光潤 景

作家志望です。皆さんの心に残る作品をしたためたいと思い、日々皆さんの笑顔の為、精進して…

光潤 景

作家志望です。皆さんの心に残る作品をしたためたいと思い、日々皆さんの笑顔の為、精進しておりますので、応援して下さい。

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  • 撃走通勤戦線

    近未来小説「撃走通勤戦線」の総括です。

最近の記事

「悪魔」とは何か Ⅳ

Ⅳからお読み下さっている方へ。  Ⅰでは、何故か「悪魔」と言う言葉を世界中が知っていると言う事実を述べました。  Ⅱでは、その知っているはずの「悪魔」について、誰も、その中身を知らないと言う事をお伝えしました。  Ⅲでは、今でも「悪魔」が行っている事実の片りんを知らせました。  そして、このⅣでは、悪魔がⅢで行うべく事実の延長を、もう少し別の視点から考えてみたいと思います。  悪魔が神の存在を曖昧にしなければならないもうひとつの理由は、その悪魔はやがて滅ぼされる事を自分で

    • 「悪魔」とは何か Ⅲ 

       Ⅲからお読み下さっている方へ。  「悪魔」の存在は、私の単なる主観や憶測や妄想ではない事をお知らせしたく、引き続き掲載しております。  「悪魔なんてどうでも良い」と思われるかもしれませんが、現実にも未来にも、この悪魔の存在が私達に大きく関わってくるので、その点、御考慮頂きたいと思います。  Ⅰでは「悪魔」と言う言葉、悪魔の理解的定義について、その悪魔と言う言葉の存在をすべての人が知っている理由を考えてみました。  Ⅱでは、なのに、なぜ「人は」悪魔に対してはっきりとした

      • 「悪魔」とは何か Ⅱ

         Ⅱからお読み下さっている方へ。    通信社の記事は「砂漠の井戸堀り」スタイルが前提となっています。ですが、苦労して掘っても水脈に辿り付かない場合もあるので、そこは何分(なにぶん)お許し下さい。できるだけわかりやすくとは思うのですが、荒筆故、留意読破を宜しくお願い致します。  それでは『「悪魔」とは何か Ⅰ』の続きです。  では、なぜ、人はその悪魔に対して、今ハッキリとした認識を持つ事が出来ないのであろうか。何故人は悪魔の定義付けが曖昧で苦手なのであろうか。そもそも悪魔の

        • 「悪魔」とは何か Ⅰ

          ― 真実(本当の事)は、主に主観的(個人の意見)では用いられず、客観的確証と現実によって成り立っていると言う事実は承知の上だが、あえて、客観的意味を含む、主観的な見解でこの通信社を成り立たせようと個人的に考えている。(暴虐であろうか)しかるに、この世界に、密かに隠されている真実を、主観的に述べ伝え、砂漠で井戸を掘り当てる様に潤いを与える事が出来れば、私の目的は達成される事となる。この世界の砂漠化を阻止するには是非とも井戸が必要ではなかろうか。ー  「悪魔」とは何か。簡単に考

        「悪魔」とは何か Ⅳ

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        • 撃走通勤戦線
          1本

        記事

          存在とは何か

           子供みたいな事言うな。 と怒られるかもしれないが、存在とは何だろう。  世の中は存在している。世の中にある宇宙は存在している、宇宙と呼ばれる広大な存在の中に、人の住みかである惑星、それは地球と呼ばれているが、それも勿論存在している。その地球には、人の存在が可能な環境が存在している。そして、それら存在の中に、人が、人として存在している。そして、これら現象を確認しているのも、その中に存在している人である。考えてみれば不思議で不可解な話だが、これら存在は現実であり間違いはない。

          存在とは何か

          流行操舵

           世界と言う大海原は、いつも何かに向かって進路を調整しながら、時代の流れと言う、わずかな軌跡を残し、前も見えず、闇雲の中、疾走し続けているのだと思う。誰も先を見てはいないし見る事も出来ていない。  無限の可能性は、人の食指をことごとく刺激し、これは良い、と思える容器に向かい、その時にそれを取り入れる事を切望し続け、方向を、更に確かなものとして自分達の進路を押し進めている。  やがてその容器は満たされ、それ以上の許容が許されず飽和になると、世界はまた別の容器を模索し舳先を進

          「真実通信社」

           この「通信社」も10回程度となってしまった。正直言って、大した記事ではない。  しかし、事実が真実を語っているとは限らない、と感じる私としては、今後も綴る意味があるのでは、と勝手な思いに駆られてしまう。  この世界には、嘘と真実が有り、それらが折り重なって時代の流れと言う歴史が生きている人々の心理や感情を重ね、ゆっくりと隆起し、世界を形作っているのだと思う。なるべく真実だけに関わる方が良いに決まっているのだが、人生にはある時、嘘も貴重品の様に必要な場合があるかも知れない。

          「真実通信社」

          年金破綻

           あれこれなんとか今まで生かされて来たが、法治国家であるこの国から、公的年金と言うモノをもらえる年齢になってしまった。面倒な手続きと、各種規約に縛られた国からの、お恵み頂戴である。   もちろん自分が支払った一定額を取り戻し、さらに、それ以上は、現役世代から強引に受け取る制度なのだが、これも、私自身、いつまで命が有り、生きていて、受給する事が出来るのか、年金を収益と考えると、制度そのものは、生涯をかけた国家レベルでの合法的賭博。一種の「かけ」の様なものだ。  一般的に多く

