ちー

わたしとはつまりこれまでの人生のあらすじってこと らしいよ、なるほど

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わたしとはつまりこれまでの人生のあらすじってこと らしいよ、なるほど

記事一覧

①研究室の同期と夜のお散歩

大学生の頃所属していた研究室は拘束時間の縛りが皆無で、個人で実験する方式だったので、各自好きな時間に来て好きなだけ実験して好きな時間に帰っていた。 私は実験がわ…

ちー
7か月前
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天使になりたかった頃

幼稚園の時分、わたしは天使になりたかった。 「家から近いから」という理由で入園が決まったというわたしの幼稚園は、カトリック系キリスト教の私立だった。毎日朝礼のと…

ちー
8か月前
5

頭の中はスクリーン

とりとめのないことをつらつらと考えることが好きだ。考えたことを文字に文章におこして記録する。その時の気持ちを保存して、あとから別の私が読んでヘェとなるその感覚も…

ちー
8か月前
3

今日は徒然なるままに

なんだかまとまらないけど全部ついったらんどに投下してたらスクロールしてもしてもわたしになってしまうようなことをつらつらと考えていたので、ひとつの記事にたくさん詰…

ちー
9か月前
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今日もそのうちいつかの夏

春の終わり頃、会社の後輩ちゃんに「みんなで山に登りに行きましょう!」と誘われた。みんな、とは、お昼を一緒に食べている、私と同じ部署の同期と後輩、隣の部署の後輩ふ…

ちー
9か月前
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ファゴットと出会った話

楽器を始めたきっかけ、色んなところで話したことあるけど、ここにも書いておく。これがわたしのほぼ全て。 出会いは高校生まで遡る。〇〇ちゃんが受けるから、という理由…

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10か月前
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テーマって難しい

〇〇についてしゃーべろ、と思うことが普段そんなにない。わたしは重度のツイ廃なので常にTwitterを見ているが、何かを呟こう!って思っても何もテーマは浮かんでは来ない…

ちー
10か月前
2

再開のおと

久しぶりにnoteを開いた。いまは未曾有の大厄災(Twitterの崩壊)真っ只中で、みんな移住先を探したりTwitterの思い出をつぶやいたりしている。 お友だちがnoteに投稿した…

ちー
10か月前
3

みんなたちのここがすきです悲愴、二楽章

強い女オケの悲愴、二楽章です。 二楽章はオレンジ色ではじまる。 1) 1〜 チェロ 中音域ってなんでこんなつやつやしてるんやろう。すき。最後のグリッサンドかっけー! …

ちー
1年前
1

みんなたちのここがすきです悲愴、一楽章

今週末はいよいよ強い女オケの本番です。 (詳細はリンク) 私は悲愴のファゴット2nd。この席で、みんなたちの演奏を聞いて、みんなたちと一緒に吹いて、あーここすき!っ…

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1年前
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私の百人一首

綺麗ではないが、紙にペンで字を書くのがだいすきである。習字を習っていたので、硬筆もある程度かけるが、楷書や行書よりもオトナが書くなんかオトナっぽい字もすき。 私…

ちー
2年前
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大切にしまっているものたち

とても素敵だった記憶、美しい思い出、それらはとっても輝いていて、今でも心の中にしまってある。 実在の知り合いや友達に話すのはためらわれる。きっとそれは、素敵や美…

ちー
2年前
3

日常の騒音

ひとり暮らしをはじめた。 引っ越してから気づいたが、隣や上下の音がわりと筒抜けな物件であった。そして、向かいのビルに入っているカラオケスタジオや物流基地(?)の作…

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3年前
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デパコスのリップ

百貨店のお化粧品売場で、リップを買ってみた。 化粧してるだけでなんか強くなった気分になるし、それがデパコスのブランドのやつだといつもより強くなれる。 私は今日、…

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3年前
2

優しいけど親切じゃない

私は、優しいけど親切じゃない。 って言ったら、同期に「なにそれ?」って言われた。確かに意味がわからん 優しいって、その場限りで、例えば何らかのミスをしたときに「…

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3年前
1

主人公しかいない

人の話を聞くのが好きだ。 人の話を、他の人から聞くのも好きだ。そうしてそのふたつの、あるいはみっつの話を自分の中で組み合わせて、認識の相違や登場人物の行動に思い…

