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心地いい年になりました。

心地いい年になりました。

Spotifyに入会していると、年末に今年特に聴いた曲、アーティストを、まとめてくれる特典がある。
これが結構面白い。
インスタのストーリーに結果を載せている人もいるが、当たり前なのだが、皆んな聴いている曲がバラバラである。
そもそも、11月30日って年末なのか。一年なんてあっという間だから、12月なんて一瞬で終わるんだろうな。一瞬で終わって、早く暖かくなって、桜が咲く季節になって欲しいところだが

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同じ時代を生きていた

同じ時代を生きていた

1997年、私は生まれた。

25年の人生を振り返ると、いつでも、好きな音楽がそばにいた。

先日、くるりのライブに行ってきました。

くるりのライブは初参戦、そもそも1人でライブ参戦すること自体が初めて、という緊張感、加えて仙台日帰り、行き帰りは高速運転、というハードスケジュールにも関わらず、この日は私にとって大切な1日となった。

『愛の太陽』発売記念のツアーのため、セトリは新曲多め。
一曲目

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春の風が吹いている

春の風が吹いている

【春風】春の日に吹く穏やかな風。
(goo辞書より引用)

今年は、ここ岩手県でも入学式シーズンには桜が咲き、中には半袖Tシャツに身を包む人もちらほら見かける。

春。雪が溶け、花が咲き、就職、進学など新生活の幕開けの季節。
お気に入りのブラウスを1枚で着ることができる暖かさ。
路面の雪がいつしか消え、ブーツではなくスニーカーで颯爽と歩くことができる。
新クラスで周りと打ち解

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君のプレイリスト 寒い日にはココアを飲みながら

君のプレイリスト 寒い日にはココアを飲みながら

冬は嫌いだ。
そもそも、寒いのが苦手。
暑さより、寒さの方が耐え難い。
寒いと何も起こる気にならない。

しかし、東北の冬の寒さは、文明の発達が著しいにも関わらず、一般市民の生活に重くのしかかる。
雪かきをしなければ歩く道すら作れないし、電車は雪や吹雪の影響ですぐ運休になるし、氷点下を下回るのが当たり前だ。

冬が嫌い。
でも、東北民としてこの寒さに共存しなくてはならない。少なくとも、あと半年は。

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歴史 私を作り上げた音楽たち part 2

歴史 私を作り上げた音楽たち part 2

初代ケータイで撮影した、あまりにもぼやけ過ぎているイルミネーションの写真を添えて。

多忙というわけではない。
しかし、やることはまあまあたくさんあった。
それが一瞬落ち着いたので、初心に返り、また投稿を再開します。

本題の前に、近況報告。
①元気です。
②元気だけど、口内炎やたまに眩暈あり。野菜不足が関係しているかも。
③バナナとヨーグルトばかり食べている。
④東北の寒さに、すでに耐えられない

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歴史 私を作り上げた音楽たち part1

歴史 私を作り上げた音楽たち part1

私が音楽好きになったのはいつからだろうか。
そして、どんな音楽に生かされ、成り立ってきたのだろうか。

近年、BRUTUSあたりでよくある企画『あの人が好きな音楽、映画、本』。
音楽はこの世にいくつも存在するが、メジャーと言われるものは一握りで、しかし雑誌に掲載されている彼らの好きな音楽は聴いたこともないアーティストばかり。
その中に『Beatles』『Queen』『松任谷由美』『サザンオールスタ

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自分を奮い立たせるプレイリスト

自分を奮い立たせるプレイリスト

趣味は音楽鑑賞です、に付け加えたい。
オリジナルのプレイリストを作ることです、と。

以前、夜のドライブ、夏のきらめきと、プレイリストを紹介してきたが、今回は《自分を奮い立たせるプレイリスト》。

越えられない壁に直面したとき、悔しい失敗をしたとき、自分たるんでるな、と惨めに感じるとき。

そんな風に、いけてないシーンなんて、しょっちゅうある。
そんな時に、前回の『落ち込んだときにやることリスト』

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君のプレイリスト 夏の陣

君のプレイリスト 夏の陣

夏を目一杯楽しむことが苦手な人間であるが、夏を楽しみたいという気持ちは強い、これでも。
海に行きたいし(泳ぐより黄昏る派)花火もやりたいし(打ち上げ花火より手持ち花火派。そもそも花火大会の人混みが苦手。花火鑑賞ならyoutubeで事足りる)サンダル履いてペディキュア見せたいし(足に汗疱ができ、皮膚科の先生にサンダルを禁止されたがそれでも履きたいお年頃)夏の歌を車でガンガン流しながらドライブしたい。

