みみずく

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「水曜日のダウンタウン」のインタレスティングたけしと、「不適切にも程がある」の働き方回

水曜日のダウンタウンでのインタレスティングたけしの会。 事の発端は、昨年ドッキリ企画で、インタケがドッキリにかかる役として、出演したこと。 その際に、吃音がひどいインタケの様子がテレビで流れ、吃音協会がテレビで吃音をネタにしたことを問題視した。 それを受けて、インタケの思いと、番組制作陣の思いを伝えるべく、再度出演があった。 その中では、インタケは芸人であること。芸人だからこそ、コンプレックスを武器にするという救いがあること、そもそもインタケが芸人でありたいのだからそれを

    • LIGHT HOUSEが見れない理由

      佐久間さんがプロデュースし、若林さんと星野源がトークする番組、ライトハウス。 オードリーのANNをずっと聞いていて、佐久間さんのANNに至っては、アルピーANN「ヘラクレス選手権」への出演時から欠かさず聞いている私のためのような企画(※)なのに、あんまり面白いと思えなかった、むしろモヤモヤするところが多かった。 正直にいえば、1.5倍速にして、飛ばしながら見た。 それはなんでなのだろうか、ということをずっと考えている。答えは出ないが、仮説はいくつか出すことができる。 仮

      • 刺激ジャンキー分析

        世の中には2種類の人間がいる。刺激ジャンキーと安定保守だ。(アルピーANNジングル風) 私は完全に安定保守である。 刺激ジャンキーは、毎回の食事で新しいものを食べようとする。旅行に行ったらチェーン店には入らない。仕事でも新しいことをしたいと言っている。 安定保守は、常に同じ行動を繰り返す。休日は毎週同じサイクルで、出張に行ってもチェーン店に入る。 この違いを考えてみたい。 前提として、人は動物なので、基本的にパブロフの犬と同じだ。自分が知っているものにしか欲望はできな

        • ジャッジされたくない病。

          ジャッジされたくない。心から。 ジャッジされるようなことができない。 多分自己評価が低くて、プライドが高いんだろう。 ペーパーテストは人のジャッジと思わないから出来る。 水泳も人のジャッジではないからできる。 レポートや、論文や、仕事は、人のジャッジだ。 途端にできない。 自分が無能で辛い。無能すぎて死にたい。

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          自分以外のキャラになれない病気

          私は自分のデフォルトのキャラ以外が出来ない。 恥ずかしくなってしまうからだ。 周りのみんなのように、真面目な場で真面目に話すこともできないし、2次会のカラオケで馬鹿になってはしゃぐことも出来ない。 お昼ご飯を食べながら、そこそこ真面目に何かを語り、5-10分に一回、少しだけちょける。このキャラ以外ができないのだ。 例えば、 上司との数ヶ月に一度の面談で、真面目に将来を語られたりすると、ニヤニヤしながら「どうしたんすか、急に」などと言わずにはいられない。 2次会のカラオケで

          自分以外のキャラになれない病気

          根拠を説明しないで煙にまく

          「AはBだ」と言うのであれば、(それが言葉の定義でない限り)その根拠を聞かせてほしい。多くの人がこう思うのだろう。だけど実際には、「AはBだ。なぜなら〜だからだ。」の形式の根拠でなくても、「AはBだ。例えば〜だ。」でも良いし、「AはBだ。今まで〜だった。」でも根拠として捉えてしまうところがある。それをうまく利用している言説が多いように思うのだ。 「AはBだ。」の後に何か続けばそれだけで説得力が増してしまう、という悲しい現象が起きている。なぜなら私たちは厳密にはなんの根拠も正確

          根拠を説明しないで煙にまく

          「好きなことで繋がろう」はマクドナルドだ。

          僕は「好き」というのはとても高貴で崇高なものだと思っている。 世界に自分たった一人だとしても「これが好きだ」からやるというような行為のことだと。 そんな「好き」を人と繋がるために使ってしまうと、崇高だった「好き」が社会の中で自分の居場所を見つけるという目的のための手段に成り下がってしまう。 一度成り下がると、そこに他者がいなくなったときに、もはやその行為を続けられないのではないか。 そういう経験が僕にはたくさんある。 たとえば、高校時代にパズドラというスマホゲームが流行っ

          「好きなことで繋がろう」はマクドナルドだ。

          「あいつ無能すぎてムカつく」と発言する人への反論

          会社でものすごく仕事ができると言われている人がいる。めちゃくちゃ信頼されていて、いろんな事案を相談されている。仕事がとてもできるのだが、少しだけキレやすいという側面もある人だ。 そんな彼がとある打ち合わせの後「あいつら無能すぎてムカつく」と一緒に出席していた同僚を指して言っていた。私は出席していなかったので、私に言われたわけではない、はず。 「無能だからムカつく」と発言するのは、どうなんだろうか。 とてもモヤモヤしたので少し反論してみることにした。 思いつく論点としては二

          「あいつ無能すぎてムカつく」と発言する人への反論

          どうして電話を多用するのか。

          私は新入社員である。働き始めて驚くことは多々あるが、中でも大きな驚きの一つは電話を多用し重宝する文化が残っていることだ。 あるとき上司に、「初対面の人にメールした後は電話したほうがいいよ」と言われた。「なんでですか?」と問うと、「そういうもんだから。しないと失礼だよ。」と言われた。 どちらかというと電話をすることの方が失礼なのではないか、と思ったし、世の中ではひろゆきとかホリエモンとかが仕切りに「電話は自由な時に見れないから不要」というようなことを言いまくっているような感覚

