マガジンのカバー画像

自分語り

8
つぶやき、独り言、自分語り。真面目に過去と向き合ったり好き勝手に哲学してみたり。主に自分について書いた記事。
運営しているクリエイター

記事一覧

春にして君を離れ ── 答えは『勇気』の中にある

春にして君を離れ ── 答えは『勇気』の中にある

以下の続き。答えとは、ここに書いた『どう生きていくか』の答えのこと。↓

不思議なことに、文字通りの家出を決行してから数日後、答えを出すための二つの手がかりに気づいた。

一つは前の記事にコメントをくれた方がいて、その方の言葉が私の心に浸透したことによる。同じ感覚を持つ人、同じ経験を持つ人、がこの世には確実に存在している、と強く実感できた。そして今後行く道をしっかり見定めるために全力を注ごう、と力

もっとみる
今後の人生、どうやって生きればいいのか。

今後の人生、どうやって生きればいいのか。

人の意識は、志向性(Intentionalität)を持つ。

私の場合、この言葉のとおり自分の内部に何が在るか、そこへ意識が強く向く。ゆえに、如何ともし難いこの強い志向性に従って、このnoteで自己分析を徹底して続けてしまった。
まだHSS型HSPとギフテッドの関係についてまとめてみたくはあるものの、ひと通りの自己探求シリーズは完結した。そして……

自己分析を続けた結果

今ひどい「うつ」に苛

もっとみる
私が自己探求を続ける理由③─違和感の正体

私が自己探求を続ける理由③─違和感の正体

私の中にあったもの(違和感)

このシリーズを書き始めてから、どんどん「うつ」が表面化してしまい実生活に支障をきたすほどになった。いやはや。今メンタルが安定期にあるから、と高を括って書き始めたのにまるで誤算だった。だけど続けたからこその成果はあったと思う。

↓前の記事

①は外面的な違いの要素を子供時代から振り返って書いた。②は、アダルトチルドレンとして苦しみながら生きた二十代の出来事を中心に内

もっとみる
つぶやき:孤独との対峙(ある意味自己紹介的な?)

つぶやき:孤独との対峙(ある意味自己紹介的な?)

書きたい記事の下書きがたくさんある。例えばMBTIに関するものとか、もう少しでアップできるものもある。……でも、またその合間を縫ってどうしても吐き出したい気持ちがあり、今日はつぶやきとしてこれを書く。日記や雑記のような感じ。

先回の実存的うつのように、あまり明るい内容とは言えない。いつも前向きな気分でいたい人は読まないでほしい。人生にはカフカの言葉が必要だ……! みたいなタイプの人には大丈夫(笑

もっとみる
私が自己探求を続ける理由② ─独自の精神パワー

私が自己探求を続ける理由② ─独自の精神パワー

人生の折り返し地点はとっくに過ぎている。それでも私は自分が何者なのか探りたい。笑われてもいい。笑われるだろう。でも探りたい。
なぜなら子供の頃からずっと感じている「周りと何かがすごく違っている」という違和感が、人生の成熟期を迎えた自覚がある今もなお色濃く残っているからだ。若い世代が探している自分に貼りたい特別な人というラベルとは違うのだが、側から見ると同じに見えるだろう。それでもいい。長年かけて生

もっとみる
『読まれる』と『読まれない』の意識バランス

『読まれる』と『読まれない』の意識バランス

『書く』の意味

私にとって『書く』とは何だろう?という記事を以前書いたことをふと思い出した。自分にとっての『書く』の意味を突き詰めていくと『息をすることの次に自然なこと』という結論になってしまう。今改めて考えてみてもやはり同じだなぁとなる。

『人は女に生まれるのではない、女になるのだ』の名言で知られる作家のシモーヌ・ド・ボーヴォワールは文章で何かを表現するということは私が生きることの意味そのも

もっとみる
つぶやき:「実存的うつ」の話

つぶやき:「実存的うつ」の話

今書きたいトピックが複数ありどれも下書き状態だけれど、今日はその合間を縫って少しのつぶやきを(少しといっても5,000文字超えてる)。

今はメンタルが安定している。周期的にいってそうなのと、人生のフェーズとしても、色々なことに挑戦してきたせいで自己肯定感が上がり、過度の承認欲求なんかもないし、誰かと共感話をしたいわけでもない。メタ認知を使うとほぼどんなことも解決できるから、その手法を最大限に活用

もっとみる
私が自己探求を続ける理由①―子供時代

私が自己探求を続ける理由①―子供時代

「生きづらい」という言葉が簡単に聞こえてくる世の中になった。情報化社会により個人の感覚や意見が別の個人へと大きな声で届くように変化してきたと思う。私が子供の頃の時代から比較すると、生きづらさを抱える当事者の存在が社会の中で浮き彫りになり、当事者のみならずメンター側からの発信者が増えたことで対処法への到達もずいぶん容易くなった。時代の流れを感じる。

生きづらい人。私もそのうちの一人だった。
ただ、

もっとみる