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マジックアワーは思い出ライブラリーに蔵書しましょう

マジックアワーは思い出ライブラリーに蔵書しましょう

iPhoneの機能に驚かされることってないですか?私はあります。

学生の頃は、写真にとことんこだわっていた。
撮るのも、整理するのも。
友達、好きな芸能人、とフォルダ分けは当たり前で、カフェのご飯や内装をインスタグラマーの如くせっせと撮影、Snowの自撮りは当たり前。今日の出来事をインスタにアップする。ストーリーもほぼ毎日投稿する。

しかし、歳を取れば、疲れるよな。
そもそも、かわいくて、おし

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君のプレイリスト

君のプレイリスト

バブル全盛期の男性は、好きな人のために、流行りのラブソングの弾き語りをカセットテープに録音していた、という話を聞いたことがある。

さすがに、そのようなことはしないが、いつか好きな人と一緒に聴けるように、と、Apple musicでオリジナルのプレイリストを作成している。
これが、けっこう楽しい。

曲は本当に様々。
流行りのVaundyや藤井風、昔からファンのaiko、星野源、マイナーではあるが

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君のプレイリスト・改

君のプレイリスト・改

プレイリストは日々更新する。
そのときの気分で聴く音楽は変わる。
新しい生活。新しい季節。新しい恋。
何かの節目には、音楽はつきものだ。
今回は、みどり苑プレゼンツ《夜のドライブで聴きたいプレイリスト》を紹介したい。

このプレイリストにはテーマがある。
ドライブ、といっても何かに解放されるが如くはしゃぎながら、ノリで車を走らせ、朝方には海に着く、といった爽やかさより、隣にいる人のことを静かに思い

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ナイトオンザプラネット 時間よ止まれが原動力となる

ナイトオンザプラネット 時間よ止まれが原動力となる

昨日観た映画の余韻がすごい。
頭の中で、絶えず、クリープハイプの『ナイトオンザプラネット』が流れている。
良い映画には良い音楽がつきものだ。
例えば、ジョゼと虎と魚たちと、くるり。
例えば、横道世之介と、アジカン。
(原作も、映画も、主題歌も、大好き。愛しているのかもしれない)
ちょっと思い出しただけとクリープハイプもまた見事にマッチングしていた。

それもそのはず、この曲、映画のストーリーに要所

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不思議 なんで好きなんだろうと悩むのは不毛である

不思議 なんで好きなんだろうと悩むのは不毛である

不思議 / 星野源
星野源のストレートなタイトルセンスが好きだ。
知らない、恋、ドラえもん、、、
こちらのタイトルも、まあ、捻りのないこと。
しかし、歌詞の言い回しはちょっとおしゃれで、それが星野源の魅力なのかな、と。

極上のラブソングである。
要約すると、

恋は不思議

ってこと。
ええ、、、まとめすぎじゃない?

"ただ"で読み取れる、星野源流 恋の在り方この曲ではあるワードが前半によく出

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君を待ってる 《Base Ball Bear short hair PV 聖地巡礼の旅》後編

君を待ってる 《Base Ball Bear short hair PV 聖地巡礼の旅》後編

前回のあらすじ。
ベボベのPVと同じ世界を味わいたい一心で、岩手から千葉の九十九里浜へ、遥々たどり着いた筆者。
近所の親切な方に、砂浜へ行ってみるよう教えてもらう。そこで見た景色とは、、、。

言われた通り真っ直ぐ進むと、そこに広がるのは、水平線。

ベボベの『不思議な夜』で、朝焼けを『青と紅茶色が混ざり合う』といった表現をしているが、まさにこれ。いや、この時点で夕方なのだが、はっきりオレンジとも

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