          どうして電話を多用するのか。

          仕事を休む時にメールの自動応答設定をするのが恥ずかしい。

          私は新入社員である。今年の4月に入社し、6月に配属されたばかりで、ほとんど何もわからないまま仕事をしている。いや仕事を覚えている。 そんな状態の中、先日配属されてから初めて、有給を消化した。 で、休みの日に上司からLINEが入った。「次からでいいけど、休む時は自動応答設定してね」と。そのLINEにはすぐに「はい!すみません!」と返したものの、いやでもさぁ〜というモヤモヤが少しあったので、ここで描いて発散をしたい。 上司や得意先の人などが休む時には、メールで『本日お休みをい

          仕事を休む時にメールの自動応答設定をするのが恥ずかしい。

          私もいつか自分の人生で「たりなさ」を肯定したい。

          たりないふたりが解散した。 12年間の漫才の集大成であり、2人の生き様芸人の40年の爆発のようでもあった。 人生をぶつけられると、こちらもまだ短い人生を思い返してしまった。余韻の最中何も手につかない1日の隙間時間にずっと見ていたTwitterの感想も、ほとんど人生を語っていた。 思い返すと、これまでで一番影響を受けた(これからも受けるだろうけど)のはたりないふたりだった。 当時中学1年の頃に、不毛な議論を聞いていたのがきっかけで「たりないふたり」を見て、若林さんの魅力にハマり

          私もいつか自分の人生で「たりなさ」を肯定したい。

          日向坂ヒット祈願生配信に対する心配

          めちゃくちゃ忙しい中で、チアダンスの練習して生配信で披露したメンバーの頑張りは本当に感動した。 失敗とか関係なくその努力とパフォーマンスは褒め称えれてほしい。でもとてもモヤモヤもした。それを書きたい。 みーぱんが数日前に体調崩して休業し、そのみーぱんの代わりに(前から体調崩してて、それに気づいてたんだろうな)アクロバットを担当したから、どうしても成功したかったおたけと影の気持ち。ダンス中に溢れ出てしまうおたけの涙。語り出すと想いと涙が止まらないカゲ。 本当に多忙の中、バク転

          日向坂ヒット祈願生配信に対する心配

          ファッションネガティブ

          アメトーークで吉住が「生きづらい芸人」をプレゼンしていた。 世は傷つけない笑いの時代の真っ只中、性格の悪い自分は人を傷つける笑いしかできない。さらに自分の言ったことに後から自分で傷ついてしまって生きづらい、と。 その生きづらい芸人の中で「あの時、道を間違っていなければ」をトークテーマとして挙げていた。吉住が語る「あの時、道を間違っていなければ」にとても共感を覚えた。以下発言引用。 「私中学ぐらいまでは結構元気でフワちゃんぐらい明るかったんですよ。なのに、高校ぐらいでアメトーー

          ファッションネガティブ

          ギガボディと不毛な議論と佐久間さんと。

          水曜日の深夜ラジオが凄かった。 リアルタイムで聞かなかったことの後悔し、聞いていたら感情が乱高下して寝られなかっただろうなと想像する。 まず、『うしろシティ星のギガボディ』が終わってしまう。ラジオスターアルピーとテレビスターハライチに挟まれたうしろシティという構図だったけど、思い返されるSPWはめちゃくちゃ面白かったし、普段の放送でも毎回ちゃんとフリートークがあって、しかも仕事の話ではなくて日常の話が多くて、親近感が一番強くて、だからこそクラウドファンディングがあればお金を

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          長濱ねるの言葉の紡ぎ方

          長濱ねるの言葉の紡ぎ方がとても好きだ。繊細で愛を感じる。 今月のダヴィンチのエッセイもとても素晴らしかった。朝起きてラーメンを食べるまでの間に、過去の回想がふら〜っと侵入してきて、うとうとしている感じがそのまんま伝わってきた。 どうかエッセイだけはなんらかの形で書き続けて欲しいと思っている。 最近、言語化するということが持て囃されてる。twitterで言語化と検索してみると言語化することが正義だと思ってしまう。 「書くことは世界と刺し違えること」というのは作家の藤沢周の言葉

          長濱ねるの言葉の紡ぎ方

          2020/01/11~17見たものと聞いたものと読んだもの

          2020/01/11 月曜 朝ご飯と共に、『日向坂で会いましょう』。相変わらず面白いとかわいいを高速に行ったり来たりする。朝見ることで最高の月曜日のスタートになるのでおすすめしたい。 『乃木坂工事中』最近とても久保史緒里にハマっている。今日も久保史緒里を画面の中に探して見ていた。 『ここ曲がったら櫻坂』段ボールに入ってしまうやつを考えた人に表彰状を差し上げたい。 『麒麟が来る』松永久秀の喚き散らす切腹に「かっけぇ!!」と思わず声が出た。松永久秀の平蜘蛛が十兵衛に覚悟を迫る時

          2020/01/11~17見たものと聞いたものと読んだもの