夜を越えて』〜終戦の日の朝に考える〜

【映画】『ONODA一万夜を越えて』〜終戦の日の朝に考える〜

『ONODA 一万夜を越えて』という、映画を鑑賞しました。この映画は2021年に、フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本合作の作品です。第二次世界大戦中、フィリピンのルバング島に着任し、終戦から29年が経った1974年に日本に帰国した、小野田寛郎さんをモデルした映画です。

1974年といえば私は9歳で、物心がついてから5、6年というところでしょうか。テレビに映り出される小野田さんの姿は、とて

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【映画】『エリン・ブロコビッチ』〜気持ちが良くなる映画〜

【映画】『エリン・ブロコビッチ』〜気持ちが良くなる映画〜

映画『エリン・ブロコビッチ』を、鑑賞しました。
2000年に公開された、ジュリア・ロバーツが主演の映画です。ジュリア・ロバーツといえば私にとっては、1990年に公開された『プリティ・ウーマン』が印象に残っています。リチャード・ギアもめちゃくちゃカッコよかったし、映画の中で流れる、ロイ・オービソンの「オー・プリティ・ウーマン」が最高でした。思い出しただけで脳内にはあのギターのイントロが流れてきます。

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【映画】『戦場のピアニスト』〜ピアニストは凄い〜

【映画】『戦場のピアニスト』〜ピアニストは凄い〜

映画『戦場のピアニスト』を鑑賞しました。戦争映画は、見ていてやはり気が重くなります。そして怖いです。なので私はこれまで、あまり戦争映画は見ないようにしてきました。
『戦場のピアニスト』は、実話を元にした映画ですが、あってはならないシーンの連続です。そして想像していたよりも、ハラハラするシーンの連続でした。最後は、なんとか生き延びてくれと、祈るような気持ちになります。

映画の舞台となるポーランドと

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【映画】『イングリッシ・ペイシェント』〜英語を理解したい〜

【映画】『イングリッシ・ペイシェント』〜英語を理解したい〜

『イングリッシュ・ペイシェント』という映画を観ました。
第二次世界大戦中の北アフリカを舞台にした映画です。大きくは戦争映画というジャンルになるのかも知れませんが、戦闘シーンは殆どありません。どちらかというと、恋愛ドラマの色の方が濃いイメージです。それも、あまり倫理的に好ましくない恋愛です。

外国の映画は日本の映画と違って、登場人物が誰が誰だかわからなくなってしまいます。日本の映画の場合は、出演し

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【映画】『素晴らしきかな、人生』〜真夏に観る、クリスマス映画〜

【映画】『素晴らしきかな、人生』〜真夏に観る、クリスマス映画〜

連日、命の危険を感じる様な猛暑日が続いており、休日はもっぱら部屋の中で読書と映画三昧です。特に最近は、映画鑑賞にハマっています。以前からスマホのメモアプリに、観たい映画のタイトルを入力しておいたのです。その中から今回、『素晴らしきかな、人生』という映画を観ました。

映画が始まって暫くして、この作品はクリスマス映画であることが分かりました。クリスマス映画というジャンルがあるのかどうか知りませんが、

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【映画】7月に観た映画、4作品。〜まだまだ観たい映画がいっぱい〜

【映画】7月に観た映画、4作品。〜まだまだ観たい映画がいっぱい〜

最近、映画はあまり観ていなかったのですが、7月は珍しく4作品を観ました。その理由は、今年の夏の異常な暑さです。あまりに暑すぎて外に出る気になれず、休日はエアコン全開で部屋に篭っていました。読書ばかりだと疲れるので、動画を観ようと思っても、YouTubeも見飽きた感じで、観たいと思うチャンネルが以前よりも少なくなりました。そんなこともあって、スマホのメモアプリに記録している「観たい映画」の中からタイ

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【映画】『エリザベス』〜ヨーロッパの戦争が、日本の戦国時代に影響を与えた可能性〜

【映画】『エリザベス』〜ヨーロッパの戦争が、日本の戦国時代に影響を与えた可能性〜

映画『エリザベス』は1998年の映画です。こういう映画は、世界史を学んでいないと、観てもあまり面白くない映画です。この映画を楽しめるようになっただけでも、世界史を学んで良かったと思えるところです。そして世界史は、日本史とも繋がっているのです。その関係性がわかると、歴史映画も歴史小説も、角度を変えて楽しむ事ができます。

私にとって、この映画の見どころは、イギリス軍がスペインの無敵艦隊と戦う、アルマ

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【映画】『罪の声』〜小説も面白かったが、映画も良かった〜

【映画】『罪の声』〜小説も面白かったが、映画も良かった〜

塩田武士(著)『罪の声』が発売されたのは、2016年ということなので、私が読んだのは多分、6年ほど前のことだと思います。この小説は、1984年に発生した「グリコ森永事件」をモチーフにした物語です。1984年といえば私は19歳で、大阪市内に勤めていたので、身近な事件としてとても印象に残っています。

現実に発生した事件を元にしたフィクションという意味では、時代小説を読んでいるような感覚でもあります。

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【映画】『異動辞令は音楽隊!』〜阿部寛さんが出演する作品は面白い〜

【映画】『異動辞令は音楽隊!』〜阿部寛さんが出演する作品は面白い〜

あれだけYouTubeばかり見ていたのに、最近はどのチャンネルを見ても面白くなくなりました。人間は飽きる生き物で、常に新しい刺激を求めてしまうようです。テレビも相変わらず見たいと思う番組が無いので、何気なくパソコンでAmazonプライムビデオを眺めていると、なぜか『異動辞令は音楽隊!』というタイトルが目に留まりました。

阿部寛さんが警察官の格好をして、ドラムのスティックを持っているキャッチ画像で

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