ちー
3年前
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①研究室の同期と夜のお散歩

大学生の頃所属していた研究室は拘束時間の縛りが皆無で、個人で実験する方式だったので、各自好きな時間に来て好きなだけ実験して好きな時間に帰っていた。

私は実験がわりと好きだったのと、器用でないため実験操作が遅かったのもあり、わりと毎日夜まで残って実験していた。

同じように毎日残っている同期(こちらは操作が早くなんでもてきぱき進めるタイプだったので、単純に実験が好きだったんだと思う)がおり、ふたり

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天使になりたかった頃

幼稚園の時分、わたしは天使になりたかった。

「家から近いから」という理由で入園が決まったというわたしの幼稚園は、カトリック系キリスト教の私立だった。毎日朝礼のときはイエス様やマリア様をテーマにした歌を歌い、お祈りをした。ホールや教室、園庭にはイエス様やマリア様の像が置かれており、帰りのあいさつは「先生さようなら、みなさんさようなら、マリア様さようなら」、ひらがな多めの聖書も配られていた。

そん

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頭の中はスクリーン

とりとめのないことをつらつらと考えることが好きだ。考えたことを文字に文章におこして記録する。その時の気持ちを保存して、あとから別の私が読んでヘェとなるその感覚も好きだ。だからnoteに書き、X(べつにTwitterでも良さそうだがいまXなので…)に投げ、ひとに話して議事録をつくる。

同じことを、違う言葉を使って表現するのがすきだ。昨日は、TLに『「すき」ってどういうすきなのさ?』という問いかけが

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今日は徒然なるままに

なんだかまとまらないけど全部ついったらんどに投下してたらスクロールしてもしてもわたしになってしまうようなことをつらつらと考えていたので、ひとつの記事にたくさん詰め込んでみる。
最近ファンになったTwitterのひとの日記スタイルのまねっこみたくなるけどご容赦ください。

▷今週労働したら短い短いお盆休みだが、今週のうちに片付けるべきことが多すぎて週末にたどり着けるか不安になってきた。明日からは大掃

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今日もそのうちいつかの夏

春の終わり頃、会社の後輩ちゃんに「みんなで山に登りに行きましょう!」と誘われた。みんな、とは、お昼を一緒に食べている、私と同じ部署の同期と後輩、隣の部署の後輩ふたりの女子5人だ。私と同期はスケジュールに空きがあるだけ予定を詰め込むため直近は全く空いておらず、だいぶ先の7月の日曜にしましょう、ということになった。

そこからなんも決めずに放置していたが、知らん間に山登るのは暑いから夏はやめようという

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ファゴットと出会った話

楽器を始めたきっかけ、色んなところで話したことあるけど、ここにも書いておく。これがわたしのほぼ全て。

出会いは高校生まで遡る。〇〇ちゃんが受けるから、という理由で受けた私立高校に、〇〇ちゃんは受かった公立高校に落ちたわたしだけが入学した。〇〇ちゃんがいないその私立高校、わたしは本当に友達をゼロからつくりなおすことになり、そんなの生まれてはじめてレベルだったのでめちゃめちゃ不安だった。

部活紹介

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テーマって難しい

〇〇についてしゃーべろ、と思うことが普段そんなにない。わたしは重度のツイ廃なので常にTwitterを見ているが、何かを呟こう!って思っても何もテーマは浮かんでは来ない。その日あったことやみんなたちが呟いたなかにキーワードを見つけて、そこから思い起こすことをひたすらつぶやいている。
そんなツイ廃がnoteに来たら、何書いたらいいのかわからない。そんなに長く話せるお題もなかなか湧いてこない。みんな何を

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再開のおと

久しぶりにnoteを開いた。いまは未曾有の大厄災(Twitterの崩壊)真っ只中で、みんな移住先を探したりTwitterの思い出をつぶやいたりしている。

お友だちがnoteに投稿したよって言ってたのを聞いて、わたしもnoteにアカウント登録してたのを思い出した。
過去のわたし、意外と文章書いておるな。
文章じょうずの人になりたくて始めたnote。忘れたくないけど、知ってる人に話すには気恥ずかしい

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みんなたちのここがすきです悲愴、二楽章

強い女オケの悲愴、二楽章です。

二楽章はオレンジ色ではじまる。

1) 1〜 チェロ
中音域ってなんでこんなつやつやしてるんやろう。すき。最後のグリッサンドかっけー!

