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Base Ball Bear 『天使だったじゃないか』 に寄せて
2月末に Base Ball Bear の Mini Album『天使だったじゃないか』がリリースされてから、繰り返し繰り返し聴いては、「天使だったじゃないか」ってどういうことだろう、と考えていた。今、ぼんやりと辿りついた答え、というか感触のようなものを記しておこうと思う。
「天使だったじゃないか」
それは、人生がひとつの物語に回収されてしまう前の混沌と雑然に対する賛美なのではないだろうか。
本
凛として時雨 × syrup16g @ 渋谷公会堂→ the telephones 「mirror ball has come -season2-」 @ 代官山UNIT (2024年4月7日)
2024年4月7日、晴れて暖かく桜も満開の日曜日、久しぶりにライブをはしごした。
まずは、凛として時雨と syrup16g のツーマンを見に渋谷公会堂に行く。新しくなった渋谷公会堂に行くのは今回が初めて。綺麗な施設だった。ライブハウスと違いドリンク代がないので、自販機でペットボトル飲料を買う。
ライブは凛として時雨からスタート。
音楽で世界を創造するというのはこういうことか、と思い知らされる緻
MY BEST ALBUMS OF 2023
□「Camera Obscura」People In The Box
□「PILGRIM」LOSTAGE
□「luminous」ART-SCHOOL
□「石のような自由」家主
□「Bilk」Bilk
□「This Stupid World」Yo La Tengo
□「HOLLOWGALLOW」dip
□「感覚は道標」くるり
□「Hadsel」Beirut
□「花降る空
KINOSHITA NIGHT 2023
KINOSHITA NIGHT 2023
2023年10月15日(日)@ Zepp DiverCity Tokyo
木下理樹の45歳生誕祭として開催された「KINOSHITA NIGHT 2023」に、
ART-SCHOOL・syrup16g ・POLYSICS という UKP所属の同世代激濃厚バンドが大集結。2000年代初頭からこの3バンドを聴いていた世代にとっては、2023年にこの対バンを目
UNDER THE COUNTER ONEMAN LIVE 「 Hello, Today 」 感想
2023年10月7日、渋谷LUSHで開催された UNDER THE COUNTER の ワンマンライブ 「 Hello, Today 」 に行ってきた。
2013年に解散した UNDER THE COUNTER の、10年ぶりの一夜限りのライブ。(オリジナルメンバーでのライブは13年ぶり)。発表されたときは、なんだか信じられない気持ちだったが、すぐに、これはなんとしても行かなければいけないや
syrup16g Tour 20th Anniversary “Live Hell-See” 感想
syrup16g Tour 20th Anniversary “Live Hell-See” が、2023年6月1日から7月13日まで全10箇所で開催された。
2003年にリリースされた 4th Album『HELL-SEE』の20周年を記念して開催されたこのツアーでは、当時と同じように本編は『HELL-SEE』をアルバムの曲順のまま15曲演奏するというスタイルで行われた。
そのため、次にどの曲
最近聴いた音楽(2023年5月〜6月)
□「Break In」 New Dad
□「Flimsier」King Krule
□「ÁTTA」Sigur Rós
□「ひみつスタジオ」スピッツ
□「e o」cero
□「どこだっていい」曽我部恵一
□「シュガー」極東飯店
□「自由」tofubeats
□「Camera Obscura」People In The Box
□「luminous」ART-SCHOOL
□「きかいにおまかせ」家主
□
People In The Box 『Camera Obscura』 (2023年5月リリース - 8th Album)
バランスが変わった。
それが『Camera Obscura』を聴いた後、最初に抱いた感触だった。
2023年5月、約4年ぶりにリリースされた People In The Box(以下「ピープル」) の 8th Album『Camera Obscure』。
このアルバムは、寓話と隠喩によって強烈に現実を炙り出してきたこれまでの People In The Box の作品とは少し感触が異なる。今作に
HARD TO EXPLAIN
部屋を掃除していたら、2006年のフジロックでストロークスを見たときの走り書きが出てきた。今読み返すと文章は稚拙だが、あのときの熱を少し思い出したので、ここに載せて残しておこうと思う。
HARD TO EXPLAIN - ジュリアン・カサブランカスという光 -
今年の夏、初めて THE STROKES を体験した。2001年に『IS THIS IT』がリリースされたときから THE STROK