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アートと表現の学校へ行ってみた ①受講理由

アートと表現の講座を受けることにした。

知人から面白いから行ってみない?と誘われて、かなり悩んだ末に行くことにした。

今までは、学校に行ったり絵を習うのはなにか違うと思って、そういったものには関心もなく、学ぼうという気持ちはなかった。

正確にいえば、独学で、本などを少し読んでみたりしたことはあったけれど、どれも途中で投げ出してしまい、続かなかった。

そんな自分が、なぜ学ぼうと思ったか、学校に行ってみようと思ったのか…

その一つは、絵を描くことに対して、このままじゃいけないのではないかという焦りや不安、自信のなさを感じていたことが挙げられる。

もう一つは、ここ数年、描くことについて、描く気が起きない、描きたいものがない…という、モチベーションの低下や行き詰まりを感じて過ごしていた。そして、それが解消されないことに焦りを感じ、もともと絵を学んだこと、習ったことがないという、こともコンプレックスや煮詰まりの原因なのかと思い、ここから抜け出すために、学んだり教わるのも一つの手かも…と思ったということが挙げられる。

ただ、習うことへの抵抗や迷い、学生時代にいい思い出のなかった、美術教育への根強い不信感があったり、学ぶことによって、型にハマった、つまらない絵になってしまうのではないか…という危惧があったりもして、受講するかどうか多いに迷った。

迷いに迷った結果、行ってみなければわからない、行かないとずっと行った方が良かったのかどうかわからないままだ、経験体験して、結果合わなかったら仕方がないし、それも行ってみないとわからない、という考えに至り、最終的には受講することにした。

ただし、今回受講する講座は、技術的なことやテクニックを学ぶ…という、絵を描いたり表現することの実践的なものを学ぶような講座ではなく、表現するとはどういうことなのか?アートとはなんなのか?ということを、経験未経験問わず、絵を描くことやアートに無縁な人へも向けて、講義とワークショップを通じて理解を深める…と言った内容の講座内容だ。

それも今回受けてみようと思った動機の一つで、気軽さというか、敷居が低い気がしたというのがある。

ただ、学生時代以来ぶりの、他人の講義を聞くという機会や、見知らぬ人の中で、集団でなにかをやったりすることは不安や苦手意識もあり、その上、学生時代の美術教育でのトラウマから、先生や教える、教わるということについて、斜に構えた意識や、人にものを教える先生という立場の人への不信感というものも拭えず残ってもいる。

そんな、渾然一体となったまとまらない思考のなか、〆切も近かったこともあり、半分思い切って、賭けのような形で飛び込んだ、受講を決めたという経緯が、受講初日までにあったうえでの、先日の初日があった。

②へ続く

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