2) 1〜 伴奏のみんなたち
とっても楽しい。背景やるのがこんなに楽しいところはない。

3) 9〜 木管メロディとチェロの裏メロ
木管のさり気なく主役な感じが好きやし、メロディは譲ったけど存在感が半端ないチェロもすき

4)

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みんなたちのここがすきです悲愴、一楽章

今週末はいよいよ強い女オケの本番です。
(詳細はリンク)

私は悲愴のファゴット2nd。この席で、みんなたちの演奏を聞いて、みんなたちと一緒に吹いて、あーここすき!ってところがたくさんできてきた。

終わってほしくないよの気持ちと、みんな聞いて聞いて!私たちのチャイコフスキーとっってもかっこいいよ!!!って大声で自慢したい気持ちがたくさん。

基本的に全部すきなんやけど、聞いててぞくぞくしたり、ス

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私の百人一首

綺麗ではないが、紙にペンで字を書くのがだいすきである。習字を習っていたので、硬筆もある程度かけるが、楷書や行書よりもオトナが書くなんかオトナっぽい字もすき。

私はわりかしツイ廃なので、いいね押したツイートがいつの間にかたまっていって見れなくなったりするのが嫌で

そして字を書くのがだいすきなので

あ、じゃあノートにいいねしたツイートを書いていこう。

と思い、3年ほど前からノートにしたためてい

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大切にしまっているものたち

とても素敵だった記憶、美しい思い出、それらはとっても輝いていて、今でも心の中にしまってある。

実在の知り合いや友達に話すのはためらわれる。きっとそれは、素敵や美しいを共有したくなくて全部私のものであってほしいと願うから。でも、誰かには聞いてほしい。

そんな記憶をいくつか書いていきたい。気が向いたら。備忘録として。

①研究室の同期と夜のお散歩

②中国のあの子に会う旅

③ひとり旅路の北海道

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日常の騒音

ひとり暮らしをはじめた。

引っ越してから気づいたが、隣や上下の音がわりと筒抜けな物件であった。そして、向かいのビルに入っているカラオケスタジオや物流基地(?)の作業音もめちゃくちゃ聞こえてくる。

そういった音がストレスになるほうではないので全然構わないし、ある日突然全て引っ越して周囲から音がしなくなったら私は寝坊して毎日遅刻する。

朝5時ぐらいから、隣の物流基地のシャッターがあいて箱等を積み

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デパコスのリップ

百貨店のお化粧品売場で、リップを買ってみた。

化粧してるだけでなんか強くなった気分になるし、それがデパコスのブランドのやつだといつもより強くなれる。

私は今日、理不尽な怒られにあっても、女子だからって手加減されて悔しく思ったりしても、

マスクの下はデパコスのリップなんやからな!!!

て思うことでどうにか耐えていける。なんなら勝てる気がする。

別に社会人のマナーじゃないよ、

私は私が強く

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優しいけど親切じゃない

私は、優しいけど親切じゃない。

って言ったら、同期に「なにそれ?」って言われた。確かに意味がわからん

優しいって、その場限りで、例えば何らかのミスをしたときに「大丈夫だよ~気にしないで~フォローしといたよ~」って扱うようなもんだと思っている。

手厚いフォローの代わりに、本人のためにはならないのだ。

親切って、後々効くようなもので、ミスをしたときに「なるほど。原因はなんだと思う?次はどう対策

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主人公しかいない

人の話を聞くのが好きだ。

人の話を、他の人から聞くのも好きだ。そうしてそのふたつの、あるいはみっつの話を自分の中で組み合わせて、認識の相違や登場人物の行動に思いを馳せたりする。

なんだか、本を読むのに似ている。

昔読んで印象に残っている本がある。

その本の中では、ふたりの主人公それぞれ視点からの物語、そしてもうひとり、地の文というのか、客観的な文章とみっつの語り口で話が紡がれていた。

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