          寓話Ⅱ(平等な賃金)

           昔昔、あるところに大きなぶどう園を持っている主人がいました。主人は収穫の為の労務者を雇いに、朝一番で市場に出かけて行きました。そこにはすでに仕事を待っている人達がいたので、一日一万の約束をして、自分のぶどう園に行かせました。雇われた人達は安心してこう言いました。 「朝早く来ていて良かった。これで今日一日分の賃金にありつける」  暫くして、主人がぶどう園に行ってみると、彼らは一生懸命働いていました。 「このまま一日で収穫作業は終わるに違いない」 でも主人は考えました(市場

          寓話Ⅱ(平等な賃金)

          幽霊とは何か・・

           幽霊を見たことのある人はそんなに多くは無いとは思うが、皆、実は見ていても気づいていないだけなのかも知れない。幽霊を見た人にはそれが幽霊だと言う認識を持てるから「幽霊を見た」と他人に語る事が出来るのだが、幽霊を見てはいても、それが幽霊だとわからなければ自覚が無く、自分の中でも「でたぁ~」と言う問題定義とはならないだろう。それは極普通の景色で、その人は幽霊を見過ごしている事になる。  そう言った意味で自分の事を考えると「私は見た事はある」つまり、それを、幽霊と認識し確認する体

          幽霊とは何か・・

          基幹産業肥大Ⅱ(忘れられる2030年宣言)

           自動車そのものの在り方についてだが、一般的に語られている事は事実でもあり、そうでもない。私達はそれを見極めなければならない。私達の考えが賢明でない場合、某国の様な政府によるEV施策に踊らされ、多額の出費と、紛然たる未来を味わう事になるかも知れないからである。  今更ながら、少し前の話になるが2030年カーボンの撃滅確実とも受け止められる身勝手な宣言は、ひとつの目安ではあって決定された出来事ではない事は明白。そもそもそれが本当に可能なのか?この2022、2023年の現段階で

          基幹産業肥大Ⅱ(忘れられる2030年宣言)

          寓話Ⅰ(風の吹く街)

           ある所に静かな街がありました。人口はそんなに多くはありませんでしたが、街としての機能が十分に満たされていて、不安も不満も無く、人々は平和に暮らしていました。財政もそんなに潤沢ではありませんでしたが、皆、仕事を持ち、貧乏でもなく、お互いがお互いを羨む事もありません。一日を仕事に費やし、勤労の喜びを味わいながら繰り返される平和に満ちた明日の為、おのおの家庭で心ゆくまま休息し、健やかな生活を心得ていたからです。しかもそれは皆それぞれ、お互いの為でした。  市長は賢明な判断で言

          寓話Ⅰ(風の吹く街)

          クリック詐欺まがい

           一昔、ふた昔前と比較すると世の中ずいぶんと電子化が進んできたものだ。社会全体風潮として、もはや物理的なお金、小銭が不要な世界が構築されつつある。皆、誰もが所有していた財布が不要な世界。所有維持料金の低価格化による尊大な携帯電話普及率。小学生から御高齢にまで、その端末によって蝕まれている人間社会。その社会は電子社会として成り立ち、もはや、人としての必須アイテムとなりつつある。そして、その、シンプルなワンクリックを悪用した勧誘手法が、これからも主流を果たして行く事は必至であろう

          クリック詐欺まがい

          金は国家の廻りモノ

           結局、国家は社会のどこからでもお金を移動させる事は可能なのである。例えば、国営放送視聴料についても、それだけが独り歩きして、廃止だの値下げだと騒がれてはいるが、他で徴収されている諸税の中に、比率として入れ込めば、国営放送料徴収廃止を実現したとしても、放送局存続における財政収入に問題は無い。予算消化法案を国営放送へも回る様に仕組みを作り直し、可決すれば簡単に実現する事になる。国営放送と言う徴収肩書から、無理矢理に結論を引っ張り出そうとするから、議論が生じるわけで、もっと頭を使

          金は国家の廻りモノ

          誇大広告教

           何にせよ「宣伝」と言うコミュニケーションには絶大な効果がある。販売商品を持つ企業は、今の時代、その商品イメージに合う何等かの材料を、ネットや電波で、少しでも多くの時間、多くの地域に放出する事により、商品イメージ確定の為のコマーシャル活動を行う。とにかく商品は、人々に良い意味で知ってもらえる事が無ければ、まず売れる事は無い。  世界は広い。この広大な世界の中で、いかに自分達が押し進めたい事柄をインパクトさせるのか?それが成功のカギとなる。うまく世界を開かせれば、作戦は成功し、

          誇大広告教

          基幹産業肥大 Ⅰ

           時代は確かに変わりつつある。同時に代わりつつもある。将来的時代をどう見るか?どう見れるのか?目先を考えながら中長期的見解が重要な未来を決めてしまう事は明白。その来るべき時代等は、誰にもわかるはずがないが、それをわかったフリをして組織を振り回すのが現在のトップ達の仕事でもある。手堅く行くのか、勝負するのか、一先ずは何もしない様子見なのか?程度の差はあれども、いずれにしてもなんらかの決断を下す必要に迫られるのも、トップ達の重く苦しい責任でもある。彼らには胃薬と霊媒師達が必要であ

          基幹産業肥大 Ⅰ